春を感じに川沿いに
今日は、家の近くの園芸センターに行った後、仙川沿いの散歩。
家の近くは畑が多いし、園芸センターも近くにあるし、前に住んでいたところよりも距離的には都心に近くなったものの、今の方が田舎でとても長閑。元々、田舎っぽいところが好きだし、今の自分のライフスタイルに非常に合っている。
園芸センターの野菜コーナーには、蕗の薹が並んでいた。蕗の薹を見ると、いよいよ春が近くなったように感じる。蕗の薹は、雪が解けて、一斉にその顔をだすことから春の使者とも呼ばれている。
4月になると、ここの園芸センターでは、たけのこも並ぶのだろうか。僕は、たけのこが好きで、毎年シーズンになると、欠かさずたけのこを購入する。たけのこの土佐煮、たけのこの炊き込みご飯、みそ汁、チンジャオロースなど、たけのこ料理のバリエーションは様々である。
今でこそ、旬のものを食べたり、花の匂いを嗅いだり、自然に触れ合うことが好きだが、昔からこんなに好きだったわけではない。花とか植物を植えても、割とすぐに枯らしてしまうくらいだし。
このように思うようになったのも、自分が年を取ったからなのかな。
最近、テレビやネットのニュースを見て、自分と同世代の人が亡くなっているのを見ると、当たり前なんだけど、人間の人生なんて、いつまでも続くわけないよな、って思う。
自分が自然から感じ取る幾つものことたちも、いつかは感じ取ることもできなくなるし、感じ取れる今を大事にしようと思う。
また、飽きもせずに、梅の開花状況の確認。
自分が住んでいる地域には仙川という川があり、その川沿いには、規模が小さいながらも梅林がある。
まだ、開花している花木は少ないものの、数本の梅の木が、綺麗に花を咲かせていた。
やっぱり、梅の甘い香りは素晴らしい。僕は、この香りを嗅いだら、春の訪れを感じる。あと２週間ほどで、もっと多くの木々が花を咲かせるだろうか。
その時には、今度、息子を連れてこよう。息子も喜んでくれるだろうか。まあ、子どもにとっては、多分、何の変哲もない場所なんだろうけど。
でも、大きくなった時に、「お父ちゃんと良く散歩に行ったなあ。」と懐かしんで思い出してくれれば良いや。うん、それだけで良い。