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そういやリノベ再販って知ってましたっけ?

気の赴くままそこはかとなく書き作ってきたので、肝心なウチの会社の社業についてあまり話していないような気がします。家が欲しいお客さんに家を提案して買ってもらう。それは不動産屋なら当たり前。僕がお仕事させてもらってる株式会社ディライトワークスの柱となるお仕事はリノベ再販って呼ばれるものです。

要は日本人は人口が爆発的に増えた時代にバンバンバンバン家を建てました。それでも今若い人が減っていく中でこの先新しい家の販売戸数は減っていくことが予測されます。なのに昔建てた家は残っている。そして人はやがて亡くなるもの家が残される。古い家がたくさん世の中に存在するのに、まあ仕方ないのですが、みんな新しい家を建てたがる。そこで世の中には空き家があふれているんです。

その空き家になるであろう家を僕たちのような不動産会社が買い取ってリノベーション工事を施し、新しくお住いになる方を探す。リノベーションていうのは世間が言う所のリフォームの事です。少し規模が大きいものを指します。というよりリフォームという言葉は英語では建物の改修に使いません。ここらで間違った和製英語を正しましょうって事なのでしょうか。

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これが

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こうなるんです。同じ部屋には見えないでしょ?なかなか上のままでは買手がつかないマンションをプロの目線から買い手のつくものに改修して売りましょうね~というのがリノベ再販です。もちろん工事の費用はたくさん掛かります。上の写真だと500万円程度かかっています。ほぼ全とっかえしてるので。

このマンションの話ではありませんが、たとえばとあるマンションを立地条件や間取り、築年数などもろもろ考慮すると2000万円で売れるであろうと予測します。2000万円で売れると想定して逆算すると

2000万円 - リフォーム工事費用500万円 - 物件を仲介してくれた不動産会社への仲介手数料と新しくお住いになる方を探してくれた不動産会社への仲介手数料を合わせると大体100万円 - 登記費用や、融資を受ける銀行の利息などの諸経費100万円 - 弊社の利益10%200万円程度。 = 1100万円

そうなんです。2000万円で売れるであろうマンションを不動産会社は1100万円位で仕入れないといけない。

「もしかしたら何もしないでも2000万円位で売れないかな?」

そう思うのが人の心ですよね。そうなんです。絶対に売れないなんてこともない。だからなかなかリノベ再販用の物件の仕入れって難しい。売主様にも何か事情が無いとなかなかその価格では売ってくれないですからね。

でもどうでしょう?そのまま待っていても全然売れないこともあります。中には売主様の費用で自らリフォームする方もいます。でも中途半場にお金を使っても売れないケースもありますよ。リスク高くないですか?

そして何より一番のリスク回避は「瑕疵担保免責」言葉だけ聞いても良くわかりませんよね。

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本来、不動産を売却する売主様は(瑕疵は欠陥と同じような意味の言葉です。)自分が知らなかった欠陥に対しても責任を負います。そのリスクも売る相手が不動産屋だと不動産会社が飲むことが多いです。瑕疵に対して責任取りませんよ~が「瑕疵担保免責」

なのでウチのような不動産会社に買取を依頼すると

メリットしては

・必ず買ってもらえて早く現金化できる。

・知らない欠陥を押し付けることができる。

・次の住み替えなどの資金計画が立てやすい。

・売れなかった物件が売れる。


デメリットは

・相場より高く売れる可能性はなくなる。


そんなところでしょうか?簡単にまとめすぎかな?まあ僕も不動産の売却を依頼されたとしてまずは売却理由を聞いてそれがそれほど急がない理由なのだとしたら、すぐに買取なんてしません。僕に依頼してくれたお客様に少しでも多くのお金を残してあげたいので。まずは仲介という形で高めの価格で売るように努力します。

買取を依頼するときの売却理由ってだいたい決まってる。

「相続」「離婚」「任意売却」「住み替え」

これ以外の理由なら頑張って高く売ってみようと思うんです。その方法についてはまた別の機会にお話ししますね。

なんとなく面白くない内容かもしれませんが読んでくれた方ありがとうございました^^


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