おすすめアニメ記事に入れなかったアニメを紹介する
のブログに「おすすめアニメ」の記事があります。紹介しているアニメの数は100軽く超えてます。
ほんとはもっと紹介したいアニメあるんですけど、多すぎるのもどうかと思って削ってる方なんです。ページ重たくなりますし。
ってなわけで、このnoteでは、「おすすめアニメ」の記事で紹介しきれなかったアニメを紹介していきます。
・面白いけど記事に入れるほどではなかった
・知名度は高いけど自分的にはそんなでもなかった
・あにこれでは評価高いけどそんなでもなかった
という基準で紹介していきます。
アニメは五十音順。
アカメが斬る
帝都に潜む闇を斬る、殺し屋集団ナイトレイドがメイン。
バトルアクションで作画も崩れないので安心して見れるし面白いです。ただ、人が死にすぎ。
いや、面白いんですけどね、なんか誰も救われない…。どうやら原作改変されてるらしく、やるなら原作通りにやってほしかったかなぁという感想。
面白かったんですけどね…。全話見終わった後はなんとも言えない気持ちになっちゃいます。
喰霊-零-
漫画「喰霊」本編の前日譚ともいえる作品。だからタイトルに「零」が入っている。
妖怪を退治する退魔師である2人の女子高生が主人公。次々と出てくる妖怪たちを、女子高生が武器を使ってばったばった倒していく、だけだったら普通の物語。
そんな生易しいものではなく、人間関係がとにかく重たい。特に第1話の衝撃さはアニメ史に残るといっても過言ではありません。これは見ないと伝わらないでしょう。
本編に続く話なのに、漫画本編をアニメ化していないのが受け入れられなかったので本記事には載せませんでしたが、そういうの抜きにしてみるとただの神アニメです。
1話みたら絶対最終話まで見てほしい。
寄生獣 セイの格率
長いこと人気が続いている漫画「寄生獣」のアニメ版。脳に寄生して体を乗っ取り、人間を捕食するパラサイトとの共存を描いた名作。
原作がすごすぎるだけに、アニメは負けてしまった印象。面白いには面白いですが、原作を知っている分「うーん、こんなもんだっけ?」という何か物足りない感しかありませんでした。
アニメ自体いいとは思うんですが、なんでしょうねこのイマイチ感…。
境界の彼方
京アニには珍しいアクションアニメ。
妖夢と呼ばれる怪物とそれに戦う異界士の物語。人間と妖夢の間に生まれた半妖・神原秋人と呪われた一族と呼ばれている異界士・栗山未来が中心。
前半はキャラ紹介的な感じで進み、後半は怒涛の展開が続きます。
ラノベ原作ということもあるのか、登場人物のかけ合いがちょっと寒くて見てられない…。これがほんと辛かったです。これさえなければ…。
ただ、7話以降はそういったやり取りも減り一気に進みます。続きが気になって一気に見れました。タイトルの伏線回収もあり楽しかったです。
ギルティクラウン
「ヴォイド」という人の心から兵器を取り出す力を得た主人公「桜満集」が、その力ので大きな戦いに巻き込まれていくオリジナルアニメ。
作画もよくストーリーも面白かったんですが、あまり印象に残っていません。
なんかエヴァ+コードギアス+マクロスみたいな感じで、いいとこ取りした結果薄くなったような、そんな感じ。
EGOISTはいいし良作だとも思うので、普通に楽しめるとは思います。
甲鉄城のカバネリ
不死の怪物・カバネに支配された世界が舞台で、カバネに対抗するために各地に「駅」と呼ばれる砦を築かれています。
そこで生活する少年・生駒がカバネに襲われ、半分人間・半分カバネのカバネリになって戦う展開。
まさに進撃の巨人×東京喰種のような感じで、監督やプロデューサーが進撃の巨人をやってた人なので、意識してるのかなと思ってしまいます。
時代劇×スチームパンクの世界観はとてもよく、動きもなめらかで作画もきれいです。
ストーリー展開がいま一歩な感じはありましたが、見て損はないかと。
ゴブリンスレイヤー
ゴブリンをひたすら狩る、キャラ名がなく「女神官」とか「妖精弓手」という名前になっているなどの異色作。
