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ふっ・・・_100日チャレンジ(65日目)
フッ素でコーティングすると、水をはじく。
昨日の記事で触れましたが、改めて、「フッ素」ってなんだ?
今日の私は、頭の中の20%がフッ素を占めていました。
【フッ素:F】
原子番号9の元素。ハロゲン族元素。
単体では毒性のある気体だが、基本的には単体では存在しない。
反応性が高いので、化合物(フッ化物)の状態で存在している。
はじめて元素として単離することに成功した、フランスのアンリ・モアッサンは、1906年にノーベル化学賞を受賞。
フッ素はフッ化物の形で、イワシ、海藻、エビなど、様々な食べ物に含まれています。
身近な製品としては、フッ素樹脂加工(テフロン加工)のフライパン。
熱に強く、焦げ付きにくく、水や汚れをはじくので洗うのが簡単。
※テフロンは米国デュポン社の登録商標で、フッ素樹脂の一つ。
また、歯みがき粉には、フッ化ナトリウムが含まれています。
フッ素が入っていることで、歯質を強化し、再石灰化を促進することで、
虫歯を予防できます。
海外では、水道水の中にフッ素が入ってる国もあります。この水を使って歯みがきすることで、虫歯になりにくい効果があります。
フッ素樹脂が入った塗料は、建造物を腐食しにくくする力があるため、東京スカイツリー、明石海峡大橋に使われています。
ただし、フッ化水素の化合物になると、簡単にものを腐食させる大変危険な気体になります。
危ないものですが、半導体を製造する工程では、洗浄に使われています。
結合するものによって、毒にも薬にもなるフッ素。
原材料は「蛍石」。調べてみると2010年に地元の海岸で見つかったようです。次の休みには、蛍石ハンターになって、実物を見てみたいです。