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現代アート「My fair prisoners!?3」画家・岡本太郎さんの調書とエッセイ※全文掲載

この方は、日本の画家です。「芸術は爆発だ!」という言葉を残しました。本も沢山書いています。もちろん全て持っています。有名な言葉、「芸術は爆発だ」の方です。岡本太郎さんです。

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        My Fair Prisoners!?調書

囚人番号:20201113105154

名前:太陽の爆発

懲役:84年

服役する刑務所:神奈川県橘樹郡高津村 

音楽:The Beatles

映画:「七人の侍」

本:科学の本

罪:世間を賑わした事。

喜:作品が完成した時。

怒:戦争、レイプ、重犯罪、銃犯罪。

哀:作品が理解されなかった事。

楽:作品を創っている最中。

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            「太陽の爆発」さん

 「太陽の爆発」は、複雑な家庭環境で育った。その為に、結局結婚しなかったが、多くの女生と共にした。 芸術一家は、いいものではない。親が不思議な人で、世間からどんなに白い目で見られようが、一切気にしない両親だった。 

小学校では、友達が出来る前に自主退学。学校を転々とした。それがよかったのか、物怖じしない子供だった。いつも絵を描いていて、絵さえ描かせていたら大人しくする子供だった。運動は苦手。でも好きだった。 中学では、大きな作品に挑戦。未完成になったが、それが功を奏し、大きな作品に挑む決意が固まった。

フランスでは、色々な価値観と遭遇し、それが自分の考えを作った。ピカソの作品を見ていたく感動し、ピカソが目標となった。

テレビの仕事を通じて、自分の作品への興味を持って貰う事が可能となったが、自由を大幅に制限されるようになり、テレビの凄さ、怖さの両面を知る事となった。

作品を創っている最中は、無になれた。時間を忘れた。芸術の受け幅の広さこそ、芸術の醍醐味だと思う。 大阪万博では、とにかく大きなものを考えた。それが「太陽の塔」だったが、何かが足りないと、「太陽の爆発」は今そう考えている。(了)

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※この方も刑期を終えました。

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