見出し画像

現代アート「My fair prisoners!?3」のスティーブ・ジョブズさんの調書とエッセイ※全文掲載

この方は、Appleの創業者の一人です。今は日本語の読み書き、話す事が出来るようになったそうです。 そうです、スティーブ・ジョブズさんです。 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                            My Fair Prisoners!?調書

囚人番号:20170928202133

名前:実験魔

懲役:56年

服役する刑務所:カリフォルニア州サンフランシスコ

音楽:ロック、ラモーンズ

映画:「風と共に去りぬ」

本:

罪:マックを開発したこと

喜:アイマックが完成したとき

怒:チームなのに理解されなかったこと

哀:仲間と仲たがいしたこと

楽:チャレンジしているとき

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「実験魔」さん

 生後、直ぐに養子に出された事が大きかった。養父母には、感謝してもし切れない。

「実験魔」は、いつも独りで実験ばかりしていた。友達はいたが、親友はなかなか出来なかった。学校の問題児だったと自覚している。中学では、様々な考えの人の本にはまり、本ばかり読んでいた。相変わらず親友は出来なかった。高校では、バスケットボール部に入り、身体を動かす事も悪くないと思ったが、仕事にするまではないと思い、学生時代の思い出に過ぎないと思っていた。

大学で、やっと親友が出来た。その親友との出逢いが、全てを変えた。しかし、すぐに大学に行くのを止めた。タダで興味のある授業だけを聴いた。 アタリの時は、思いっ切り勘違いした。今思っても馬鹿だった。当時の先輩や同僚には面目が立たない。 コトケのダンには感謝している。本当の意味で親友だった。ウォズニアックは、信頼出来る友人だったが、信頼はして貰えなかった事が残念でならないが、原因の半分は自分にあるので、もう情けない思いで一杯。 「Apple Computer Company」を創業した時に、ウェイのロナルドに精神的な不安を与えてしまい、大失敗してしまった。奴を辞めさせないように出来たら、恩を仇で返す事にはならなかったと思う。

iMacの製造が、人生で一番嬉しかった。あんな喜んだ事はない。もっといい物が開発出来たはずなので、それだけが悔しいので、今はインターネットを「学園Heaven」でやる為に準備している「実験魔」だった。(了)

-----------------------------------

※この方も刑期を終えました。

いいなと思ったら応援しよう!