「手紙」をもらった話。
施術に来ていただいているお客様からの紹介で、生まれてはじめてコンサートに行ってきました。
慣れない場にいくというのはそれが例え招待されたところであっても同じで、とにかく落ち着かない助けてって感じでした。
独立してからはや半月が経ち、慣れたのか慣れてないのかわからないまま今日を迎えています。
個人事業主特有の手続き関係の洗礼を受けながら現実と非現実の間を言ったりきたりしています。
今月は現実的にも感覚的にも変化の大きい月で、意識と無意識の擦り合わせを出来事を通してやってるようなそんな気持ちです。
新たな環境の移行期として宙ぶらりんな感覚を味わっています。
自身との対話を強化し、よりらしく生きていくための内観も進めており、若干の乱高下を挟みつつ今に至ります。
そんなタイミングで今回参加してきたコンサート。
招待なんてされたことがないのでドキドキしながらいってきました。
感想はとにかく刺さったというか、楽しかったです。
音楽は好きでよく聞いてますが、生で聞くのはまた違った感じがありました。
歌が響いたのはそうなんですが、会場の雰囲気というか構造?がよくて、落ち着くなぁなどと思ってました。
今思え場演劇場だとか、大きいホールとか、ああいう雰囲気のところは昔からすきだったなと。
映画館とかプラネタリウムとか。
最近「場」にまつわる素敵体験をしたこともあり、どうやら僕は「建物」そのものが好きらしい。
重厚感があるというかコンサート会場特有の「音」が循環する構造でもあるんですかね?
聞いたことある曲から知らない曲まで盛りだくさんでしたが、どうやら「知ってるかどうか」はあんまり関係がないみたいでした。
今でこそ「歌詞」に注目することも増えましたが昔は「自分が知っているかどうか」のみが基準で、それ以外のものは見向きもしなかった。
シャンソンとかボサノバというものは言葉としては知っていても実際に聞くことはあんまりなく、調べることも今が初めてというくらいです。
でも普段聞いているものより感情的な表現が特徴だったり、曲が作られた経緯がその内容から受け取れるなど「感性」に深く響くようなそんなものが多かったです。
曲が作られた時代や意図がなんであれ、歌い手によってその色が変わっても成立してしまうところがまた魅力なのかなと素人ながらに思いました。
まるで「手紙」のようだと思いました。
大事に込められた想いが聞いている人たちの心に届くような、とても情緒のある時間だったと思います。
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