だぶるはっぴぃー
夕方なのに暑い。
残暑は残業代でも稼ぎたいのか?
当分続くと、訪問してきた看護師が言う。
「えっ!!!本当ですか?」
と聞き返す。
「こんにちは。」
生協のお兄さんが来た。
「暑いですね」とお兄さんは言う。
仕入れたばかりの情報を言う。
「当分続くらしいですよ^^」
「本当ですか。じゃあ。」
冷凍の食料品をぼくに渡すと、急ぎ足で去って行った。
今日は15時過ぎだ。いつもは、14時半には来る。
大変だったのだろう。外仕事の体験があるぼくは、同情する。
看護師のAさんは、さっそく、生協のカタログをと言う。
そう、さっさと注文を決めてしまう。二人がかりだと、10分もかからない。
普段は掃除もするのだが、ぼくは看護師さんが来る時間を忘れて、
エッセイをどう書くの? こう書いた!
を夢中で読んでいた。ドアは開けっぱなしだったので、ひょいと彼女が現れた。
「ちょっと、早めに来ました^^」
いつものことだよ。もう2年4か月?だっけ、訪問看護を受けている。
掃除嫌いのぼくが、率先するようになり、部屋は整頓されている。
そうなったと言うより、そんな傾向が昔からあり、刺激されたと言うのが正しい^^
掃除好きな母。父も掃除をする。何か父が掃除するのがすごくて、父は8年間、一人暮らしをしていたそうだ。
ぼくは、28年間だ^^結婚しそうになった。でも、相手があまりにも家庭を持つことに幼稚だったので、別れた。
婚約はした。でも金が無かった。婚約指輪なんて買えるわけがない。
23年前の話だ。父の仕事を手伝い、病気が悪化すると勝手に休む。
それでも父は怒りながら、受け入れてくれた。
ある時、にこりとして、1万円札を渡してきた。
「今からでも間に合うだろう?」
行けと。その時の彼女に会いに。
恋愛と結婚の違いが分からない彼女。会うと楽しいけど、怖さもあった。
別れて正解だったと思ったのは、
同じ団体のつてで、団体のえらいさんと結婚したと言う、話だ。
団体のえらいさんは、仕事をしっかりしないで、宗教ばかりする。
ああ、そんな奴を選ぶなんて、別れて良かったな^^
そう思い、その団体とも縁を切った。
今は、病気と闘う、ぼくのことが心底好きな、元幼馴染がいる^^
昔からずっと、ぼくを見てきた彼女は、散歩でよく会い、ひょうきんなしぐさで、お尻を突き出す。
要は、いいよってね^^
ぼくはそのOKサインに笑う。
ちょっと待ってね、結婚できるくらい稼げるまでは、一つになれない。
苦しいけど、ぼくの決意だ。
また、図書館で詳しく話すよ。ぼくの計画を。
両方がはっぴぃーになる計画をさ^^
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