【完全版】 転職活動に関して
2022年5月末より転職活動を開始し、2022年10月末に内定承諾するまで、約5ヶ月間、転職活動を行ってきました。今回が初転職になります。働きながらの転職活動は大変ではあったものの、学びが多く、多様な価値観を得られたと感じています。
結論、転職活動自体は、自分のキャリアを見直すこと、外部環境を知る、という意味でも行なって損はないと思います!(転職するかは別の話ですが。笑)
今回折角の転職活動の経験を取りまとめ、自分の立ち返りの場にすると共に、転職を考えている人の参考に少しでも寄与できればと思ったので、記載させていただきます!
( ※記載事項には主観も入っているので、あくまでもこういう考えの人もいるんだな、という目線でみていただけると嬉しいです!民間企業で働く場合、特に転職市場では、この人が会社に入って価値があるのか目線が当たり前なので。。)
はじめに
そもそもの経歴
まず前提として、自らの経歴に関して軽く触れさせていただきます。特に素晴らしい経歴とかはないのでご容赦を。。
2015年4月より、割と大手の総合印刷会社へ新卒で入社。職種は法人営業。1年目〜3年目までは、大手出版社をクライアントとして、幼児誌まわりの付録等の提案活動を行う。4年目以降は、社内公募で手を挙げ事業部を移動。新規事業開発にちょこっと片足を突っ込んだのちに、主に家電メーカー販促領域での支援を担当。(コンペに参加し、プレゼンして案件獲得したらクライアントワークしていく感じです。)
そんな形で2022年4月には、気づけば8年目で30歳を迎える年に。。
1章:そもそもなぜ転職を決断したのか
キャリア形成の話
まずキャリア形成の部分からアプローチしようと思います。
そもそもですが、1社でずっと勤めていくことに対しての不安があったことは確かです。このご時世いつ会社が潰れるかわからない、潰れないまでも会社の業績が深刻になり、退職せざるを得ない状況になるかもしれない。そんな時に、会社にしがみつかないといけない自分だったら、と恐怖に感じました。また、先輩方の働く姿をみて、自分も近い未来こんな形で働いていくのかと、なんとなく先が見えた気がしました。企業から需要ある人になって、自分起点での仕事の選択肢を増やしたいと思い、転職をしようと考えていました。選択することは自分の権利であるため、その権利を主張できるバックボーンを整えたいと思ったのです。(もちろん、転職は目的ではなく手段なので、そこはわきまえています。)
その前提で、転職活動を通じてキャリア形成していくことを考えると、①他社でも通用するポータブルスキルを身につけること、②それが多くの企業で評価されるスキルであること、が大切になると感じました。
前職の話
ここでいう前職とは、新卒入社で約7年半ほど勤めた会社です。転職が当たり前となっているご時世において割と珍しい分類にはなるのかなと思います。
前述の通り、印刷会社の営業として働いていたわけですが、大きくまとめると、①基本的には受注産業のため受動的である(またその風土が染みついている)②先方への貢献ベースでの達成感が得られない、といったことを感じていました。①に関しては、変えていこうという意識を持っている人はいなくはないが、どうすればいいかわからないことや、事業部間での意識のずれなどもありスピード感がなく、潤沢な内部留保のせいか本当の危機感も薄い。②に関しては、ビジネス視点での効果検証がなかなか難しく、(そこまで案件に入り込めていないこともあるが、)貢献度が得づらい状況でした。お客さんの無理難題への対応面での感謝はいただき嬉しかったですが、本質的は喜びは別にあると感じていました。
また、そもそも市場として衰退しそうな会社での知見を高めていくよりも、これからもニーズがあり必要とされる可能性の高い業界などで働く方が賢明だと思います。(合理的に考えた時の話です。否定しているわけではありません。現に自分も長く勤めていました。)
2章:転職の軸の話
どのように軸を設定したのか
軸の選定にあたっては、下記の順序で行いました。
①キャリアの棚卸し
②理想の未来をイメージ
③理想の未来と現実のギャップを把握
④ギャップを埋めるための優先順位付け
※後述(3章)の自己分析も並行して進めました。
【①キャリアの棚卸し】
