真っ直ぐ受け止めて。<361/1000>
【ラジオ体操663日目】
『ニコチンレス生活384日目』
こんばんは。
マクドナルドのストローがすっぽり入るほど大きな穴を耳に空けて、長い襟足を金髪に染めていたけれど反抗期は無かったと言い張っているコマリストです。
今日は『人が素直に育つのは』というテーマで書いていきたいと思います。
反抗期。
あなたにはあったでしょうか。
尾崎豊の曲に感銘を受けて、大人達の言い分を真っ向から否定していた過去を持つ私としては、あれが反抗期だったのかと思い当たる節はあります。
#かっこいいよね
#今でも好き
子供が成人するまでには、思春期や反抗期、イヤイヤ期など名前のついている〇〇期というものがいくつかあります。
子供が自分で「私はイヤイヤ期です」と言い出すわけは無いので、これに名前をつけたのはもちろん大人です。
#相談が多いから
#付けると楽になる
今日は、〇〇期を理由にして真っ向から子供と向き合わないのは残念すぎるというお話です。
そもそも反抗期って、誰が認定するものなんでしょう。
素直すぎる子供たち
先日、高校生の子供2人を持つKさんと話をしていたところ、素晴らしい学びがありました。
Kさんの子供達は、どうなったらこんなに真っ直ぐな子に育つのかというくらい素直で素敵な娘さんです。
特に下の娘に至っては、自分の部屋があるのに、自宅にいるほとんどの時間をリビングで過ごし、家族との時間を大切にする優しい娘。
どんな風に育てたらあんな真っ直ぐな子に育つのかと聞いてみました。
Kさん
『特に思い当たるようなことは無いけれど、本人の意思を否定することなく、ありのままを受け止めてきたからかもしれません。』
コマ
「なるほど。反抗期は無かったんですか?」
Kさん
『ん〜。無かったと言えば無かったかな。』
コマ
「ん?どういうことですか?」
Kさん
『髪を染めたりピアスの穴を開けたりはあったけど、”似合うじゃん!”って一緒に楽しんでましたからね。』
コマ
「あ、それ確かに第3者から見ると”反抗期に違いない”と言う人もいるかも。けっきょく反抗期って親とか周囲の解釈なのかもしれませんね。」
Kさん
『ホントそうだと思う。一緒に楽しんでたら反抗されてるなんて感じないし。』
コマ
「あ、それってイヤイヤ期とかも一緒かもしれませんね。イヤしか言わないから何を伝えたいか分からないってストレスを”イヤイヤ期”って言葉で片付けてしまった方が親のストレスが軽減されるし。」
Kさん
『そうですね。イヤイヤ言ってる子供を”必死で可愛いなぁ”って、こちらが余裕を持ってしっかり向き合えば、何を伝えたいのか分かりますからね。』
コマ
「なんだかKさんの娘さん達が素直に育っている理由がわかった気がします。」
Kさん
『どういうことですか?』
コマ
「〇〇期って言葉で片付けないで、毎回子供たちの気持ちにしっかり向き合って、時には一緒に楽しむ。そりゃ、親が素直に受け取ってくれるんだから素直にしか育たないですね。」
Kさん
『笑。まぁ、しんどいと思ったこともあるけど、本当に楽しみながら一緒に成長出来たかなと思ってます。』
素直の源泉
この会話。
子育てだけでなく、コミュニケーション全般において永久保存版だと思いました。
こちらの負担を下げたいから。
こちらの価値観が正しいから。
こういった理由で自分だけの基準で相手を評価し、決めつけるのではなく、ありのままを受け止める。
ただそれだけで相手は受け入れてもらえたことに満足し、心を開くことが出来る。
もともと自分のメンタルを守るために〇〇期という定義を使って誤魔化してきたんです。
#普通のこと
#キツイから
真っ直ぐ受け止めるというのは簡単なことではありません。
そもそもイヤイヤ期も反抗期も本当に存在するんだと考えている人の方が多いですからね。
私の場合、
学生の頃にタバコを吸っていたのを親に見つかった時、怒られることなく、『火事だけは気をつけろよ!』と言われただけ。
金髪に染めたことを教師に叱られた時には、『似合うんだから良いのにね!』と言われただけ。
こんなのは親として良くないと思う人もいるかもしれません。
けれど、私はこの両親のことが大好きだし、心から尊敬しています。
#恥ずかしいけど
#ちゃんと伝えるのは
今でも毎年、父の日や母の日、それぞれの誕生日にはプレゼントを贈り、感謝を伝えています。
#出来てますか
#やってほしい
そして、周りから見たら間違いなく反抗期だと言われそうな見た目だったけど、私自身は反抗期が無かったと本気で思っています。
だって、両親への尊敬を無くしたことは1度もないし、両親のことが大好きだから。
#反抗してないよね
#ただのオシャレだった
そうなんです。
私自身がKさんのような両親に育てられ、真っ直ぐ成長した実感を持っているんです。
#永遠の少年
#見た目はおじさん
まぁ、かなりの捻くれ者という一面もあるんですけどね笑
ということで、素直の源泉とは、周りの大人が、子供の立場に立って真正面から受け止めることです。
真っ直ぐ受け止めるのは、時にしんどいこともあるかもしれません。
ですが、きっと目の前の相手を素直に成長させてあげることが出来ると思いますよ。
じゃ、またね〜!