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双極性障害-リハビリとエホバ

好きなことに打ち込むと障害が軽くなる。そんな実感を感じている。不治の病の双極性障害。

原因は、恐らく環境だろう。入院中に、あまり言いたくないが、現役のエホバの証人の男性に会う。

彼はパンフを持っており、見せてもらうと、双極性障害のパンフレットだった。

エホバの証人と言う生き方が、精神を分裂させ、双極性障害になったと、自分ではそう思う。

自分の障害を語る上で、読者には不快かもしれないが、エホバを語らないといけない。少々我慢してついて来て欲しい。

 

エホバに入信したあの時


19歳の時に、伝道を受け、今思うと、アダルトチルドレンの症状の共依存を、伝道者との関係でなってしまい、自分の意志は入りたくなかったが、

不快と感じながら、エホバの勉強会に行ってしまう。

その時間は重い苦しみの時間であり、最初の頃は、不真面目で、勉強の予習をさぼっていた。

その時は、宗教ではないと言っていて、エホバの証人は宗教ではないと、伝道者のFさんは言っていた。

勉強は面白く無かったが、自分の普通の考えとは違う、エホバの王国がこれから来て、救いが来るとの話。

どう考えても、変だ。だが、ハルマゲドンが来ると言うこと。ノストラダムスの大予言を信じていたぼくは、ハルマゲドンの教えを信じてしまった。

今までの自分の生き方を捨てろと言う。聖書的な生き方(実は、ものみの塔の教理であり、聖句と関連付けるが、こじつけが多かった)

どういうわけか、貴重な日曜日に、半ば強引に集会を体験させられ、多くのエホバの証人が、男女で、ラブシャワー(歓迎の行動。男性は握手して来る。女性は関心を払って来る。心地いい)

このラブシャワーは孤独だった僕を癒した。それを何回も味わいたいと思った。だが、2回目は無かった。

エホバの証人に対応した人格が、勉強と集会で作られていく。と同時にパソコン好きな自分もいる。

このダブルモード切替の人生になり、それが双極性障害だったのだ。

あくまでも自分の体験を書いている。他の方は何らかの形で、自分が二人以上になってしまったのだろう。

 

自分と統合するためにエホバを辞める


ものみの塔の勉強と、伝道、集会、大会。自発奉仕。皆、心の状態が変でやっていた。本心は疲れ切っていた。父の仕事の手伝いもやっており、

月曜から土曜は、家の修理の仕事。その中で、火曜日と金曜日の19:00くらいの集会。日曜日の9:30の集会は出席が義務で、

仕事で疲れて休みたいのが本心。無理に、スーツに着替え、行く。行きたくない自分が本物であり、

もう一人の自分であるエホバの証人が宗教人格です。

26歳の時に一回、精神科に掛かるが、医師はうつ状態と言い、よくわからなかった。薬もすぐ止めた。

29歳の時に、弟から、アダルトチルドレンについて聞き、戒律を破って、世間の心理学書を読む。双極性障害のことはその時は分からなかったが、

アダルトチルドレンの回復の本で、自分を取り戻すことを学び、宗教を時々休む。父には仕事を当分休ませてほしいと頼み、精神科に通い(Aクリニック)、

月10万円の援助を受け、自分の病気を癒す旅に出る。宗教が嫌いであることは知っていたが、認めていなかった。

宗教人格も時々出た。精神科デイケアで、相手の負担ならない配慮はしながら、伝道していた。仲間が親切に聴いてくれた。

やっているうちに、エホバの証人の生き方は病気であり、直す必要を感じた。主治医に、初診で話したのだが、

「考えが病気を作ります」と言われ、しばらくはエホバのまま生きていた。

デイケアのメンバーとパソコンの話をし、そこの女性と一緒に絵を描いたりしているうちに、

エホバ前の人格が帰って来て、素の自分が生き返った。プログラムである、カラオケは楽しかったし、患者仲間との恋愛と失恋も体験し、

見方が宗教を超えた、現実的な見方を固定で来た。自己統合だ。

自分が帰って来て、宗教に居場所を求める必要はないと悟り、脱会する。

 

医師はまだ双極性障害だと言う


自分なりに治ったと思ったが、MメンタルのM先生は、病名をもう一度聞くと、
「双極性障害です」
「エホバのトラウマがあるのですが」
「日常で治してください」
日常で宗教と関係の無いことをたくさんやって、それで体験して、感覚をごくふつうの体感値にもどすしかないと悟り、

ますます、パソコンとネットの活動に励む。病院もAクリニックから、Mメンタルにかえたし、

デイケアから作業所に活動する場所を変えた。これが大きな効果があった。

過去エホバだったと言う話はしなくなった。1回だけ、関心も持つ男性がいたので、詳細に話したが、後はしなくなった。

今でも、双極性障害だ。だが、ネット活動で、noteを書き、スキ、フォローをもらい、コメントして、交流をしている。

自分の人格を陶冶する感じがあり、対人関係が大きく改善された。細やかな気遣いもできるようになり、女性陣に褒められる。

双極性障害のままでいいんじゃないか。ぼくの一部だし、完全に治らないでいいのではないか?リハビリをたくさんして、元気だし、

将来起業するとの計画と夢がある。2回目のフロンティアだ。生活保護を使った、生活保護起業。10年かけて、売り上げを生活保護費以上にする。

そんな野心。それが自分であり、自分らしさなんだ。

そんな感じで、双極性障害は続く。自分自身を研究対象にするのが面白い。日記やnoteにたくさん書けるのも、

楽しいから。リハビリとエホバ。リハビリでだいぶ、普通の人になってきたし、宗教で培った、行動力はそのまま健在。元気にリハビリしようと思います。

#note作家
#元エホバの証人1世
#masa

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