まず初めに行なったことがこちらです。転職するにしても、まずは自分がどういったことをしてきて、どう思ってどう行動してきたかを知ることが大切です。パーソナルな感情の自己分析というより、事実ベースからの自己分析のイメージです。部署・人数規模・部署目標・個人目標・仕事内容・役割・実績・実績を出すための課題設定や工夫とその成果、などを思い出しながらシートに取りまとめました。
特に最後の、課題を把握して、解決のための工夫を行い、どのような成果に結びついたかは非常に大切です。(STARフレームワークとも言われているようです。)
S:Situation (状況)
T:Task (課題)
A:Action (行動)
R:Result (結果)
このようにまずは事実ベースから自分の経験の解像度を上げていきました。
※がちがちにやりすぎると疲弊するので、少し粗めで次の工程に進みましょう! (自分もそうしました。笑)
【②理想の未来をイメージ】
先ほどが事実ベース起点であったのと違い、この工程では、10年後の未来どういう状態でありたいかをイメージしてみます。どんな状態で生活を過ごしていたくて、それを実現するためには、どんな仕事が適していて、避けたい未来は何で、、などです。
自分の場合は、
子どもに寄り添う時間がありつつ、自分の時間をもてるゆとりも欲しい。家族の幸せはもちろんのこと、ビジネスマンとして、外部とのつながりはしっかりと維持して価値提供をし続けていたい。消費だけでなく、何かを常に提供できる人でありたい。だから、仕事の時間的無駄を省きたい。物事を論理的に進められ、意味あることを精査できる人たちとチームワーク・ナレッジ共有を大切に働きたい(一人では限界があるので)。
スキルアップ転職の波に乗っていきたい。だから、無駄な仕事で時間を取られ、家族や趣味に支障の出て自分は何していきているんだろう状態の生活は避けたい未来である。みたいな感じです。笑
今回は簡単な紹介でしたが、本当はそれぞれの項目ごとに、たくさん箇条書きで記し、自分と対話しておりました。
【③理想の未来と現実のギャップの把握】
前工程の①と②がクリアになってくると(過去と未来の解像度が上がっている状態)、こちらの工程は容易に想像できます。まとめるようなイメージで整理しましょう。
自分の場合は、下記のイメージでした。
■価値あるポータブルスキルを身に付けたい。
■自立性はもちつつ、チームとして成果を出せる環境。
■裏付けのある明確化された目標がある。(腹落ちできる)
■オンオフが明確で、時間の融通が利く。
■ある程度のワークライフバランス。ぬくぬくしたいとかではなく、仕事もしっかりしたいが、時間のハンドリングがしやすい。
【④ギャップを埋めるための優先順位付け】
優先順位付けは大切です。前提として、全てが完璧で申し分ない企業に出会えることはないと思います。これまでの個人のスキル(経験)によってどこまで融通が効くかは変わるかもしれませんが、基本的には、「何かを得るためには、何かを犠牲にするしかない」と思います。(鋼の錬金術師が好きなのでいれました。等価交換ではないですが。笑)
転職の意思決定をする場面でも非常に重要な評価軸になるので、しっかりと考えるべきだと思います。
最後にお伝えしておくと、一度の転職で全てを手に入れるのは難しいので、次の転職も見据えて考える戦略も大切かと思います。
自分の場合は、以下の通りです。
1位:スキルが積みあがるやりがいある仕事内容 (今後の転職も見据え、自分のスキルタグを増やしたい)
2位:自己選択できるワークライフバランス (働くときと働かないときのオンオフ)
3位:職場の雰囲気 (一緒に仕事する人がどういう人か)
4位:職種
5位:年収 (現状キープでも問題ない、スキル獲得後、次の転職で狙っても良い)
6位:勤務地 (都会とその近郊、東京でなくてもよい)
※知名度/役職等はどうでもよい
軸の紹介
これまでの工程を踏まえ、選定した軸が、下記になります。
a.顧客の成果に寄り添える(貢献できる)仕事がしたい
・数字で管理でき、価値があったのかわかる状態。
・現状はどうしても納品後の成果が見えずらい。
b.自社プロダクトを扱う会社で働きたい
・チームで一体となって、みんなで製品を創り上げていく。
c.個人に責任をもちながらも、チームとしてベクトルを合わせて、論理的に物事を進める環境に行きたい
・現状は属人化しており、ナレッジも価値ある形で共有されていない。
・現状は本来の意味でのマネジメントがされていない。
d.専門性あるスキルを身につけ、再現性ある市場価値の高いキャリアを形成したい。
