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プロとアマチュアの違い(ついでにジャンキー)の話 #仕事論 #eスポーツ #プロゲーマー

プロゲーマーになりたいだの、甘いこと言うなだの言う前にこれを読むべし。

アマチュアでプロなジャンキーとしてオレとオマエが握手できたら最高だよね。という話をします。

こいつ何いってんだと思ってもまあ読んでください。

こいつ何いってんだと思ったらむしろ読んでください。


プロになりたいの?

≒お金もらって何かしたいの?

プロといえば、いわゆるプロチームに所属して、お金を貰ってゲームをする人たちのことをいうことが多いと考えます。

そもそもプロって何?

プロフェッショナルの略なのは知っている人は多いだろうし、そうなんだろうなくらいは簡単に想像できるでしょう。

言葉としては、profession(専門的な仕事)に従事する人、ということでProfessional。

仕事として、お金をもらって従事するというイメージにほとんど合うものです。

「俺、ズボン下ろしのプロだからね」

ところで、小学校時代を思い出してください。
クラスメイトに背後から這い寄り、ズボンを下ろして

被害者「おい!!」
犯人「ざまあみろ」

とゲラゲラ笑っていませんでしたか。
(やんごとなき小学生時代を過ごした諸氏につきましては、そのような遊びを行う民族がいるのだなあ、とイメージだけお願いします。)

そして、「俺、ズボン下ろしのプロだからね」と高らかに捨て台詞を吐いて復讐から逃げていましたね。

さて、この自称プロはお金をもらっていたでしょうか?もらっていませんね?

そう、プロは名乗ることができるのです。

そのプロは、プロのもうひとつの面

「専門家として、高い技術、能力を持って、高品質の仕事を行う」

という意味もあります。

専門家は自称でよい。
この意味では、収入を伴うか否かは問わないわけです。

件のプロ小学生については、ズボン下ろしの面において、いかにバレず、いかに驚かせることができるか、いかにシラけないタイミングで下ろすか、ということを研究し尽くして行動を起こす。そこらへんの小学生が思いつきでいたずらするのとはレベルが違う。

これは正に、プロフェッショナルの仕事であったのです。

つまりプロって

1.お金をもらって仕事をしている人。仕事をする上での権利を持っているとも言える。

2.高い技術にて他とは一線を画する、突き詰める人。

の意味があり、それぞれ被らなくてもいいし、被ってもよい。

スポーツでいうプロリーグ戦に参加するには、プロとしてその業界のお墨付きを貰わねばなりませんね。そういう権利的なところもあり、お金が発生するわけですね。

技術としてフツウであったとしてもお金をもらっていればプロ(それでもお金が発生するとすれば専門的かつ初心者より高い技術のはず)。

もちろん超高度技術、超希少分野にてつきつめ、コイツすげぇ!と賞賛を得るのもプロ。

対してアマチュアは?

プロについて定義を曖昧にしたところで(おい)、アマチュアについての話です。

アマチュアは、愛好家です。

何かを、収入目的でなく、好きでやっている人たち。

お金をもらっていないゲーマーは、おおよそアマチュアゲーマーということになりますね。

(モチベ上がらないだの、文句たらたらいいながらやっている勢も一部いますが、結局好きなんです。正直になりなさい。)

純粋な「好き」でやっているという、精神面での意味合いが強いのであります。

アマチュアを単に素人という人もいいますが、技術的に未熟なものは特にそう言われます。超高度技術をもつプロからしたらそうなのかもしれませんが、シロートよばわりするようなプロは嫌いです。


おっと?アマチュアなプロってのもありですね?

純粋な好き、の気持ちを持ち(アマチュア)、
高度な技術を突き詰める(さらにお金をもらう)(プロ)人、というのがあり得る
のですね。

スポーツにおいては特に、スポーツを楽しみたい、盛り上げたい、のとともに、高度な技術・能力を磨き上げて高い成果を上げる、というのは望ましいのかもしれません。もちろん他の仕事もネ。


そしてジャンキー

中毒者ですね。

あることに、のめりこむ、夢中になる。そんな人たちがジャンキーです。

これは好きとか嫌いとかじゃなくて、もう盲目的に、他のことを投げ打ってでも優先してしまうレベルの異常者です。

病気になっても甘いものがやめられない、塩分を減らせない。

次の日に早起きしなければならないのについついのめり込んでしまう。

借金が積まれているのに、あれこれ金を作っては流し込んでしまう。

これらはもう、理性の面ではなく、性質、本能的に、そういう行動をとってしまうというものであります。医学的でなくてもいわゆる病気です。

治療の対象になりうるものもあります(麻薬・タバコなど)。

最近のスマホゲーはログインボーナスなどで習慣的にプレイさせ、成果で競わせる仕組みでジャンキーを量産させる仕組みといえますね(褒め言葉)


おっと?

賢い読者様方におかれましては、だいたい何が言いたいのかお察しかと思いますが、
プロとアマとジャンキーは全て同時に持ち得る属性なのでございます。あえて言いました。

おさらいという名の再整理をしますと、
1.プロは、高い技術を突き詰める人
2.アマは、好きな気持ちでやる人
3.ジャンキーは、病的にのめりこむ人

です。

アマチュアでプロなジャンキーとしてオレとオマエが握手できたら最高だよね

最高ですよね?

私はクラッシュロワイヤルが好きで、キング落としという異端技術を突き詰める活動をしており、他のことをなにかにつけてクラロワに結びつけて考えてしまったり、他のやることよりもクラロワを優先してしまったりします。

つまり私はクラロワのアマチュア精神を持った、プロキング落としヤー(自称)であり、クラロワジャンキーなのです!(大声)

「そんなの普通じゃないの?それがどうかしたの?」という人は、立派なアマプロジャンキーです。
友達になりましょう🤝

そういえば、私はTwitterをやっています。
友達になりましょう(二度目)。
https://twitter.com/masa955jp

お金をもらうプロでなくても、26ホグのプロ、ゴレのプロ、10秒デッキのプロでもいいじゃない。

プロとジャンキーとアマチュアとオマエとオレの話、これにて閉幕。

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