ゴブリンというとゲームでも雑魚のイメージがありますが、この世界のゴブリンは違います。
認識としては、この世界でも経験の浅い冒険者向けの雑魚には変わりません。しかし、集団で村を襲って女をさらい輪姦す、戦いの中で知恵を付けて冒険者を無残に殺す、など他のアニメではあまり取り上げないような性格を見せます。
そんなゴブリンたちを滅すべく、ゴブリンスレイヤーは策を練って退治していく。
文章で書くとシンプルですが、それをここまで面白く作れるのかという感じ。
胸糞・グロな場面はありますが、作画もよく仕事人という感じで好きな作品です。
サムライチャンプルー
向日葵のにおいのする侍をさがすため、フウは何もかもが正反対の侍、ムゲンとジンを用心棒にして旅をする。
和風とヒップホップが融合されたOPがとにかくカッコよく、全26話一気にみることができました。
型にはまらないムゲンと型に忠実なジンのそれぞれの個性がてる殺陣も魅力的です。作画はとても気合が入っていてぬるぬる動き、思わず息をつめてしまいます。
1~2話完結で、面白いエピソード、そうでないエピソードありますが、「次は何かな?」と毎回とてもワクワクします。
C - The Money of Soul and Possibility Control
その人の未来を担保にお金が貸し出され、そのお金をかけてバトルしていく物語。
カイジ的な感じかと思いきやそういうわけでもなく、バトル自体は脳筋感溢れています。頭脳戦とかはありません。
出てくる言葉はかっこいいんですが、設定とかは特別作り込まれているというわけでもなく、勢いで押し切ったって感じ。
めちゃくちゃおすすめ!ってほどではありませんが、割と面白かったアニメです。
慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
異世界テンプレ系で俺TUEEEなのは変わりませんが、性格がとにかく慎重で、何やるのしても入念な準備をする、という点が他とは違うところ。
最初の5話くらいまでは面白かったんですが、それ以降は尻すぼみしたのかも。
このすば枠を狙うも佳作で終わった作品のような感じ。「遅かれ早かれアンデッド」がピーク。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
獣と呼ばれる怪物が蹂躙する世界で、倒せるのは妖精兵と呼ばれる少女たちのみ。妖精兵が暮らす妖精倉庫の管理人に就いた元勇者・ヴィレムと妖精兵である少女・クトリが中心。
面白くなるのは10話辺りから。それまではなんか長い前フリみたいな感じで、我慢して見続けました。
なんだろうな、登場人物の扱いが浅いので感情の変化や場面展開についていけなかったんですよね。それでも最終話は感動できましたが。
登場人物たちにとってはハッピーエンドかもしれないけど、バッドエンドにも近い終わり方。メリーバッドエンドに近いかも。
高評価!ってわけではないですが、なんか心に残る作品でした。
絶園のテンペスト
孤島に裸同然で隔離された魔法使いの少女・葉風、それを助ける吉野と不破。そして不破の妹で、殺された愛花の物語。
やたらシェイクスピアから引用されますが、別に知識はなくてもOK。
9話辺りから一気に面白くなり、愛花の死の真相が明らかになったり世界の存亡など話が大きくなります。
あまり難しいことは考えず、雰囲気を味わうのがいいと思います。
ソマリと森の神様
森で出会ったゴーレムと人間の子供・ソマリ。人間のもとに届けるため、ゴーレムとソマリが旅をする物語。
ゴーレムには活動期間が定められており、残り1年という設定。それはソマリには明かさず旅を続けます。
人間の感情がないゴーレムが、感情豊かな少女であるソマリと時間を過ごすことで、無機質な姿からはわからない感情の変化など、泣き所は多いです。
