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アマンリゾート創業の地、プーケットのアマンプリに泊まってみた

「高級ホテルに無料で泊まる」

そんな方法はいくらでもある。
一番代表的なのが、「マリオットポイント」だ。


マリオットホテルグループのクレジットカードを使えば、日々のお買い物で貯まったポイントを宿泊費に充当し、無料で泊まれるというもの。

マリオットグループは世界最大のホテルグループであり、リッツカールトンをはじめとした、名だたるブランドがこのマリオットグループである。

すなわち、マリオットのクレジットカードで決済すれば、「あの」リッツカールトンですら、無料で宿泊するのはそんなに難しいことじゃない。

これは旅好き、ホテル好きの人間からすると、もはや「常識」とすらいえるものである。


その一方で、

お金を払うことでしか泊まれない高級ホテル

というのも存在する。

その最たるものの一つが「アマンリゾーツ」である。

エイドリアン・ゼッカー氏が1987年にプーケットに開業したのを皮切りに、世界中に展開する高級ホテルグループ。

2014年にアマン東京のオープンで日本にも進出している。


このアマングループは、ポイントで無料宿泊はおろか、会員制度すら存在しない。

宿泊料金は世界中どこのアマンも、平均すると一泊20万円は超える

そんな高額なホテル、会員制度すらないのにも関わらず、世界中のアマンホテルに泊まり歩く「アマンジャンキー」という言葉があるぐらい、世界中の豊かな顧客を魅了している。


僕自身、アマンホテルはもちろん知っていたが、他の高級ホテルはポイントを使うと無料で泊まれる状態なので、わざわざお金を払ってまで泊まるほどではないかなと、アマンホテルは「後回し」になっていた。


そんな中、初めてアマンに泊まってみた。


結論からすると、もっと早くからアマンに泊まっていればよかったと思うほどの内容だった。


世界のアマンリゾートの創業の地


アマンの創業は、今回僕が宿泊したタイのプーケットにある「アマンプリ」が最初。

創業者エイドリアン・ゼッカー氏が、当時ここにあったココナッツ畑の風光明媚に魅了され、知人友人の別荘地として設計がスタート。


それから始まる「アマン伝説」の最初の場所。


リゾート地を中心に世界中で展開していたのが、2014年のアマン東京から都市型ホテルもスタートしているが、やはりリゾート地にあるリゾートホテルが一番本命。

ということで、アマンプリのレポートです。


風水ばっちり、気のいいエントランス


アマンプリのメインエントランスから遥か数キロ手前で、エントランスの検問。

そこからいくつかの検問を通過すると、ようやく建物が見えてくる。


小高い丘の上から流れ落ちるようにメインエントランスに繋がる。


北の方向に丘があり、南の方にエントランス、そしてプール、海と抜ける。
これは風水的にもすごくいいらしい。


風水の影響があってかは知らないが、確かにめちゃめちゃ気がいいと感じる。

普段風水とかスピリチュアルとかほとんど信じない僕でも、気がいいなというのはわかるぐらい「雰囲気」を超えて「気」がいい。


エントランスでは、しっかりスタッフが複数人でお出迎えしてくれる


メインエントランスから見たプール


そしてプールの先には99段の大階段があり、プライベートビーチに繋がっている


まるで丘から降りてきた龍が、プールで水飲みをして、海に流れていくような雰囲気。本当に気がいい。

気がいい空間というのはこういうところのことなんだろうと思う。


扇状に広がる階段すら美しい


アマンは年に一度、大きなメンテナンスを入れて、すべての設備を最新にしているとのこと。


敷地内の移動は、扉のない電気自動車
これで部屋まで連れて行ってくれる


部屋は質素なんだけど貧相ではなく、品があって良い。


やや和風っぽい雰囲気なのは創業者が日本で過ごした際に、日本のデザインにインスパイアされているからだそう。


プライベートビーチ



カバナは枕もカーテンも全てアマンのデザインの模様入り


ココナッツドリンクすらアマンプリのロゴ入り。
さすが、元ココナッツ畑なだけある。


あらゆる物品にアマンプリのロゴが入っている


なんかこのロゴの雰囲気、見たことあるなーと思っていたら、、、、

ドーミーインに似てる、汗



ビーチでのんびりしてたら、マネージャーがあいさつに来てくれた。

しっかり僕の名前を呼んでくれて、「おお!よく分かりましたね!」というリアクションをしたら「It's my job!」とのこと。

返答がさすがという感じ。


午後は宿泊者全員が利用できるラウンジで、タイのお菓子のサービス。


部屋に戻ると、まだ昼過ぎなのにターンダウンが完了されている。

この後もターンダウンが行われるのだが、たった1泊なのにも関わらず、午後、夕方、そして翌日の朝(朝食へ行っている間に)部屋の清掃が合計3回もされていた。

ターンダウンがあるホテルはよくあるけど、1泊で3回もあるホテルは初めて。すげー。



雰囲気が抜群に良いホテルだったので、夜はビーチでプライベートBBQ。


何をどうひっくり返っても食べ切れる量ではないので、おいしさ以上に驚きが。


部屋に戻るとバスタブは泡風呂になっていました



朝食は完全アラカルト。
全て宿泊代金に含まれているのでオーダーし放題


図書館もあって、それすら雰囲気が良い


そしてチェックアウト。
どう考えても1泊では全然足りず。

今回は宿泊費やディナーなどを入れると総額40万円超え。

ホテルに一泊すると考えたら圧倒的に高いですが、一生忘れられない思い出と感動を買ったと思ったら高くはない、、、、、、と言えるように仕事頑張ろう。。。!!!



最後はスタッフ総出でお見送り



総合的に高得点なホテルは、なかなか無い


こうやって世界を旅するようになって10年以上。

アジア、中東、ヨーロッパ、オセアニア、アメリカ、中南米、、、、あらゆる世界中の「高級ホテル」には少なからず泊まってきました。


高級ホテルと一言で言っても、すべての面で満足いくホテルって本当に少ない。

設備もロケーションも良い。しかしスタッフの動きが悪かったり愛想悪い人がいたりでサービス面が微妙だったり

すごく気持ちのいい接客をしてくれるんだけど、ややチープな感じがして感動はしなかったり

どこかが抜けていて「感動」までは行かないホテルが少なくない。


その点、このアマンプリは全てが最高に近いように感じました。

唯一無二のロケーション
ホテル全体の気の良さ、雰囲気の良さ
スタッフ全員が気持ちのいいサービスをしてくれる
ご飯の美味しさ
想像以上のおもてなし
設備の良さ

どれをとってもトップレベル。


「高いお金払ってるんだから当然」と思う人もいるかもしれないが、世界の高級ホテルを見渡すとそうでもないところの方が多い。


プーケットはリゾート地として世界的知名度があるので、素敵なホテルは数多くありますが、アマンプリは本当におすすめ。



それなりの金額がするけれど、他のホテルを節約してでも、旅行のためにお金を切り詰めてでも、プーケットに旅行した際はアマンプリの感動を味わってほしいなと思いました。

死ぬまで忘られない思い出を1日でも多く作るには、、、


旅をすることで「感動」することは多くあります。

その感動こそ、人生を豊かにする。


人生で忘れられない1日が多ければ多いほど、豊かな人生だと思う。


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ではまた!

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