ストリップショー観劇でとろけたい （ロック座偏）

先日、人生で初めて『浅草ロック座』でストリップショーを観てきました。健康的なショーだと感じたので、言葉に気をつけつつ、つらつらと思ったままにnoteに失礼します。

まず。なぜ今、ストリップだったのかというと。

吉田松陰先生の明治時代の本を読んでいたら無性に〝ネオ昭和〟を感じたくなったと同時に、ネットで（街から姿を消す昭和のストリップ劇場）と見かけて。この目で見ておかないと！と感じたからです。

観劇日までに昭和のストリップを知っておこう！と思って「すとりっぷ小屋に愛をこめて」という本を読んでいる私は一般的な感覚とはズレているかもですが…
…ネットに広がる過激な性表現や映像などを思うと、ロック座のストリップショーは「心地よい重さのエロス」を感じられる場でした。

会場を出てしばらく歩いていると、シュッと日常に戻っていける切れ味のよい後味は意外でした。

観劇する前に私の思っていたストリップショーのイメージは、
むせてしまう程なまめかしく、踊り子さんからの局部アピール、そして熱いセクシー目線からの、会場は呼吸ができないほどの妖艶なムードに包まれ、行き場の無いムンムンした気持ちを胸に秘めつつ最後はチップを踊り子さんのどこかに挟ませていただき、手が震えるほどの心拍のままに観劇終了……を勝手に想像していました。

が！実際は全く違いました！
私の想像の方が、断然！いやらしく卑猥だったので恥ずかしくなりました。バカバカバカ！

まず、私の観劇中に書き残したメモには裸についてのメモよりも「布の質感のエロス」 「布の動きのエロス」のメモが多く書かれてました。女性の裸体や局部でもなく布の動きのエロス。

女性の裸体よりも、布がはだける瞬間の布の動きの放つトロリとした色気。
何も隠さず裸になった女性の姿はセクシーとかではなく、美しく清かった。裸だけど、照明の加減で青い光の服を着て見えたときは特に綺麗だった。

観劇の翌日に日光の温泉に行っていたので、ふと、何かを確かめたい衝動になり。
露天風呂の湯けむりに身を隠して目から上を水面に出し、露天風呂に入ってくる女性達をボーッと眺めてみたら、そちらの方が、なんとも言えない気持ちになりました。

更に、水中で自分の足を色っぽく動かしてみると、その動きよりも足を沈めた時の チャポン… ぴちゃ…という音や女性の囁くような話し声の方が……で。目隠しして耳をハックされる方がよほど……かもと感じました。

話がそれたので、ストリップ観劇の内容に戻します。

踊り子さん達の容姿が〝隣の部屋のお姉さん〟的な程よい顔立ちやスタイルに見えて。身近でリアルな女性を感じました。だからこそ、もしかしたら、見れないような何か変な気持ちが湧くのでは？と、一瞬不安になったのですが。大丈夫でした！

踊り子さんが、なんとも気持ち良いほどにサッと堂々と観客に向けて足を開くので。足をオープンして局部が見えた瞬間に私は（は！そうか、ここはストリップ劇場だった！）と現実に戻ってきて。
1時間半、 観劇 と 現実 を頻繁に行き来した気がします。小さな頃から色々な観劇が大好きだけど、この行き来する感覚は初体験でした。

ストリップの観劇は女性としての学びもあり、
ヒモショーツを脱ぎ捨てずに太ももに結ぶと動く間にショーツが太ももに食い込んでいって色っぽかった…など、観劇中のメモに残っているものの、

劇中のメモはストレートな表現もあってお見せできず残念です。

5月1日の令和元年から入場料が１０００円高くなっていましたが、今までが安かったと思うのでホッとしました。

プロジェクションマッピングしたり、着物ぽかったり、アニメのキャラにコスプレしていたり、宝塚っぽい場面もあったり…
日本文化も強く出ていたので、東京で外国人の友達に会うときにはロック座に連れて行こうと思います。

最後になりましたが、ショーを盛り上げる為に？サイドから飛んでくるリボン芸はお見逃しなく。見逃したくても見逃せないと思うのですが、観客から踊り子さんへの愛を感じれることと思います。

そういえば、小道具で昭和のブラウン管テレビが出てきたときに「先生っっ！？！？」（←そんなわけない）と、一瞬反応しちゃった。

海外とは違う進化を遂げているという日本のストリップ劇場。まだ、浅草のロック座しか知らないので他の劇場も機会があったら行ってみようと思います！

令和元年になりましたね。

私は絵を描いたり、お昼寝したり、1日3分くらい株価チェックにあてつつ…

そうそう。

「転生したらスライムだった件」の小説とアニメが楽しくて、楽しくて。今日は娘と2人、画面に夢中でした。  

死の間際に魔界が開いてスライムに転生した主人公が冒険する話で、最高に楽しいです。

昨日は書道、今日はnoteを書けたので、脳内を少し書き残せて良かった！