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おばぁちゃんと私<138/1000>

【ラジオ体操443日目】
『ニコチンレス生活164日目』

こんにちは。
大好きな人の弱っている姿を見ることが本当につらいと痛感した、1か月も風邪を引きずっているコマリストです。


今日は『残された時間に出来ること』というテーマで書いていきたいと思います。


昨日、数か月ぶりに大好きなおばぁちゃんと話をしました。


おばぁちゃんについての過去記事はこちら↓

施設から退所したわけではありませんが、コロにゃんのワクチン接種のために一時的に外出許可が出たとのこと。


母親に頼み込んで、5分でいいから話をする時間をもらえないかと交渉して、少しだけ実家の方に寄ってもらうことになったのです。


といっても、施設入りを全力で拒否しているおばぁちゃんの気持ちを考慮して、自宅の中には入らず、車の中で話をするだけでした。
#戻りたくない気持ち
#強くなってしまう


久々に見たおばぁちゃんの様子は・・。


今日は、数か月ぶりに大好きなおばぁちゃんと会って話が出来たおばぁちゃん子のコマリストの単なる日記です。


特にこの2年間は、大切な人との時間をどう過ごすのか考えた方も多かったかもしれませんね。

久々の再開

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昨日、1月から入院して、退院後はそのまま施設へ入所してしまったおばぁちゃんと久々に顔を見て話をしました。


久々に見るおばぁちゃん。
心不全で入院し、ペースメーカーを入れる手術を終えて数週間なので、どれほど弱っているのか、ものすごく不安な気持ちでの再会。


どんな感じだったかというと、
最悪な状態を想定していたせいなのか、思っていたよりも元気そうな様子でした。


もしかしたら私のことが分からないかもしれないと覚悟していましたが、顔を見るなり、名前を呼んでくれて、何事もなかったかのように話をしてくれたんです。


正直、めっっっちゃホッとしました。


もちろん、元気そのものという感じではありません。


今週に入って、気温が急激に上がって昨日なんかは27度もあるのに、冬用のアウターに身を包んで「寒い」と言っていたり、お昼ご飯を食べた直後なのに「お昼ご飯前だから薬が飲めてない」という話を5分の間に3回くらいしたり。


入院前と比較しても明らかに弱っているし、認知症状が進んでいることは事実。


けれど、時折笑顔を浮かべながら話をする姿に、安心感を感じると同時に泣きそうな気持ちになりました。


会う前には、私と話をすることで、少しでも元気になってほしいなんてことを考えていましたが、会ってみたらこちらが元気をもらいました。


やはり私のおばぁちゃんは強い女性だなと、あらためて尊敬しました。


『早く元気になって、帰ってきてね!』


施設を退所して、自宅に帰りたいと懇願しているおばぁちゃんに、こんな言葉をかけて5分程度の再会の時間を終えました。


ワクチン接種が終わったら、また帰りたくもない施設に帰っていく。


そう思うと、少し胸が痛みましたが、私に止められるわけでもない。受け入れるしかない無力な自分を責めつつも、久々の再会の時間はあっという間でした。

おばぁちゃんの言葉

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たった5分でしたが、頼み込んで作ってもらったおばぁちゃんとの時間は、私にとってすごく良かったと感じています。


3か月ぶりに顔を見たおばぁちゃんの第一声は、
「仕事は順調か?」「元気にやってるか?」


こんな調子で、こちらのことを心配して気遣う言葉ばかり。


心配してたのはこっちの方だよ!!


思わず喉から出そうになって、止めました。
おばぁちゃんは、昔からこういう人だった。


いつも自分よりも家族が大事。
何を言われても家族への愛情を絶やさない


自分がどれだけ弱っていても、どれだけ寂しい思いをしていても、つらい思いをしていても、きっと家族のことを心配し続けているんだろうな。


35歳という若さで旦那を亡くし、女手一つで二人の子供を育て上げることを決めたその日から、「弱音」を捨てた強い女性。


どれだけ時間が流れても、その気丈な性質は変わることが無いんだなと改めて実感しました。


もしかしたら、「家族」の存在がおばぁちゃんを支え続けたのかもしれません。


そんな家族のことが誰よりも大切で、本当の意味で自分よりも心配なのかもしれません。


そんな素敵すぎるおばぁちゃんに育ててもらえたことに、あらためて感謝しないといけない。


そして、大きすぎるその愛情に、残された時間で少しでも直接言葉をかけたり時間を共有することで応えていきたい。


こんな大きすぎる愛情で育ててもらった私に関わってくれる大切な皆さんに、おばぁちゃんと同じように大きな愛情を送っていける男でありたい。


自己犠牲が良いと思っているわけではありません。


けれど、自分よりも誰かのことを大切だと思えることって素敵だし、そんな相手がたくさんいる人は、きっと同じように大切に思ってくれる人に囲まれていると思う。


自分がきついとき、つらい時、しんどい時に、他の誰かのことを心配できるような強い心は、今の私にはありません。


おばぁちゃんが身をもって教えてくれていることをしっかり学び、心に刻んで、自分の糧にしていこうと思います。


残された時間はどれくらいあるだろう。。
少しでも、直接会って話をする時間を作ろうと思います。

じゃ、またね!

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