・体系的に学びながら実践をこなし、専門性あるスキルを身につける。
3章:自己分析の話
2章で説明した転職の軸を選定する工程では、本3章で記載する自己分析も並行して進めました。ただ今回は、まとまりとして理解がしやすいように、軸の選定と自己分析を分けて整理しております。
どのような状態でありたいのか
これは、仕事をする上でどのような状態がハッピーなのか、ということです。どのような状態で、キャリアの目的を達成していくかを考えていきます。自分の人生を思い描いていく上で、多くの人が長い時間を過ごす”仕事の時間”を心地よい状態にしていくことは、人生を豊かにする手段として、真剣に考えるべきポイントになると考えます。
自分の場合、キャリアを考える上でハッピーな状態は下記になりました。
①自分が影響を及ぼしたとはっきりわかり、相手のためになっていると実感できること。
・自分の意思が提示できて、”自分”がしっかりと入っている状態
・自分の影響を肌で感じられるとか。
②チームとして、目的意識をもって物事を論理的に進めていくこと
・チーム:自分一人では限界があるし、人それぞれ特性が異なるため、他人の意見を知りたい、聞きたい欲はある。(一人で…よりも皆と共有しながらゴールを目指していきたい。)
・目的意識:皆が取り組む気持ちを合わせていないとやる気が出なくなる。
・しっかりとベクトルを合わせることが大切。(価値観強要とは違う。)
・論理的に:チャレンジングなことでもしっかりと可能性を捉えて行うなど、それを行うことで何がもたらされるのかを実感しながら物事を進めていきたい。
自分の強みを知ろう
まず前提の話をさせてください。転職活動もビジネス活動と同じです。自分という商材をいかに自分の求める企業に買ってもらうのか。それには、押し売りではダメで、その企業がその人を買いたいといかに思ってもらえるか、プレゼンできるかだと思います。では、何を伝えたら買いたいと思ってもらえるのか?それは、その人の”強み”が企業の求める人財とマッチしているか、であると考えます。その人の秀でた強みこそが、入社後に活かされ、採用コストをペイして、その後の利益を生んでいきます。キャリア戦略的視点から言えば(ーそもそも戦略とは、資源配分の選択であるー)、最重要資源は、”人”であり、その人に"内在する強み"となります。
この”強み”は、自分の「”特徴”とそれを活かす”文脈”がセット」で発揮されている場面から見つけていくことになります。ただ、”特徴”をつかみとることは難しいため、”文脈”から掴み取ることをお勧めします。「社会との関わりで気持ち良かった文脈≒自分が好きなことをしている文脈」を列挙していくことで見つかってきます。そういった文脈では既に強みが発揮されている可能性が高いからです。好きなことの中には、強みとなった特徴が集積されているはずです(強みが活き、気持ちよくなったから好きになったなど)。全ての好きがそうとは言えませんが、ヒントを見つける近道になるはずです。注意点としては、「名詞としての好き」ではなく「動詞としての好き」を探すことです。あくまで状態としての好きを探していきます。
ということで、その好きな文脈を最低50個、できれば100個くらいポストイットなどに書いていきます。(自分は50個で力尽きました。最低ライン。笑)
それを、大きく3つに分類します。あまり細分化すると、傾向を把握することが難しくなるためです。
3つの分類は、下記となります。
■「T:Thinking=考える力・戦略性が強みになる」
■「C:Communication=伝える力・人と繋がる力が強みになる」
■「L:Leadership=変化を起こす力・人を動かす力が強みになる」
自分の場合は、「T:23枚/C:19枚/L:6枚/それ以外:2枚」という結果でした。(自分で考えるだけでなく、周りの人にも聞きながら作り上げていきました。)なんとなくまとめると下記のイメージです。
・第1に考えることが、第2にコミュニケーションを取ることが好き。
→ 考える特性(T)にコミュニケーション(C)の特性を生かした職能を探す。
キーワード:
T= 知的好奇心/興味が持てる分野・領域
C= 伝える能力/人と人をつなぐ
・リーダーシップでいうと、まとめて道筋を立てていくことは好きだが、大きな変化を起こすこと、引っ張っていくなど は苦手かも。(意識高く、結果にコミットさせるなどはそこまで...)
