そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #6
今回は、8月26日に行われたJ1リーグ「鳥栖 v 福岡」戦の鳥栖が先制点したシーンを取り上げます。
本題に入る前にお知らせです。
前回開催した「家本政明LABO」が好評だったことを受け、今度の9月3日(土)17:55から「鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ」の試合を「家本政明LABO」で再び開催することになりました。このイベントでは、家本が審判目線で様々な事象をぶっちゃけ解説しています。Zoomによる質疑応答やプレゼント企画もありますので、よかったら皆さん参加していただけたら嬉しいです。
イベントの詳細は こちら から↓
それでは本題に入ります。
【ケース1】 鳥栖 v 福岡 16分35秒のシーンについて
8月26日のJ1リーグ「鳥栖 v 福岡」戦、16分35秒に起きたシーンです。ルーズボールを処理しようとした前嶋選手(福岡)に対し、岩崎選手(鳥栖)が後方から忍び寄り、前嶋選手の股の間から足を出してボールを突きました。そのこぼれ球を本田選手(鳥栖)が奪い、味方にパス。そのリターンを再び本田選手がもらって鳥栖が先制点をあげたというシーン。多くの方が「ファウルじゃん!?」「APPの起点だからVAR介入じゃん!?」「得点は認められないだろ!?」と反応されたのではないでしょうか。まずはこのシーンについて解説します。
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