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現代アート「MyFairPrisoners3」漫画家・手塚治虫さん調書とエッセイ※全文掲載

手塚治虫さんの手塚治さんの漫画は、全て持っています。僕の一番好きな漫画家です。

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                                 My Fair Prisoners!?調書

囚人番号:202104161709

名前:観察者

懲役:60年

服役した刑務所:大阪府豊能郡豊中町

音楽:童謡

映画: 「二十四の瞳」(監督:木下惠介)

本:医学の本 漫画本

罪:宝塚歌劇団の月丘夢路さんを観たくて、映画館に20回以上通った事

喜:自分の漫画が雑誌に掲載された事

怒:夢や目標を持たない大人

哀:癌になってしまった事

楽:漫画を描いている時

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                                    エッセイ「観察者」さん

「観察者」は小学校低学年まで、イジメられていて、ある時、漫画を描いて、イジメから抜け出す事が出来るようになった。この一件から、漫画には力があると思うようになった。

 学校の勉強は頑張った。どうしても医師になりたかったからだ。社会の役に立ちたかった。でも、同時に漫画も次から次へ描いていた。医者をやりながら、漫画を描けばいいと思っていた。

 自分の漫画が掲載された時は、本当に嬉しかった。徐々に医者から漫画家がメインになった。

 四コマ漫画は、長編漫画の為に描いていた。アイデアは、映画からもらっていた。本当に、漫画家になりたければ、どんどんと映画を観る事をお薦めする。

 初めての連載は、「新寶島」。これが掲載され、漫画で食べて行けると思えた。

 さんざん漫画を描いて来たが、本当に納得出来た作品は多くはない。一番自信のある作品は「火の鳥」。これには自信を持っている。自分でも、本当に多くの作品を描いて来たなと思う。

 トキワ荘時代は、本当に幸せだった。同志が近くにいて、色々と切磋琢磨しながら、自分たちを高めていった。

 今は、ここ「学園Heaven」(※亡くなった方々や大天使、天使、存在たちが住む死後の世界)で漫画家たちで集まり、作品を描いている。いつか、社団法人真色の出版部で出版させて貰う事が目標、そう語る「観察者」だった。(了)

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※この方も刑期を終えました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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