現代アート「My fair prisoners!?3」のジャンヌ・ダルクさんの調書とエッセイ※全文掲載
この方は、今も語り継がれているフランスの女性です。映画にもなっています。僕は映画のDVDは持っています。 ジャンヌ・ダルクさんです。
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My Fair Prisoners!?調書
囚人番号:20201120160529
名前:私こそ臆病者
懲役:56年
服役した刑務所:フランス王国
音楽:ハープが好き
映画:
本:聖書
罪:実はかなりの臆病だったんです
喜:戦に勝った時
怒:情けない男
哀:誰も私の気持ちを理解してくれなかった事
楽:家族での食事の時間
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「私こそ憶病者」さん
「私こそ憶病者」は幼少期、活発な女の子だった。近所の公園を走り回っていた。ガキ大将とまでは言わないが、何か問題が起こると、「私こそ憶病者」の所に話が回っていた。
本を読むのが好きで、親に頼んで聖書を買って貰った。当時のフランス王国は戦争ばかりしていて、戦争のない世の中に出来ないものかと考えていた。
フランス軍に入隊し、戦争を終わらせる為の戦争を考え、指揮を執った。英雄扱いをされているが、実際はそんなものではなく、死ぬ事が誰よりも怖がっていた。 今だから言えるが、本当の憶病者で、何故後世において英雄扱いされるのかが理解出来ない。戦争のない時代に産まれたかった。それが今だから言える事。
家族との時間を誰よりも大事にした。旦那も勿論いた。子供は3人産んだ。「私こそ憶病者」は夭折したと言われているが、実は56歳まで生きた。
「歴史の真実を、これからは「病名命名屋・命名屋」君が世界に向けて発信するべきよ」と、「私こそ憶病者」から直接言われ、覚悟を決める時だと思った「病名命名屋・命名屋」だった。「そんなに真剣にならなくてもいいから。私たちがいるんだから」安心させてくれる言葉をくれた「私こそ憶病者」だった。(了)
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※この方も刑期を終えました。