教育勅語・教育ニ関スル勅語
『小池晃対話集』(著者 小池晃、新日本出版社、2019年平成31年4月25日)の26ページと27ページで中野晃一さんとかおっしゃる方が教育勅語を「中華思想」風に解釈なさっておられて、すげーなー、ほんとうかなあって思って調べた。
ここに全文が載ってます。原文と現代語訳と。ありがたし、ウィキペディア。正式名称は上にある通り「教育ニ関スル勅語」です。勅語ってのは当時の用語で、「天皇からのお言葉」って意味です。ああ、当時だったらこんな書き方したら不敬扱いなんだろうなあ。
> 教育ニ関スル勅語(きょういくにかんするちょくご)または教育勅語(きょういくちょくご)は、明治天皇が近代日本の教育の基本方針として下した勅語。1890年(明治23年)10月30日に下され、1948年(昭和23年)6月19日に国会によって排除または失効確認された[1]。
ってことで書いてあることを守ること・守らせることの法律の強制はないです。ないけれど、すーっと読めば、(当時の皇室国家って言い回しを外せば)単に道徳を説いてるだけってわたしは思うんですけどね。
「朕󠄁惟フニ」で始まるように、お考えをお示しになっただけ。いやぁー立場が立場(当時)だったから、臣下(当時)が「ははーーっ」って命令扱いしたってのも歴史的には分かるけど……。
明治天皇(祐宮《さちのみや》睦仁《むつひと》天皇)は1852年(慶応3年)生まれ。引き算すると1890-1852=38歳、でしょうか。お誕生日前だと37歳、かな。
「みんな、仲良くしろヨォー」って言いたかっただけなんじゃないのー、って雑にわたしは思うんだけどねえ。
文部科学省のサイトにも全文が掲載されてました。
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317936.htm
まあ、「歴史としての記録」だからねえ。あっても不思議なし。
……でもなんだか、いわゆる「左翼」はこういうのにも「いちゃもん」つけて「強請る」んだろうなあ……と思うと気が重い。重いけど、日本語が読める人にはみんな、読んでくれたら嬉しいなって(まどか風にかわい娘ぶりっこ)。
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