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フワッとしたやりたいことを前に進める方法

こんにちは。まさです。

前回は、自分がデザイナーになろうと思ったきっかけについて簡単に書きました。ですが、簡単に書けるようになったのはつい最近で、1,2年前の自分にはできないことでした。

なんとなく実現したいこと、大事にしたいこと、好きなことはあるけども、「具体的にどんなことがしたいの?」と聞かれるといつもしどろもどろで「うーんと、そのー」な状態になってしまいました。結果、あんまり他人に理解してもらえないことが多かったです。

なので、今回は、なんとなくやりたいテーマがあるけどもやもやしてる人に向けて、

やりたいことを前に進める方法

について書こうと思います。


やりたいことを人に話すのって、苦しい

やりたいことを進めるためには、月並みですが、「自分のやりたいことを他人に積極的に話すこと」が、まず重要かなと思います。

ただ、本当に大事なのはここからでして。

ふわふわしたことを人に話すのって苦しいんですよ。自分の中でもよく決まっていないことを他人の目に晒さないといけないんですから。

しかも、そういう話をすると、ダメ出ししてきたり、批判的な質問してきたり、全然違うアドバイスとかしてくる人達がウヨウヨ出てきます。いろんなことを言われます。凹みます。

そして、言われること自体よりもつらいのが、自分がいろんな人の意見や批判・否定に振り回されてしまうことです。

私は結構人の意見を気にしてしまうタイプだったので、「最初からデザイナーとしての働き口見つければいいじゃん。なんで学校行くの?」とか言われると、「うっ」ってなって、毎回悩んでました笑

なので、自分の経験をもとに、せっかく出てきたやりたいことの芽を守りつつ、大きく成長させていくために重要なことをまとめてみました。


1.まずは肯定的に聞いてくれそうな人に話してみる

誰に話すかで自分の話って変わります。本当に。ある人に話した時はダメかもって思った話が、別の人に話したら、どんどん膨らんでいって、アイデアが溢れんばかりに出てくる、ということがよくあります。最初のふわふわした段階では特に。なので、最初は自分の話を肯定的に聞いてくれる人に話すといいです。

もしそういう人が周りにいなかったら、自分のしたいことをどんなにまとまってなくてもいいので、手書きでノートに書きなぐる、というのもありです。書いてると気づくことって結構あります。


2.批判的な人に話す時は、相手のアドバイスよりも反応に注目する

とはいえ、前に進めていく上では、時に批判的な人に話す必要もあるでしょう。批判を受けること自体は、何かを高めるのに重要ですしね。自分のやりたいことを話せば、善意で聞いてくださる方ほどアドバイスをたくさんくれると思います。

でも、残念ながら、アドバイスってあんまり役立たないことが多いんですよね。それが真っ当なアドバイスだったとしても。

なぜかというと、相手の立場を深く理解してその人が本当に必要としているアドバイスができる人なんて、殆どいないからです(私もできません)。大体のアドバイスは、一般論やその人の経験上で得たもので、どんなに正しくても自分がその通り動けるかはまた別なんですよね。もちろん、とっても役立つ助言をしてくださる方もいましたが。

批判的な人と話す時に注目しておくべきは、アドバイスよりもむしろ、自分の話をした時の相手の反応です。相手の反応を見ることで、自分のどの言葉が理解してもらいやすくて、どの言葉がわかってもらえないか、どんな例を出すと納得してもらえるかを把握することができます。また、話していくうちに余計な部分が削られていったり、わかりやすい表現が見つかったりします。

でも、ずっと批判され続けると自信がなくなってくので、そういう時はまた肯定的な人に聞いてもらってくださいね。


3.最終的には「熱」を感じるかを大事にする

1と2では、自分の話を膨らませたり削ぎ落としたりする方法について書きましたが、本来、やりたいことをやる時に、具体性とか根拠とかはそんなに大事じゃないと思うんです。人を説得する時に飾りとしてつければいい程度で。それよりも遥かに大事なことは、情熱だと思います。情熱は応援してくれる人を増やすからです。具体的な話ができると理解者は増えるかもしれませんが、その人達が応援してくれるとは限りません。

でも、何に熱を感じるか、どんな時にしっくりくるかって自分でもわかんないですよね。それに関しては、私の経験した限りでは、自分の過去の経験などを手がかりに探り続けるしかないのかなって思います。

それって時間がかかるんです。行ったり来たりするから、自分でもイライラするし。でも、逆に言えば、情熱を感じるものを探すのは、時間をかけていいことだと思います。しっくりくるものがわかるまでやりたいことがコロコロ変わってもいいと思いますし、いろいろ探した末原点に戻る、ということもよくあると思います。ちなみに私は、飲食とか空間設計とかブライダルとかコンサルとかコーチングとか、いろんな分野を考え右往左往した末に、デザインの領域に辿り着きました。


以上がやりたいことを前に進める際、大事だと思うことです。もちろん、私の経験則が多分に入ってますし、「ガンガン批判やアドバイス欲しい!!もっとちょうだい!!!」という人もいるかもしれません。ただ、一番言いたかったことは、「一見自分も他人もよくわからないやりたいことも、肯定的な人と出会ったり、ちょっと形を変えるだけで、変わっていく」ってことなんです。せっかくちょっとでも出てきたことがあるなら、ぜひ大事にはぐくんで頂きたいなと。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

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