オンライン英会話の体験レッスンをしてサービス比較してみました
こんにちは、まさ@アラフィフです。
昨年から始めてみようと思っていた「オンライン英会話」ですが、やっと重い腰を上げて今月から挑戦を始めました。
実は昨年末に法人会員で「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話の会員にはなっていたんですよね。しかし、10ヶ月も放置していていたという状況でした。(放置しすぎ)
ただ、今年度に入ってからいよいよ仕事で英語を使うことが避けられない状況となり、必要に迫られるようにオンライン英会話を始めてみました。
そして2回ほどネイティブキャンプのレッスンを受けたところで、他のオンライン英会話はどうなんだろうと調べてみたところ、色々と特色を持ったサービスが多数あることを知りました。
また、ネイティブキャンプは「ライトプラン」という契約だったんですが、このプランは1回のレッスンが550円で週2回くらいであればいいんですが、週3回以上レッスンするんであれば月額契約の方がコスパがいいんですよね。
ということで、この2週間位いろいろなオンライン英会話サービスの体験レッスンを受けて比較していました。
最終的にどのサービスを利用するかは今月中に決める予定ですが、せっかくなので私が体験したサービスについて比較してシェアしたいと思います。
レッスンを体験したオンライン英会話サービスについて
私が体験したオンライン英会話サービスは以下の4つです。(ネイティブキャンプを除く)
他にもたくさんのサービスがありますが、今回この4つのサービスを体験した理由として大きく2点ありました。1点目はネイティブではない第二言語として英語を扱う講師を中心としたサービスしていること、2点目はコストが業界最安値クラスであることです。
1点目については、私が仕事で会話する外国の方は東南アジアの方が中心なのでネイティブには特にこだわりはありませんでした。2点目のコストについては、1日1回のレッスン受講で大体月6,000円~8,000円程度が業界最安値のレンジなので、そこから始めてみたいなという思いがあり選択しました。
では、それぞれのサービスの体験レッスンを受けてみての感想やそのサービスの特徴について、次から書いてみたいと思います。
レッスン回数無制限の「ネイティブキャンプ」
まずは「ネイティブキャンプ」のサービスの特徴からご紹介します。
今すぐレッスンで予約が不要
レッスン回数は無制限
世界120国以上の講師が在籍(ネイティブ除く)
「今すぐレッスン」というのは、自分がレッスンをしたいタイミングで空いている講師がいたら、その場でレッスンを依頼して受講が出来るシステムです。ちょっとした隙間時間を見つけて外国人と会話したい方はよいシステムですね。
このシステムを知って最初の感じたことは、タイミングによっては講師の予定もあるので25分のレッスンは受けられないんじゃないかという点です。これについてはその通りで、レッスン予定がある講師については短時間でのレッスンになることの注意がされた上での受講になります。
次に「レッスン回数無制限」ですが、通常のオンライン英会話サービスは1日1回がレッスンの上限なので「ネイティブキャンプ」の最大の特徴になります。時間があれば月50回でも100回でも受けられますので、正にコスパ最強です。
一方で、レッスンの時間を前もって決めたり特定のお気に入りの講師を予約をしたい場合は「コイン」を購入しなければならず、別料金となります。フィリピンの講師の方で大体100コイン(およそ200円程度)必要になるので、予約を取って心の準備をしてレッスンを受けたい方には少しマイナスポイントかもしれませんね。
私は実際にフィリピンとインドの方のレッスンを合計3回受講してみましたが、(評価の高い講師の方を選んだからなのか)よい講師の方が多かったです。一方で、音声や回線品質については個人宅でレッスンをしている方が多いせいか1部の講師の方で途中で回線が途切れたりしました。ここは致し方ないのかもしれません。
教材については丁寧に作られている感覚を受けましたが、講師の方の進め方のスキルに左右されるかなと言う印象をうけました。その理由としては、ネイティブキャンプは結構教材を忠実に利用してレッスンを進めるので、流してどんどん進めてしまう人とじっくり説明して進める人とでレッスンの質が左右されるかなと感じたんですよね。この点は、自分と合う講師を多く見つけることでカバーする必要がありそうです。
教材が丁寧で分かりやすい「レアジョブ」
2つ目のサービスは「レアジョブ」です。サービスの特徴は以下の通りです。
厳選されたフィリピン人講師によるレッスン
日本語表記も豊富で分かりやすい教材
受講後のレッスンレポートが丁寧
レアジョブは体験レッスンを申し込むと2回のレッスンと1回のカウンセリングが受けられます。私の場合、1回目は自動的に日本人講師が選任されて日本語50%、英語50%の割合いでレッスンを受けました。
2回目のレッスンはフィリピンの男性の講師の方を選択。体調が悪そうであまり笑わない方でしたが、細かい発音や表現の指摘をしてもらいました。
この2回のレッスンを受けて感じたことは、上にもある通り教材の分かりやすさでしたね。教材のいたるところで英語と日本語が並列して表記されているので、初心者には理解の助けになって非常に助かります。また、教材の内容は流れがとても自然で講師の説明がなくても読み物としても十分理解できます。これには驚きました。
またレッスンレポートにはレッスンでの受講者の評価やその理由、またレッスン中に指摘した表現などが記録されていました。評価は少し甘いかなとも思いましたが(笑)、フィードバックも丁寧だなと感じました。
