ワクチン小説(苦笑)

 ワクチン接種の順番が回ってきたので出かけた。
--はいそこに掛けて。口開けて
 く、くち?
 わしゃ歯医者じゃけん、口の中に打つ。
 ……口の中に筋肉、あるのかな? めっちゃ痛かったよぉ(涙)。

 2度目。順番が来たので仕方なく出かけた。
--はい、おしりだして。
 お、お尻?
 あたくし、畜獣専門ざーすの。はい、はやく!おしり、だす!
 尻に打たれました。もう痛いやら恥ずかしいやら。子供じゃねんだよこっちは!と憤るやら、複雑な気分のまま帰宅した。
 その晩、発熱。そのまま入院。そして隔離。……ワクチンとはなんだったのだろうかと考えさせらえる経験でありました。ええ、いまは、元気です。ゲンキデス、シンパイナイデス。うそうそ、かたことはジョーク(苦笑)。効果の程は……死ぬまでには明らかになるんじゃない?知らんけど。

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