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海外移住どこがいい?マレーシア、ドバイ、タイに移住した実体験で比較します

「せっかく地球に産まれたんだから、わざわざ日本だけに留まり続けるのはもったいないのでは?」

という単純な好奇心から、世界中を旅して、世界中に住んできました。

これまでその国に居住するためのビザを取得して住んできたのは

・マレーシア(クアラルンプール)
・UAE(ドバイ)
・タイ(バンコク)

の3カ国になります。

今回はこの3カ国を比較してみようと思います。

海外移住に興味ある方は、リアルな情報なので参考になるでしょうし

海外移住には興味なくとも、世界中でたくましく生き抜く実体験を楽しんでもらえたらと思います。


どこの国移住にも共通すること


海外に住んでいるという共通項で、在住日本人と仲間になれる


海外に住む日本人は、一度仲良く慣れば結束力が硬いです。異国の地で同じ国民同士というのは、不思議なことにとても信頼が増します。


同じ国同じ街に住んでいるというだけで、自分より2つ3つレベルの高いことをしている経営者や投資家と仲良くなりやすいです。

わざわざ自分の意思で海外に住む人って、いい意味で変わってる人ばかり。だからこそ、一緒に飲むと楽しかったり、自分の知らない世界を知っていたり、勉強になることも多いです。


節税目的だけの海外移住は失敗する

海外移住で失敗する人の共通点としては、「節税」だけが目的になっている人です。

日本の高い税金を払いたくないから海外に住むという話は最近よく聞くと思います。実際にドバイなどは無税ですし(厳密には違うけど)税金に有利な国はたくさんあります。

本当は海外に興味がないけど、膨大な税金が「浮く」のであればお得ということで海外へ。

その場合、やはり海外に住む楽しさや幸福感が感じれないので、数年で耐えきれずに日本に戻る方がほとんど。

「節税の目的もあるんだけど、海外は楽しくていいよね」

という価値観の人が、長年にわたって海外生活を楽しまれている印象です。


マレーシア移住の感想

マレーシアに住むには

MM2H(リタイアメントビザ)が一番メジャーでした。それがコロナ後に条件が改悪され、なかなか取得のハードルも高くなりました。とはいえ今でもMM2Hはとれます。

もしくは、マレーシアで法人設立
自分の会社から自分に就労ビザを発行することで住むことが可能になります。


マレーシアに住んで感じたメリット

全体的に悪くない。「オール4」って感じ。

住みやすい
アジア圏なので、それなりに和食屋も多いですし、ドンキなどの日系ストアもあるので、初めての海外移住先として住みやすいと思います。


色々安い

ゴルフの料金、タクシー代、家賃、、、
年々上がっているとはいえ、まだまだ日本から比べるとお得感があります。


接客サービスもそれなりに良い

お釣りを騙そうとしたり計算間違いも少ない。例えばフィリピンだとそれが顕著です。
仕事をサボろうとするダラけた感じは東南アジアはどこも同じですが、接客の雰囲気は悪くはない。


近隣諸国が楽しい
東南アジアなので、飛行機でサクッとどこへでもいけます。
シンガポールもバンコクも1〜2時間ぐらい。モルディブなどのリゾートも数時間で行けるので、「東南アジアに住んでいる」という括りで考えると楽しさが広がります。


マレーシアに住んで感じたデメリット

全体的にショボい
これはこの後ドバイやタイに住んでから顕著に感じるところですが、まだまだ発展途上国だなと感じました。

色々と「まだまだ」
建物のクオリティ、インフラ、街の発展度、そのどれもが2流って感じです。

先進国の最先端だから良いというわけではないですが、首都のクアラルンプールでも、日本の地方都市程度の発展度。不足はないけど、満たされもしない。ぐらいな中途半端な感じ。

「落ち着いている」とポジティブに捉えることもできるから、これは感じ方によって意見が分かれるかも。


娯楽少なめ

これはドバイにも共通するところなのですが、イスラム教の国なので、お酒や夜の楽しみは少ない&高いです。

遊ぶにしても、何して遊ぶ?という感じでやることがあまりありません。
仕事に集中したいなら誘惑少なくていいかも。

5年10年住むと、やることなくて飽きそうだなと思いました。

クアラルンプールではリッツカールトンレジデンスに住んでました。
家賃40万円ちょい。日本だと100万円以上する物件なのでお得!


