TTPと言われても〈33/1000〉
【ラジオ体操338日目】
『ニコチンレス生活59日目』
こんばんは。
白状すると、0→1の企画をすることも多いけれど、毎回過去の企画や誰かが実施した企画をめちゃめちゃ参考にしているので、完全オリジナルだったことは1度も無いコマリストです。
今日は『パクリに毎回気づくのは自分だけ』というテーマで書いていきたいと思います。
新企画を考えて下さい。
新たなビジネスを考えて下さい。
新しいイベントを創って下さい。
新商品を考えて下さい。
そんなに頻度は多くないけれど、依頼されるとなかなか頭を悩まされることになります。
皆さんは、0→1で新しいものを考える際、どんな方法を採用しているでしょう。
私はあまりセンスが無いので、誰かのアイデアを参考にする事が多いです。
というより、TTP(徹底的にパクる)を採用していることがほとんど。
今日は、人のアイデアをパクることに抵抗感があった頃の自分に聞かせてやりたい現実のお話です。
無茶ぶりに頭を悩ませてしまうことが多い人にこそ読んで欲しいと思います。
アイデアとは
さて、まずは私がアイデアを出す時に意識しているちょっと残酷な現実について説明しておきます。
私が初めてこの言葉を聞いた時、ものすごく抵抗感がありました。
というのも、何日もかけて調査して、仮説を立てて、いくつものアイデアを出して、その中から1つを選択して、、
こんな手順を踏んで、本当に1から自分で考えたものに対して、この言葉を言われたから。
けれど、今ならこの言葉の意味がよく分かります。
全てのアイデアの源泉は、過去に本人がどこかで見聞きしたものがベースになります。
なので、自分で頭を悩ませて、検証して思いついた完全オリジナルのアイデアも、必ず誰かのアイデアが参考にされていることになる。
ちなみに、この話を書いたのは、オリジナルのアイデアを否定したいからではありません。
だったら、最初から自分一人の頭で考えるのではなく、過去の事例や他人のアイデアをパクればいい。
これが出来ると、時間を無駄にしなくて済みます。
ビジネスの世界ではこんな言葉が常識とされていたりします。
パクって組み合わせるのが普通のことだと覚えておくと、気持ちが楽になると思いませんか?
TTPへの抵抗感
とはいえ、「パクる」という言葉のイメージが悪くて抵抗感があるという人も多いと思います。
かくいう私も、もともとはその1人でした。
誰かのアイデアをパクるということに抵抗はあったし、罪悪感みたいなものを感じていました。
何より、パクったアイデアを自分が考えたもののようにリリースすると、それが誰かにバレるんじゃないかと思っていました。
そして、悪いイメージを持たれてしまう。
まぁ、結局は私自身が怖かったという感じですね。
けどね、気づいたんです。
誰一人として全く同じ人生を歩んでいる人はいない。
同じものを見ても、感じ方も活かし方も違う。
そもそも、自分自身が参考にしよう(パクろう)としている誰かのコンテンツやアイデアを知っている人なんてごく極めてわずかです。
そのアイデアに、さらに別のアイデアを組み合わせれば、その両方を知っている人なんてもっともっと少なくなる。
つまり、自分が思っているほど、あなたのパクリに気づく人は多くないということ。
だったら、堂々とパクって、自分のオリジナルだと言えばいい。
いつか、笑い話として『実は、あのアイデアは〇〇さんのパクリなんだよね』と言えばいい。
その時に何者かになれていたとしたら、誰もあなたを責めたりしない。
責められるからパクるなんて出来ないと、勝手にやらない理由を作っているのは、何者にもなれていない自分だけです。
悩む時間は勿体ないです!
どんどんパクって、進んでいきましょー☆
じゃ、またね!