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眠る英知を今こそ<214/1000>

【ラジオ体操517日目】
『ニコチンレス生活238日目』

こんにちは。
過去に言われた言葉を突然思い出すのは、その言葉を必要としている時期に直面しているからに違いないと感じているコマリストです。


今日は『今なら理解できることもある』というテーマで書いていきたいと思います。


努力して成果を上げる人
努力していないのに成果を上げる人


皆さんだったらどちらの人になりたいですか?


私は、今まで後者を目指してきたし、実際には努力していたとしても、その姿を人に見せることを避けてきました。


だけど、少しだけ大人になった今、努力している姿って実は恥ずかしいものでは無いんだということに気づき、堂々と努力しようと思ってみたりしています。


今日は、かつての自分が素直に受け止められなかった言葉を理解できた時が成長のチャンスというお話です。


大人になりたくないと思っていた私が、大人になるのも悪くないという矛盾したお話を書き始めますよー笑

受け止められなかった言葉

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私が今の仕事を選択するきっかけになったのは、大学生時代に働いていたアルバイト先でコンサルタントに出会ったことでした。


当時は、アルバイトとしてただただ仕事を楽しんでいましたが、そのコンサルタントが来てからは、『サービスとは何か』『仕事とは何か』ということを日々考えさせられるようになっていました。


そのコンサルタントとの出会いから半年もしないうちに、アルバイトリーダーを命じられ、当時のアルバイト30名を管理することに。


それでも足りず、もっと学びたいという欲求が強くなり、さらに半年後には大学に休学届を出してアルバイト先に就職しました。
#学生のまま就職
#今では普通なのかも


その就職から3か月後には昇格試験を受験することになり、社長を含む役員の満場一致を頂いて主任職に昇格。
#過大評価


店舗のスタッフ管理から利益計画、イベントの企画、集客のための告知などなど、色んなことに携わることが出来ました。


日々、営業時間内には来店されるお客様に対するサービスの提供を継続しながら、閉店後には店舗運営のための雑務をこなし、さらに空き時間には倉庫に籠って、収益を左右する”とある技術”を磨くための練習をする。


こんな生活だったので、労働時間は1日当たり16時間~20時間。月の出勤日数は30/31日という状態。
#ブラック企業とは
#よくやってたなと思う


毎日寝不足で、それでも楽しくて仕事に打ち込んでいました。


そんな生活を1年近く続けていると身体が限界になっていきます。


さすがにこれは続けられないと、退職という選択をすることになりました。


退職の日。
当時お世話になっていた店長からこんな言葉を投げられます。


店長
『コマリスト君は優秀だけど、誰よりも練習(努力)しなかったね!』


この言葉に対して、他のスタッフに比べて技術を磨く練習に時間を割いていなかった認識を持っていた私は、答えに困りました。
#自覚がある
#認めたくない


何とか絞り出した答えは
『そうでしたか?店長が見てなかっただけじゃないですか?まぁ、辞めることになった今は、どちらでもいいですが。』というもの。
#相手のせいにする
#最低すぎる


正直、思い出すだけでも恥ずかしい。
この時、素直に店長の言葉を受け止めていられたら、もう少し楽な道を歩めていたんじゃないかと思っています。


あの時の私にはそれが出来なかった。。


そして、今。
あらためて、あの言葉を思い出している私がいます。


きっと、『今度は逃げずに誰よりも努力しろよ!』というメッセージなんだと思います。

大人になるということ

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皆さんにとって、大人になるという言葉はどういう意味を持っているでしょう?


私はこれまで、社会にある理不尽を我慢して受け入れることが大人になることだと考えてきました。


なので、大人になんてなりたくないと強く思っていたわけです。


厨二病みたいですが、理不尽を”我慢して”受け入れることが大人になることなんだとしたら、今でも大人になんてなりたくないと思っています。
#一生子ども
#ピーターパンシンドローム


だけど、最近は大人になるってそういうことばかりではないなと思うようになっています。


理不尽なことも、その裏にある理由や背景を理解できるだけの経験を積み重ねているので、我慢ではなく理解による迎合が出来るようになっています。


もちろん、それでも納得できないことはあるので、その時にはしっかりと声を上げていくことが出来るのも、また大人です。


最近の私が感じているのは、若かりし頃は理解できなかった価値観が、実体験をもって理解できるようになってきているということ。
#これが大人になるということ
#かも


分かりやすく言えば、学生の頃には勉強が嫌いだったのに、自分が親になると子供に勉強しなさいと言ってしまう感覚に近いです。


自分自身が学生の頃には勉強の大切さみたいなものが理解できなかった。それよりも友人との関係や、部活、趣味などの方が優先順位が高かった。


けれど、大人になってみると『あの時もっと勉強していたら違う人生を生きられたに違いない』と考えるようになって、良かれと思って子どもたちに勉強しなさいと言ってしまう。


大人になったからこそ理解できることがある。


これが大人になるということなんだとすれば、これまで生きてきた中で、色んな大人たちから言われてきた【言葉】には、大きな成長の種が眠っていると思うわけです。


当時の自分には理解もできないし、受け入れられなかった言葉たち。


これを思い出して、大人の自分として受け入れる作業を意識的に行うことが出来れば、先人たちが人生をかけて学んだ英知を、早い段階で身に付けることに繋がります。


ということで、今回たまたま思い出した店長の言葉をきっかけに、別の誰かから言われてきた言葉を思い出す作業を意識的に行って、自分のステージを上げる糧にしようと思います。


まずは、誰よりも努力する。


ここから始めていこうと思いまーす。

じゃ、またね!

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