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モーニング娘'21のニューシングル(12/8リリース)をアラフィフが紹介してみる

こんにちは、まさ@アラフィフです。

モーニング娘。’21のニューシングル、「Teenage Solution/よしよししてほしいの/ビートの惑星」がトリプルA面で12月8日にリリースされます。1年ぶりの待ちに待ったシングルリリースです。

「いや〜、モーニング娘。なんてオワコンでしょ?」って思われているかも知れない30代、40代、50代の皆さんにあらためて彼女たちを見てほしいと思い、今回記事でこのニューシングルをご紹介したいと思います。

ちなみに先日記事にもしましたが、メンバーの佐藤優樹さんのラストシングルにもなるこの3曲、全ての曲で佐藤さんがフューチャーされています。

ニューシングルでも佐藤さんのその存在感の強さに圧倒されますが、一方で後輩メンバーの成長も著しくて未来を感じさせます。よろしければ、今回ご紹介する3曲で確認してみてください。

ビートの惑星

まず1曲めは「ビートの惑星」です。
昨夜にミュージックビデオ(MV)が公開されましたが、半日で再生数が17万回再生を突破しました。ノリノリでポップなディスコチューンです。

作詞はハロプロ中心に作詞活動をされている児玉雨子さん、作曲は嵐を始めとして日本アーティストへ様々な曲を提供しているErik Lidbomさんとmiwaflowerさんのコンビです。そのせいか、部分部分でジャニーズっぽさがある曲です。

児玉さんの書いた詞の一節に、

誰だって初めて 人生
生きる意味は作っちゃえばいいね
ここ今 君の君のステージ
モーニング娘'21「ビートの惑星」

と言う歌詞があるんですが、「人生意味なんて無いかも知れないけど、意味なんて自分で作ってしまえばいいじゃん!」って究極のポジティブワードですよね。この先の見えない世の中で、この曲を聞いて勇気づけられる人はたくさんいるんじゃないかなと思います。

そしてこのミュージックビデオのキーワードは「多幸感」です。彼女たちの笑顔で全てが救われるような気にさせる、そんな曲とMVに仕上がっていますので、是非是非1度見てみてください。

よしよししてほしいの

次に2曲目は「よしよししてほしいの」です。
タイトルからしてアイドルっぽい可愛い系の曲かと思いきや、つんく♂さん作詞作曲のEDMが強くかかった曲に仕上がっています。編曲は大久保薫さんです。大久保薫さんは、ハロプロ以外にもナオト・インティライミさんとタッグを組んで編曲していたり、私でも知っている「魔法先生ネギマ!」などTVアニメの曲も多数携わっている有名な方です。

曲の雰囲気は2010年代前半のEDMを取り入れた走りのモーニング娘。の雰囲気も感じさせる曲調で、昔のゲームのような効果音や久保田利伸(古い!)の曲のような軽快な掛け声がイントロに混ざってくるなんてこともあり、アラフィフとしてはなぜか懐かしくなる部分が多くあります。

MVではピンクを基調に佐藤さんのセクシーな口唇のアップがある一方で、メンバー同士で頭を撫で合う可愛いダンスや修学旅行の記念写真のようなショットもあり、(いい意味で)変態的なMVに仕上がっているなぁと感じました。

そして注目の歌詞ですが、

笑顔が私の 防御ですから
返事が良いのも 防御ですから
優等生なのも 防御ですから
みんなそれぞれに 防御があるんでしょうが
本音を話すと なんかその後ぐったり
脱力感が 残る・・・
モーニング娘'21「よしよししてほしいの」

と言う2番の一節に繰り返し登場する「防御」と言う言葉がとても印象的でした。

嫌われないように、敵をつくらないように笑顔やいい返事や優等生の演じて「防御」をするんだけども、時に本音を言って周りから良い顔をされずに疲れてしまう人ってたくさんいますよね。

「防御」することは社会の中で生きる上での処世術ではあるんですが、時には本音を言わなきゃならないことがあって、やはり本音を言うと感情が強く動くんでぐったりしてしまう人に「よくやったね」と寄り添ってくれる、そんな曲だなぁと思いました。

Teenage Solution

最後の曲は「Teenage Solution」です。この曲は一番最初にYoutubeで公開されて、もう少しで200回再生を越えそうな勢いです。

この曲も作詞作曲はつんく♂さんで、編曲は平田祥一郎さんです。平田祥一郎さんはハロプロで本当にたくさんの曲を作曲、編曲していますが、世間的にとてもよく知られている曲は、SMAPの「Dear WOMAN」だったりします。

この曲は楽曲もいいんですが、ミュージックビデオが素晴らしいです。ディレクターは今村繁さんと言う方でハロプロのMVもいくつか担当されている方ではありますが、今回のMVはその中でもピカイチだと思いました。

一例ですが、曲がストリングスをふんだんに使った緊張感のある曲なので、MVも曲のサビの部分が少し薄暗くて、また雷のような光の点滅を効果的に使ったりして雰囲気を出しています。

また、曲の冒頭の部分で1つのカメラで移動しながら撮影することで、映画のような臨場感を出していたりします。

あとはこの曲のサムネイルにもある通り、佐藤さんの表情が素晴らしいです。卒業前の最後のシングルとして、「最後に最高を持ってきたな!」と言う感じさえ受け取れます。本人にしては珍しく緊張もしたそうですが、彼女の心意気が伺えた素晴らしい曲だと思います。

後輩メンバーの成長が素晴らしい

以上3曲を紹介しましたが、今回のニューシングルは冒頭に書いた通り佐藤さんの卒業と言う面もあってフューチャーされていますが、後輩メンバーの成長もところどころに楽しめます。

特にこれまでは9期の譜久村さん、10期の佐藤さん、11期の小田さんと言う3名が歌唱の中心にいたんですが、今回の3曲では比較的歌割りが分散しているのが特徴的です。佐藤さんの卒業後にはさらにバランスが崩れると思いますし、誰がその空いたところを埋めるのかが本当に楽しみでなりません。

「モーニング娘。21」は14人もいるんで誰が誰だか分からないとは思いますが、もし今回のミュージックビデオで気になったメンバーがもし入れば、調べて見て欲しいなぁと思います。

以上、「モーニング娘'21のニューシングル(12/8リリース)をアラフィフが紹介してみる」でした。

今日も長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。週2回以上を目標に様々なテーマでエッセイや体験談を書いていますので、またご訪問ください。

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