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強力すぎる力は使わないで<388/1000>

【ラジオ体操690日目】
【ニコチンレス生活411日目】

こんにちは。
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心だという言葉は有名だけど、この言葉の由来も言葉そのものも間違っているということを知って、ショックを隠せないコマリストです。


今日は『無視されると人は勝手に反省する』というテーマで書いていきたいと思います。


まずは、冒頭の言葉について、しっかりと間違いを正しておこうと思います。


そもそも、「好きの反対は嫌いでは無くて無関心」という言葉の語源は、マザーテレサが言った『 愛の反対は憎しみではなく、無関心です』だとされています。


語源から見てもわかるように、”好き”ではなく”愛”なので、好きの反対が無関心というのはちょっと解釈がおかしいということになります。


そして何より驚きなのは、この言葉はマザーテレサの言葉では無いということです。


この言葉を発したのはエリ・ヴィーゼル氏だとされており、公共広告機構がこの言葉とマザーテレサの写真をセットで報道したことで、日本人の多くが勘違いしたということらしい。
#私も
#勘違いしていました


広告の力ってすごいし、思い込みの浸透力ってヤバいですね。


今日は、人は無視されることで様々なことを勝手に想像して反省するというお話です。


完全にコマリスト自身の体感としての話を書き殴っておくだけの回です!

無視の力

子猫を無視する母ネコ

実は最近、電話もLINEも無視され続けるという地獄を頻繁に味わっています。


もちろん、私の方に非があるので、相手を責めることはできないし、責めるつもりもありません。


ただね、無視され続けるのって、本当にしんどいんです。


分かる人には分かってもらえると思いますが、どんなきつい言葉を投げかけられるより、無視されるのがキツイ


否定的な言葉や、暴力的な言葉を投げかけられるのも、もちろん気持ちが良いことではありませんが、相手の考えていることや、感情を受け取ることが出来るので、こちらがどう対応すべきなのかが分かります。


だけど、無視されてしまうと、相手の感情や頭の中にあるものを想像するしかない。


ザ・ポジティブシンキングの人間だったら、
・時間が経てば、きっと許してくれる
・手が空いたら向こうから連絡してくれる
・本当は怒ってないけど、熱を冷ましてから話したいだけだ


こんな風に前向きに考えることが出来るのかもしれません。


というか、私自身も大抵の場合はこうやってポジティブに考えるように心掛けているので、通常は無視されても気にするようなこともありません。


ただね、自分にとって大切すぎる人だったり、存在が大きすぎる相手から無視された時には、どうしたってポジティブには考えられないんです。
#少なくとも
#私の場合


このまま無視され続けるんじゃないか。
無視するということは嫌われているに違いない。
一生連絡を取れなくなるんじゃないか。


こんなことばかり考えてしまうので、仕事が手につかなくなります。


で、最悪のケースばかり想像してしまって、勝手に落ち込んで反省して、また電話をかけたり、メッセージを送って、また無視される。


こうなると、もっと悪いケースについても勝手に考え始めて、想像というよりも妄想の領域に突入します。
#妄想癖
#想像力豊かと言って


これが繰り返されるうちに、どんどん負のループに陥って、食事も喉を通らなくなって、夜も寝られなくなって、目の前のことに集中できなくなる。


良い意味で『言葉の力』というものが取り上げられたりしますが、言葉が持つ力よりも【無視の力】の方が圧倒的に強い
#強力すぎる


色々書いてますが、もしもこのnoteを読んでくれるのであれば、是非伝えたい。


お願いだから、無視するのはやめて下さい

無視の力を使うことはできるか

破談

ここまで書いてみて、少しだけ冷静さを取り戻してきたので、ここからは非常に強い力である【無視の力】を意図的に使うことが出来るかということについて考えてみます。


まずは結論から。
あえて書く必要はないのかもしれませんが、この【無視の力】は使わないことをおススメします
#勧めないんかい


というのも、前半部分で書いた通り、無視をされる側は勝手に想像を膨らませて、反省したり傷ついたりするから。


相手は頭の中でこちらが意図していないことまで想像することになるので、無視する側の想定以上に相手を傷つけることになります。


これをビジネスはもちろん、人間関係の中で使用してしまうと、言ってもいないことややってもいないことを理由に絶縁されたり、最悪の場合訴えられてしまうという事態が起こりうる。


しょうがないですよね。
こちらが何も伝えずに無視をするものだから、相手としては自分の頭の中で想像を膨らませるしかない。


これが、何度も繰り返されることで、自分の想像だったのか相手から言われた言葉なのかの区別がつかなくなります
#本当に
#よくある話


そして、最悪のケースに発展してしまうと、言った言わないの水掛け論になって、どちらも疲弊してしまいます。


ということで、扱いきれない大きすぎる力は、最初から使わないというのが賢明なんだと思っています。


ところが、ビジネスにおいては、意図せずして【無視の力】を発動させてしまっているケースが意外と多い。
#これが怖い


相手からメッセージが送られてきているのに、受信側が内容を確認して、話は終わったと処理してしまうことで、送信した側は無視されたという状態になって、相手への不信感と不満を募らせていく。
#意図しない無視


”この人(会社)はウチと取引するつもりが無いんだろう”


本当はそんなこと思ってもいないのに、送信側がこう感じてしまった結果、意図せずして破談となるような取引は山ほどあると思います。


無視をしたつもりは無いけれど、結果的に無視したという状態になってしまっているやり取りが無いか、意識してみて下さい。


なぜか、関係性が悪くなったあの人や、あの会社との取引改善に役立つかもしれませんよ。

じゃ、またね~!

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