実際に出てきた文脈を照らし合わせながら、自分の強みの方向性の概要を掴むことがポイントだと思います。
一応、転職中に手書きしていた紙を掲載します。前述の内容と重複しますし、まさか公開することになると思っていなかったので、汚くてすみません。。見なくて大丈夫です。笑
自己分析についてここまで書き記した内容は、
森岡毅さんの著書『苦しかったときの話をしようか』を参考にしまくりました。森岡さんは日本を代表するマーケターで、USJをV字回復させた立役者としても大変有名な方です。その他の著書もめちゃくちゃ良書なのでお薦めです!
特性(コンピテンシー)〜ストレングス・ファインダー〜
この章の最後に、ストレングスファインダーに関しても紹介します。読んで字の如く、強みを見つけるためのものですが、webテストを通じて、自分の行動特性をあぶり出してくれます。行動特性に関する記述はもちろん、行動アイデアなども示してくれるため、個人的には大変参考になりました!
トム・ラス著『さあ、才能に目覚めよう〜ストレングス・ファインダー2.0〜』
自分の場合は下記になりました。上から順に高い強みになります。
〜コンピテンシー〜
①危機管理能力・慎重さ
→ 事前準備を行い、まず考え、全体俯瞰して捉える。
②分析思考・体系立て
③知識欲・学習欲
→ 興味あること・やるべきことに精を出し 知識を吸収する。
④体系化・規律性
→ 構造と秩序を重んじて それをコントロールできることに充足する。
⑤最上志向
→ 自分の心が躍るような得意・好きなことにおいては力を出す。
~行動アイデア~
・人の決断を助けることにおいて価値を出せる。(プロジェクトを前進させる。)
・物事を推し進めていく活発性ある人の側近的立ち位置がよい。
・思考分析力/整理/体系化の特性を、価値あるものとして理解してもらうためのアウトプットを行うのがよい。
・体系化して全体把握した上で変化を受け入れ、新しいことを学ぶ連鎖に身を置くべき。得て学び・伝え、承認欲求も活用する。(学習プロセスの好循環)
・機能しているもの、もしくは、機能すると見通せることにおいて よりよくしていく意味で活躍できる。
実際に、転職活動中にまとめていた手書きメモを掲載しておきます。
なかなか考えることが難しい自分の強みを、好きなことの文脈やツールなどを用いて言語化していく過程は、大変でありながらも見えてくると改めて自分を知ることができて充実した気分でした。なかなか学生時代の就職活動では難しかったですが、社会人経験のある転職活動であれば、より解像度高く自分を俯瞰することができるかと思います!
4章:転職の意思決定
転職活動においては、履歴書・職務経歴書や面接対策など様々ありますが、1章〜3章までの内容を踏まえながら、キャリアアドバイザーの方と相談しながら進めていけば問題ないかと思います。もちろん色々ありますが。笑
テクニックなどもありますが、本質は、「自分にとっての転職の成功を実現すること」ですので、自分と向き合いその上で企業を選択することが大切だと思います。この章では、転職の意思決定について少し触れさせていただきます。
入社の決め手
まずそもそも論ですが、転職の意思決定はかなりハードなものだと思います。その後のキャリアの歩み方に大きく影響しますし、転職先で上手くやっていけるか不安に思うこともあるかと思います。特に、初転職の場合は、なおのこと悩むかと思います。それに加え自分の場合は、前職の方々も本当にいい人たちで人間関係はとても良好だったので、意思決定の阻害要因にはなっていたかと思います。ここで重要なのが、2章でお話しした、「転職の軸」及び、軸を設定するために行った「キャリアの棚卸し」「理想の未来をイメージ」「理想の未来と現実のギャップを把握」「ギャップを埋めるための優先順位付け」です。もちろん「転職の軸」のみをみて、転職先がフィットしているのかを判断してもよいですが、軸の設定に使用した工程は、よりイメージしやすい内容かと思います。「やっぱり現職だと自分の描きたい未来のキャリア(生活)は築けないよな〜」「いこうか悩んでいるこの転職先なら実現できそうかな!」などです。自分はそのようにして、意思決定に至りました。
そのような形で意思決定を行い、現職へと転職することになりました。主にバックオフィス業務を支援するSaaS系IT企業です。創業7~8年ほどで従業員60名ほどのベンチャー企業になります。
入社の決め手としましては、下記5点になります。
ミッション/ビジョン/バリューへの共感
IT法人新規営業のスキルタグ
SaaSの指標と程よい規模感
