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魅力的な人<183/1000>

【ラジオ体操486日目】
『ニコチンレス生活207日目』

こんばんは。
想いを伝える目的で、モノを送り合う文化を大切にしているけれど、モノよりも添える言葉の方が重要だと気づいたコマリストです。


今日は『価値を高める言葉のギフト』というテーマで書いていきたいと思います。


年賀状や、バレンタイン、お中元に、お歳暮、その他にも誕生日など個別にモノを贈るタイミングは沢山あります。


日常的に感謝を伝える習慣が無い人や、わざわざ伝えるのは恥ずかしいという人にとってはありがたいですよね。


相手に何かを送る時、その効果を最大化するのは、やはり送り主からの言葉。


今日は、感謝を伝えるための贈り物の効果を最大化する言葉の魔法についてのお話です。


せっかく感謝を伝えるために何かを送るなら、言葉のギフトをセットにしたいですよね。

優しさの塊

もう3週間も前の話ですが、約1年ぶりにお話したT社長が取った行動に、私の心は一撃で奪われました。


T社長は私がこれまでお会いしてきた人の中でも1・2を争うほどの働きマン。


年中ほとんど休むことなく、高齢の母親と働き続け、国内数十箇所の大学や、世界中の美術館、スポーツ施設などに向けて木製品を作り続ける。


その働きぶりについては、以前noteでも紹介したことがあると思います。


このT社長は、私が1年ぶりに訪問するためのアポイント電話をしたところからギフトを送り続けてくれました。


久々に声が聞けて嬉しい。
いつでも来て下さい!

こんな優しい受け答えから始まり、アポイントを入れて、1年ぶりの再会。


会社に着くと、社長だけでなく、お母様も覚えてくれていて、丁寧にお出迎え。
#仕込みだったのか
#素直に嬉しい


1年前に話したことを思い返しながら、3人で盛り上がりました。


途中、どうしても外せない用事があるからとお母様は外出されました。


そこから社長と2人で2時間以上に亘って、近況や世界経済の話まで、色々と語り合いました。


一通り話をしたところで、ふいに立ち上がったT社長が、奥の部屋から持ってきたのは「オーガニックの干し芋」。


この干し芋、1年前に数袋頂戴して、びっくりするほど美味しかったので、感謝の連絡を入れた商品なんです。


何と、T社長は私が会いに行くと連絡を入れたため、わざわざこの商品を私のために用意してくれていた。
#覚えてくれていたのか
#袋に入れて準備


この社長は、ホントに優しさの塊みたいな人です。


実はこの商品、お店では販売しておらず生産者から直接購入するしかない。
#手間がかかる
#時間もかかる


有り難すぎるという気持ちと同時に、手間をかけさせてしまったなと少し申し訳ない気持ちになりました。


そんな私に、T社長が伝えてくれた言葉が、渡してくれたモノの価値をめちゃめちゃ高めてくれるギフトだったんです。

人たらしの魔法

さて、このT社長が私に伝えてくれた魔法の言葉とはどんなものだったのか。


それは、
❶T社長が毎年この干し芋を生産者から10万円分購入している。

❷これは、1年間で出会う人の中でも「ずっと付き合っていきたい」と思う相手に送るためのもの。


こんなお話(言葉)だったわけですが、私の心は完全に奪われました。


この話。
私が少し申し訳ないなと感じていることを悟ったから話してくれたのかもしれません。
#エスパーなの
#顔に出てたのか


T社長は、「毎年購入している」という言葉を使うことで私の申し訳なさを消してくれた。


その上で、私のためだけに用意したものでは無いが、「ずっと付き合って行きたい相手」にだけ送っていると伝えてくれた。


この言葉、本当にズルいですよね笑
#間接的
#効果が高まる


この話に対して、そんな風に思ってくれていることに感謝の言葉を返しましたが、何だか照れくさい気分でした。


相手がわざわざ用意してくれた物を受け取る時、遠慮してしまう気持ちってあると思います。


ここに、相手の心を動かす『言葉のギフト』を加えることで、心置き無く物を受け取ることが出来るようになります。


こんな言葉を、空気を吸うようにサラッと伝えることが出来たら・・。


めっちゃモテると思いません?


T社長がモテるかどうかは聞いていませんが、少なくとも私は人として、経営者として、T社長が大好きです。


性別なんて関係なく、お客さんからも従業員からも愛される人間。


そんな人間になりたいと私は思います。


ちなみに、
T社長とお会いしてから1週間、わざわざ電話をしてくれて、こんな言葉をもらいました。


T社長
「コマリストさん!先日は遠方からありがとうございます。久々に色々と話をして、勇気を貰ったので、話していた件に挑戦してみようと思います!!」


この電話、私に伝える必要なんて1mmも無いはずなんです。
#挑戦は決めている


というのも、T社長の挑戦を私がお手伝いする訳でもなく、ただ遠い所から応援することしかできません。


それなのに、忙しい時間を削って電話をかけてきてくれて、感謝を伝えてくれる。


惚れてまうやろー!!


こんな事をサラッと出来てしまうから、T社長の周りには温かい人達が沢山いるんだと思います。


こんな男になりたい。


常に意識するのは難しいけれど、何かしらのモノを誰かに送る時くらい、どんな言葉を添えるのか1度考えてみたい。


その言葉が、贈るモノの価値を何倍にも高めてくれることになるから。


ここまで読んでくれた皆さんも、是非考えてみて下さい。

じゃ、またね!

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