漢字と万年筆、または筆

 漢字の書取りを「強要」するのなら、せめて鉛筆硬筆ではなく、筆か万年筆で描くように指導すべき、ではないでしょうか。とか書いてみる。
 あーーーーんなに、たくさん、漢字を書け!っていうなら、それくらいの(描く修行をする側の疲労と「飽き」に対する)配慮をすべきなのではないでしょうか。人に強要するのなら強要する己もまた自ら縛りを設けて「ほら、とんとんだよ」と、見せかけだけでも状況を整えるべきではなかろうか。……といい加減に考えてみる。
 まあ、なんにしても、書き取りは万年筆か細筆ですべきだろう。漢字の「よさ」がそれで分かる……かもしれない。せめて芯を削らずに済むボールペンやサインペンで書き取りをさせるようにすべきだろう。たぶん。たぶんね。
 ……わたしが子供だとして、それでも「無抵抗主義」で対抗するやもしれないけれど(苦笑)。

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