私たちを太らせる、内分泌かく乱物質について
内分泌かく乱物質の危険性について深掘りしていきます。
これはいわゆる、現代社会のどこにでも存在している環境ホルモンでもあります。
内分泌かく乱物質は、成長期や思春期を早めるだけでなく
歳を重ねてからも体重を増やし続ける原因となることが判明しています。
これは、肥満の原因のひとつになります。
繰り返しますが、こうした化学物質が乱す主なホルモンはエストロゲンです。
エストロゲンというホルモンは、通常、女性を連想させますが、実は男女ともにエストロゲンを分泌しています。
そのため、ただ、男女でホルモンの比率が異なるだけです。
妊娠可能な年齢の女性の場合、エストロゲンの主な仕事は来るべき妊娠に備え
細胞に脂肪を蓄えるように指示をします。
身体の内部には脂肪蓄積カウンターのようなものがあり
赤ちゃんを育てるのに十分な脂肪の蓄積がないと判断した場合
貴重な卵子を無駄にしないよう排卵を止める作用があります。
例えば、非常に痩せた女性アスリートが月経を起こさないことがあるのはこれが理由です。
ここで、現代社会の環境中の有害物質である、内分泌かく乱物質が問題になるのです。
有害物質がエストロゲンをまねる
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