プライベートの充実も掲げる社長の言葉
体育会系でなく、落ち着いた雰囲気(風土)
ミッション/ビジョン/バリューへの共感
これは、言わずもがなですが、とても大事なところです。特に、自社プロダクトを通して、新しい文化を形成していくというビジョンを掲げているところや、学習と運動を通じて覇気を纏うといったバリューが好きです。また、ミッション/ビジョン/バリューが形骸化せず、社内浸透している点も入社の決め手になりました。
IT法人新規営業のスキルタグ
これまで法人営業として仕事をしており異業界転職になるため、営業タグは残そうと考えていました。ただ、これまでは既存深耕営業の比率が高かったため、より市場価値の高い、”新規”商談をこなせるタグが欲しいと感じておりました。
SaaSの指標と程よい規模感
SaaSビジネスは簡単に言うとサブスクモデルです。各セクションがそれぞれ指標を持ちながらも、それぞれが連動しており、目指す方向性が1つに綺麗に定まっている印象を持っています。皆でビジョンを実現していく機運が高いといえます。また、規模感も程よく、自分の成果が経営に直結していくイメージがもてることもやりがいに感じられると思いました。(逆に何も整っていないようなスタートアップで作り上げていく、という力は自分にないと思ったので、ある程度整いつつもまだまだ足りていないフェーズの企業に入りたいと思っていました。笑)
プライベートの充実も掲げる社長の言葉
ベンチャー企業だと馬車馬のように働いてコミットしていくイメージがあるかと思います。しかしながら社長は、仕事も大切にしつつも、それぞれの人生が豊かになるようにプライベートも充実させてほしいと話しておりました。仕事にコミットすることはもちろんですが、各社員の人生を大切にしている姿勢に感銘を受けたことを覚えています。ワークライフバランスはやはり大切です。
体育会系でなく、落ち着いた雰囲気(風土)
ベンチャーで働きたいものの体育会系のノリは苦手なので、落ち着いた雰囲気があることも入社の決め手になった部分です。皆、精神的に自立しており、できる雰囲気はありつつも穏やかな印象でした。自分にとって、しっかりとカルチャーフィットしているなと感じられました。この辺の雰囲気は、カジュアル面談や面接などで社員さんと接する中でみえてくる部分だと思います。選考を受ける中で、各社のカラーは少なからず見え隠れすると思います。
以上のような視点から最終意思決定に至りました。
未来のキャリア形成を見据えつつ、どう働きたいかを自分の優先順位や判断軸を大切に、慎重に照らし合わせていく作業になります。何が捨てられて、何が譲れないことなのか。しっかりと自問自答する時間をとることは非常に大切になってくると思います。
最後に
転職先で1ヶ月過ぎての率直な気持ち
23年1月に入社し、早1ヶ月以上が経ちました。転職の意思を固めたものの、入社前は、本当にやっていけるのかとそわそわしていたのを覚えています。ですが、1ヶ月も経つと、人間関係も徐々に形成され、どのように会社が回っているかも少し見えてくるようになりました。結果、今は落ち着いて仕事に取り組めております!笑。経営とも距離が近く、情報も入社早々の自分でもキャッチできる環境です。横をみると、それぞれが自立して生産性高く仕事に取り組み、そこまで残業もせずに働いております。結論、自分の中で最高な環境を手にすることができました!いまはこの環境を手にすることができた喜びで、仕事も、より一層力が入っている状況です。これから大変なこともたくさん待ち受けていると思いますが、自分の求めた環境で働けていることに感謝しながら、どんな壁も乗り越えていこうと思います。
人生初の転職活動、約5ヶ月間。悩んだことは数え切れないほどありましたし、苦しい日々を過ごしました。現職を続けながらの活動はやはりカロリーのかかるものでした。ただ、それがあったからこその”いま”があります。あのとき真剣に向き合って本当に良かった、と報われた気持ちでいっぱいです。転職活動では、いつも側で見守ってくれる人、転職の相談にのってくれた先輩や同期、様々な人たちの力をお借りして進めることができました。一人ではくじけていたと思います。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。今回取りまとめた内容が、誰かの転職活動のお役に立てたのなら、この上ない喜びです。皆さんの人生が少しでも豊かになることを祈っております。貴重な時間を割いて読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?