レアジョブは他のサービスと違って、日常会話のコースだとビジネス英語のレッスンが受けられない(別プランでコストも高い)デメリットがありますが、まずは日常英会話からスタートしたい初心者の方にとっては最適ではないでしょうか。
有料アプリと録音機能が無料の「DMM英会話」
3つ目のサービス「DMM英会話」です。サービスの特徴は以下の通りです。
120ヵ国以上の講師が在籍
有料アプリ「iKnow!」が無料で利用できる
レッスンの録音機能を無料で提供
DMM英会話はレッスンの予約段階から「フリートーク」か「コースレッスン」かと選択します。コースレッスンの教材はそこまでガチガチではなく、講師が授業をする上でのツールという感覚を持ちました。
一方で「Dairy News」というコース教材はまさに旬のニュースを素材にした教材で、中上級者の会話練習にはよさそうです。早くこうした教材を使って流暢に英語を話したいなぁと感じましたね。
あとコースレッスンの教材ですが、レアジョブと比べて日本語の量は少ないです。意図的にそうしているかもしれませんが、初心者は事前にテキストを予習して分からない単語を調べておいた方が、スムーズにレッスンを受けられると思いました。(後日訂正)
DMM英会話の教材は最初は翻訳機能がOFFにされていて、日本語の量が少ないことが分かりました。翻訳機能をONにすることで英語と日本語が併記されるので、初心者にも安心です。
有料アプリのiKnow!に関してはまだ試していませんが、どうやら英単語や英語のセンテンス問題が出てそれを解く学習アプリみたいです。(レッスン教材に登場する単語などもiKnow!と連携されていそうな気がします)
月額1510円するサービスですが、DMM英会話を契約すると無料のようです。
また、録音機能も特徴の1つです。もちろんパソコンについている録音アプリを使えば同じようなことが出来ますが、そうした手間がなくレッスンの音声を受講後に聞けるもの復習にいいですね。
予習・複数もサポートする「Kimini英会話」
最後に4つ目のサービス「Kimini英会話」です。サービスの特徴は以下の通りです。
教材が共有され、学校の授業を受けるようなレッスン
各コースで予習と復習の素材(ペーパーや動画)が用意されている
教育学部の学士(大学卒業)を取得したフィリピン人講師が多数在籍
Kimini英会話ですが、他の3つのサービスと比べる後発で2017年からスタートしたオンライン英会話で、サービス元はあの「学研」です。
「学研」ということもあり、どこかしら教材が「学習塾」の教材のようで内容はしっかりしています。また、このサービスはコースを選択したら順番に単元を受講しなければいけない点も、どこか学校や学習塾っぽいです。
そして実際に体験レッスンを受けてみてまず感じた点ですが、なんとレッスン中に共有される教材についてペンなどで講師が手書きできるんですよね。なので、今どこを読んでいるかが分かるようにアンダーラインを引いてくれたりします。また、チャットボックスを積極的に使う方が多いみたいです。(私が受けた講師もそうでした)
講師の方ですが、講師一覧を細かく見ていると色々なキャリアの方を揃えているというよりも、大学の教育学部(初等/中等教育)を卒業した方が非常に多く、指導歴も豊富な方が多いです。一方で、様々なキャリアを積んだ多種多様な講師と会話したい方が少しもの足りないかもなぁと思いました。
あともう1点感じたことですが、私が選択した講師の方はおそらく事務所でレッスンをしていたんですが、他のレッスン中の方の声が後ろの方で聞こえたり、まさに画面の後ろで人がうろうろしてたりするのが見えます。(笑)
このあたりを気にする方は避けた方がいいかもしれないなぁと思いました。(ちなみに私はそれ程気になりませんでした)
Kimini英会話は個人的には英語初心者の方やお子さんが利用してみると良いかもしれないと感じましたね。
4つのサービスを比較してみると
以上4つのサービスをご紹介しましたが、私の独断と偏見も混ざった比較は以下の通りです。(クリックすると大きく表示されます)
特に講師と教材の質については私見が多分に含まれていますので、あくまで参考として頂き、ぜひ体験レッスンを受けてみてご自身でも判断していただければと思います。
また黄色の部分は特色のある個所を表していますが、数が多いからと言って自分に合うとは限りません。どれを重要視にするかがポイントなので、体験レッスンを受けながら自分がどれを大事にしているのか探してもらえればと思います。
さぁ、私はどのサービスを選ぼうかな
4つのサービスの体験レッスンをして今どのサービスを利用してみようか検討中ですが、金額もどこまで高くないので始めてみて合わなければ別のサービスに乗り換えるのもそれ程苦ではないですよね。
そう考えると、あまり悩まずに始めろよってことなんですが、やはり人間というもの複数選択肢が並んでいると、悩みたくなる生き物なので困ったものです。(単なる私の性格なのかもしれませんが)
ということで、どのサービスを選択したかについてはまた別の記事で書きたいと思います。今回の比較がオンライン英会話を始めてみたいと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。
以上「オンライン英会話の体験レッスンをしてサービス比較してみました」でした。
それでは、また。
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