少年柔道
久々です。
何とか、毎日生きてます。
寝る前に携帯触るのは良くないですが、どうしても書き残しておきたいことがあって、noteに書いてます。
私は、過去に少年柔道の指導者をしていたことがあります。
昨日、その時の教え子(女の子)と久々に会いました。
その子とは5月頃に会って、少し話をしたのですが、ゆっくり話せた訳ではなく、もう就職も決まったということだったので、お祝いを兼ねて、食事に行きました。
5月にも会っていたので、久々って感じではなかったのですが、2人だけで食事をするのは初めてで、見た目も化粧をしていて、大人の女性になっていました。
他の子もそうですが、昨日会った子とも、ここでは全部書き出せないくらい、色んな思い出があります。
やんちゃな部分もありはしたのですが、本当に素直で練習や試合に一生懸命に取り組む子でした。
当時は、私が指導する立場だったということもあって、向こうは言いたいことも我慢したことも多かったと思いますが、その子も歳を重ねたということで、色んな話をしてくれました。
今の彼氏の話、最近会った出来事、当時はこんなことを思っていた、その他にも色々と話をしました。
話していると、当時を思い出して懐かしくなるのと同時に、あの頃は本当に楽しかったなと思い、寂しくなる自分がいました。
私にとって、少年柔道の指導者をしていた時間は幸せでしかありませんでした。
おそらく、死ぬまでにあの時間を超える出来事はないんじゃないかと思うくらい。
私自身、柔道の現役生活に悔いを残したまま、引退した人間でしたが、少年柔道の指導者をして、その子達が頑張ってくれたおかげで、その悔いや未練の気持ちは全く無くなりました。
本当に、教え子達には感謝の気持ちしかありません。
昨日、食事した子は、教え子の中で初めて、私を九州大会や全国大会に連れていってくれた子でした。
ただ、私はこの子の大事な時に、側にいてやれなかった事が多く、中学校・高校の最後の試合は会場で見ることができませんでした。
また、この子は道場で、別の指導者から体罰を受けていた子でした。
その時、私は子供が産まれたばかりで、あまり、道場に行くことができませんでした。
そんな中、この子が体罰を受けていたことが表面化して、道場が無くなってしまうということがありました。
その子は、今も責任を感じていました。
私としては、道場が無くなってしまうことは寂しい気持ちはありましたが、まぁ柔道はどこでもできるしというくらいにしか思っていませんでしたし、実際に膝を手術するまでは、別の道場に練習に行っていました。
でも、その子はずっと責任や負い目みたいなものを感じていました。
その小さい体に、耐えられないくらい、しんどい時もあったと思います。
昨日、その子から言われたことで、忘れられない言葉があります。
「苦しかった時、先生の顔を思い出して、助けて欲しいと思った。」と言われました。
私は「ごめんな。」と謝ることしかできませんでした。
でも、その子は明るく、昨日も本当に笑わせてくれました。
ちなみに、就職については、受かったと思っていたら、実際は不採用にだったらしいです。笑
なんじゃ、そりゃ。笑
昨日は本当に会えて良かった。
今日、記事を書こうと決めたのは理由があります。
先にも書いた通り、私はこの子が大事な時、大変な時に、側にいれないことが多かった。
それが、自分の中で後悔の気持ちとしてありましたし、今もあります。
なので、今度、この子に何かあった時は、自分が微力ながらも、何かできればと思っています。
もちろん、何もない方がいいし、元気でいてくれるのが1番幸せ。
ただ、何かあれば、すぐに助けにいけるような、そんな自分でありたいと思います。
昨日は、本当に人と人の繋がりは素晴らしいなと思いました。
今でも、教え子達には感謝しかありません。
直接、言ったりもしていますが、何か困った時は連絡してこいよ。
俺にできることだったら、何でもやるぜ。
暗い話もしましたが、昨日会った子が、また食事会を開いてほしいと言ってくれたので、次はその準備に向けて、動き出します。
私は元気です。
おやすみなさい。