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小さな力で動かす_100日チャレンジ(41日目)
いつかエジプトのピラミッドを見てみたい。昨日、今日とテレビで特集されていて、エジプト行きを少し考えてしまいました。今でも古代エジプトでピラミッド建設については、色々と謎が多いようです。
重たい巨石を運ぶ。運河を使った浮力、そり、丸太のベルトコンベア、てこの原理を用いたと書籍に書いてありました。
今でも、多いものを運ぶときに「てこの原理」を使うことはありますよね。
てこを考えてみると3つの点があります。
支点…てこを支える中心になる点
力点…てこに人が力を加える点
作用点…てこの力が働く(作用する)点
重たいものは支点に近い場所に、力点は遠い場所に置くことで小さな力で、重たいものを動かすことができます。
てこの原理を用いたものは、身の回りにたくさんあります。
栓抜き、ホッチキス、ハサミ、爪切り、スコップ・・・・
何気なく使っていますが、少しの力で色々なことができるしくみになっていることが面白いです。
また、シーソーもこの原理を体感することができます。
シーソーの場合は支点が真ん中にあるので、同じ体重の人が乗った場合には、力がつり合っているので何も起こりませんね。
重たい人が乗った場合には、軽い人は上がったままです。
ところが、重たい人が支点に近い部分に乗ると、同じ軽い人でも重い人が上がってしまいます。
普段は、地面を蹴り上げる力を利用して、上下するのを楽しんでいます。
「小さな力で大きなものを動かせる」
なんて役に立つ、素晴らしい原理なんだ!これは科学だけでなく、他の事例で応用できないか考えてみようと調べてみました。
すると、「最小限の力で、最大限の力を発揮」といった、ビジネス書などが多く出ているのですね。
「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」
以前読んだことを思い出し、再度引っ張り出してきました。
PART1 エフォートレスな精神
・頑張れば成果が出るとはかぎらない
・頭の中の不用品を手放す
PART2 エフォートレスな行動
・はじめの一歩を身軽に踏みだす
・手順を限界まで減らす
・早く着くために、ゆっくり進む
PART3 エフォートレスのしくみ化
・一生モノの知識を身につける
・勝手に回る「しくみ」をつくる
本の帯に書いてある通りにできたら、良いのですが・・・・
てこの原理が応用できないか考えながら、再読します。
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