ドバイ移住の感想

ドバイに住むには

移住するには、ドバイの不動産を数千万円以上購入すると入手する権利が手に入るゴールデンビザという投資家ビザ

もしくはドバイで法人設立をし、自分の会社から自分へ就労ビザを出す方法などがあります。就労ビザの方がかかる費用は安いですが、それでも年間100万円ぐらいはかかります。


ドバイに住んで感じたメリット


刺激的
日本人がイメージするドバイそのまま、ギンギンギラギラ煌めきドバイって感じです。

特に世界一高い建物バージカリファがあるダウンタウンの夜景は最高。世界の中心にいるって気持ちになります。

あと、日本に住んだら一生で見る量の高級車を数日で見ることになります。

・ベンツやポルシェは普通車。
・フェラーリはちょっと高級車。
・ロールスロイス?いい感じ。
・ブガッティ?やるやん!
・一桁のナンバープレート(オークションで10億円)「すげー!」って感じ。

Uberで呼ぶと来るタクシーはレクサスです。
そんな狂った基準値。


建物が豪華で楽しい

建物がとにかくゴージャスなので、ホテルのラウンジにいるだけで楽しいです。
世界最大のショッピングモールのドバイモールを歩いているだけでも十分楽しいと思います。



ずっと晴れている

雨は恐ろしく少ない国です。常に雲ひとつない快晴。それがデメリットでもありますが、、、
僕の友人では、低気圧による偏頭痛持ちの人がいて、そんな人にはドバイがピッタリかもしれません。


ヨーロッパが近い

ヨーロッパまで6〜7時間のフライトで行けます。
日本からヨーロッパへ行くよりは近い。とはいえ6〜7時間かかりますが便利ではある。


ドバイに住んでると言うと「すごーい」と言われる


単にドバイ住んでいるだけなのに、なんかすごい人扱いされます。
ただドバイに住んでるだけなのに。
「すごい人」と手っ取り早く思われたい人には向いてるかも。


ドバイに住んで感じたデメリット

以前にも書きましたがドバイに住むデメリットはこんな感じ。

暑すぎる・空気が悪すぎる
空気がとても悪い
ご飯が不味すぎる
日本から遠い・アクセスが悪い
お酒高すぎ
ビール一杯2000円します。

詳しくはこちらに書いてます

世界最大のビルと世界最大のモールと世界最大の噴水が部屋から見えてました。
ロケーションはここが最高でした


タイ移住の感想

タイに住むには

タイに住む方法で一番簡単なのは「タイランドエリート」というビザのようなものを購入すること。
5年〜20年など年数によって価格が違いますが、安くて300万円ぐらいです。僕はこれ。

タイで法人設立して就労ビザという方法もありますが、タイは自国民を過保護な国なので、外国人(日本人とか)一人雇うと3人タイ人を雇わなければいけない謎ルール。
なので人件費かさみます。そこも「名義貸し」でゴニョゴニョしている人もいますが、自己責任で。

タイランドエリート所持者は、飛行機のブリッジから降りたら全てカート移動&専用イミグレーション!


タイに住んで感じたメリット

他の記事でも書いたので割愛。

ユルい雰囲気が幸せ
ご飯が美味しい(和食・イタリアン)
アジア諸国が楽しい

詳しくはさっきと同じく、こちらの記事見てください。
https://note.com/masa5555/n/n736c43427abd


タイに住んで感じたデメリット


道がボコボコ&汚い&たまに臭い

タイの国交省の役人はバンコクの道を歩いたことないんか?というぐらい道がボコボコ。予算の割り当てどーなっとんねん。
まー慣れますが。

そしてどこからともなくドブ臭いような匂いがたまに歩いているとします。

とはいえ、タイはタクシーが安いですし、バンコクの道を10分以上歩くことはほぼありません。

公園にはイグアナが住んでます。アメージングタイランド


空気が汚い

11~3月は乾季です。まじで雨が降りません。
そうなると大気が洗い流されないので、どんどんPM2.5が溜まり空気が濁っています。

大人の僕らは外で遊びまわることはないですし、室内は空気清浄機を置いているのでほとんどノーダメージですが、もし子供がいるなら外で目一杯遊ばせれないのはデメリットかも。



渋滞にハマるとヤバい

バンコクは道がごちゃごちゃです。特に夕方は渋滞します。

渋滞するエリアは決まっているので、そのあたりに用事がある時は電車やバイクタクシーを使うなどで回避できますが、とはいえ渋滞は多いです。


海外移住なんて、ちょっと遠い引っ越しだ


海外移住して7〜8年になるわけですが、やはり楽しいです。海外移住に興味がある方は、絶対に人生で一度はしてみた方がいいです。

一気に世界の視野が広がります。

インターネットで世界中の情報にアクセスすることはできますが、所詮はインターネットです。
本当の現地のリアルな情報は現地での体験や人との交流からしか得られません。

海外移住してみて、もしやっぱ日本がいいやと思ったら、日本に戻ればいいだけです。
それでも「海外に住んでみた」という経験が手に入るんですから安いものです。


国籍を捨てるわけじゃないんだから、ダメだったら戻ればいい。
ただそれだけ。

ぜひあなたと世界でお会いできるのを楽しみにしています。

では!


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