最初はプラスティック・メモリーズみたいな感じかと思ってて、ゴーレムの寿命という終わりがわかっている分ツラさもあるけど、続きを見たい気持ちも強くなる。これはいい作品かなと思ったけど、最終回がダメでした。
なんでおれたたエンドみたいな感じにしちゃったんだろう…。原作漫画が終わってないので仕方ないんですかね…。
ゾンビランドサガ
ヴィンランド・サガみたいなタイトルの作品。
不慮の事故で死亡した少女たちが、ゾンビとして甦り佐賀県を救うアイドルを目指す展開。
ゾンビ×アイドルという単なる色物にはとどまらず、物語はしっかり作られています。普通にアイドルの成長物として見れます。
黄昏乙女×アムネジア
主人公の男の子が、旧校舎の幽霊・夕子に出会い、夕子の死の謎を追っていく作品。
人間×幽霊との恋物語がメイン。評価がやたら高い作品ですが、途中までは全然合わなくてしんどかったです。
コメディ要素とかエロ要素というか、ノリが合わない感じ。夕子さんがめちゃくちゃかわいいんですけどね。
ただ、9話10話辺りからは一気にストーリーが進んで面白くなります。最後も感動する。そこまでがね…。
ちなみに、OPはリゼロやノーゲーム・ノーライフで有名な鈴木このみのデビュー作。
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-
「契約者」と呼ばれる異能力者が登場した世界で、その契約者の謎や陰謀が明らかになっていくという物語。
これも割と評判のアニメなんですが、良さがいまいちわからず。3話くらいで切った気がする。
転生したらスライムだった件
漫画人気に火がついてアニメ化までした作品。よくある異世界展開かつ俺ツエーな作品ですが、主人公がなんでもできる万能スライムな点や、特性をいかしあれよあれよという間に街を作っていく、そんな展開が面白い。
漫画はめっちゃ好きなんですが、アニメはいまいちだった。というか漫画が面白すぎたせいで期待しすぎてたのかも。
そういう余計な先入観がなければ普通に楽しめたのかもしれません。作画とリムルの配役のこれじゃない感がなければ神アニメに入れてたと思う。
電波女と青春男
なんか全編通して色々無理だった作品。
制作会社がシャフト、監督も新房監督ってことで化物語やまどマギ的な演出全開です。
それ自体は別にいいんですけど、なんか最終回まで特に盛り上がる要素もなく終わったという印象。
会話劇なところもありますが化物語の劣化版、登場キャラも独特通り越して痛い人が多いので見るに堪えなかったです。
灰と幻想のグリムガル
異世界ファンタジー。他の異世界ものとは違い、召喚前の記憶はなく、決してチート級の強さを誇っているわけでもありません。
正直、絵が綺麗だなぁって感想以外出てきませんでした。
異世界で冒険者を始めたばかりの主人公たちの、日常と心の揺れを丁寧に描いているので、好きな人は好きだと思います。
登場人物もあまり好きになれませんでした。ランタというパーティメンバーの1人がとにかくうざくて殺意しか湧いてこない。あと、主人公の声が細谷佳正さんって、合ってないのでは…。
博多豚骨ラーメンズ
タイトルからグルメ系を連想しがちですが全然違います。
舞台はタイトルにあるように博多。そこで暮らす殺し屋たちの物語。
裏社会を描いているので、暗い雰囲気かと思いきや全体を通して明るい雰囲気。キャストも豪華です。
そこまで難解な内容でもなく、頭空っぽでもすいすい見ていけます。ただそれだけに、もっと深くやってほしかった感。全体的にのぺっとした浅い感じで終わりました。
神アニメってほどじゃないですけど結構好きです。75点くらい。
BANANA FISH
「バナナフィッシュ」の謎を巡る争いに、ストリートギャングのボス・アッシュと、たまたま渡米していたカメラマンの助手・英二が巻き込まれていく物語。
始まりはよくあるギャングの抗争テイストでしたが、ただ荒っぽいだけの物語ではありません。
とにかく強く賢いアッシュが英二に惹かれ、大切にしようとしていこうとするところは「どうかこのまま幸せになって!」と願わずにはいられませんでした(BLではない)。
原作が30年以上前の作品で、そのため現代風にアレンジした点が賛否両論ですが、上手くまとめたと感じます。
ブラック・ブレット
あにこれで80点以上叩き出しているアニメ。3話くらいで切っちゃったのでよく覚えてない。
切った理由は「これ面白い?」って単純に思ったから。魅力がよくわかんなかった…。
僕らはみんな河合荘
現代版めぞん一刻。
河合荘に住む個性的な住人とのやり取りや、主人公とヒロインである先輩との恋模様がテーマ。
作品自体は悪くないと思うんだけれど、ほぼほぼふざけているノリがどうにもついていけない…。下ネタもあまり笑えなかったし、寒いやり取りさえなければなぁという感じ。
マギ
サンデーで連載していた人気漫画のアニメ作品。少年・アリババとアラジンの冒険ストーリー。
登場人物からもわかるとおり、モデルは「アラビアン・ナイト」。世界観も踏襲しています。
最初はダンジョン攻略な話でしたが、海賊討伐や学園編、帝国同士の争いなど徐々に世界観が広がっていく展開は楽しいです。
神アニメってほどまでいかなかったので載せませんでしたが、好きな人は好きだと思います。
原作は完結しているので、3期はあるんだろうか…。
まちカドまぞく
結構人気が高い作品。シャミ子のぽんこつっぷりや桃との絡みを楽しむ作品。
悪くはないんだけれど、なんかきらら系って苦手だなぁって思ったりもした。
一気に視聴するってなるときついけど、だんだん後半にかけてシャミ子が可愛く思えてくるしもっと見たくもなってくる…。すごい不思議な作品でした。
シャミ子の声優さんがかぐや様に出てくる藤原書紀と一緒。テンションもほぼ一緒なので、藤原書紀にしか見えない場面もあります。かわいい。
妄想代理人
「東京ゴッドファーザーズ」や「パプリカ」を手掛けた今敏監督作品。
通り魔の少年バットが次々に人を襲ってく物語。しかし被害者には共通点があり、物語が進むごとに明らかになっていく。
全13話ですが、多分前半くらいまでのストーリーなら間違いなく神アニメに入れていました。そのくらい先が読めなくて面白かった。多分2時間の映画なら良かったんだと思います。
今敏監督の他の作品も見ながらだとすごく楽しめるはず。考察の余地あり、細かな演出・描写ありで、さっと見ただけでは魅力は少ししか感じられないでしょう。
OPはめちゃくちゃ中毒性あり。
魍魎の匣
京極夏彦の原作小説のアニメ化。キャラデザインはCLAMPさんで、それも相まって独特の世界観になっている。
正直面白いです。好き。本記事にもいれたいくらいでしたが、神アニメってのもなぁって感じでいれませんでした。
好みがわかれそう。75点くらいの作品。
乱歩奇譚
江戸川乱歩の没後50周年記念作品。コバヤシ少年やアケチ探偵など、江戸川作品を彷彿とさせる登場人物がずらり。事件自体も猟奇的。
世界観は結構好きで途中までは面白かったんだけど終盤失速した印象。ガッツリ推理モノってわけでもなく、なんか全体的に中途半端でした。
さユりが歌うED「ミカヅキ」はめっちゃよかった。
リトルバスターズ
key原作のアニメ作品。男女9人の日常系を描いていますが、終盤は一転した展開になります。
終盤以降は好きですが、それまでが長い。絶対脱落する。ただ音楽はめっちゃ好きです。
シャーロットとかエンジェルビーツと比べるとやっぱ劣る。
ワールドトリガー
割とおすすめアニメでも挙がっている作品。原作はめっちゃ好きです。ぶっちゃけめっちゃ面白い。
でもアニメはなんだろう、すごく残念。作画と演出。
制作会社は東映。手を抜きすぎでは?同じシーンの使いまわし、よくわからない間延びしたシーン、無駄にドアップで作画を手抜きしているところなどなど。肝心のアクションシーンもいまいち。制作費を落としに落とした結果としか思えない。
なんかもうすごく残念です。ただの紙芝居。
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