運命の人
何となく好き。
「何で好きなの?」という質問に正確に答えることはできないけれど、好きなものは好きなんだよね。というものが誰にでもあると思う。
この対象が人間であることもあれば、食べ物や乗り物などといったものであることもある。
そして、この何となく好き。という感覚は実は最強じゃないかと思う。
人が何かを好きになる時には、大きく分けると2つのパターンがある。
①たくさん情報を集めて「理解」してから好きになる。
②好きな理由は説明できないけれど好き。
この2パターン。
この2パターンのうち、後者は人がファンになったり、行動したり、恋に落ちたり、、好きになった後にこの気持ちがもっと大きくなる可能性を秘めている。
もちろん、理解から始まる恋愛もあるので、すべてのケースに当てはまるわけではないというのは理解しています(笑)
その上で、なぜ『何となく好き』が最強なのか。
それは「情報」を集めるタイミングにある。何となく好きというケースの場合、情報を集めるタイミングが好きになった後なので、マイナスの情報よりもプラスの情報を無意識に集める傾向がある。
こうなると、好きの理由はうまく説明できないけれど、どこが好きかを聞かれたら無限に出てくるし、最終的に「全部好き♡」とかなる。
#そんな君が好き
逆に嫌いなところを聞かれても何も出てこなかったりする。そりゃそうだよね。マイナスの情報集めてないから。
では、「たくさん情報を集めて理解してから好きになる」パターンはどうか。
私も含めて、多くの人が変化することを嫌う傾向があります。
それは、今のままでいることの方が、変化することに比べて『居心地がいい』から。
#コタツって良いよね
だからこそ、新しいものに出会った時に、これを知ろうとすると無意識に「マイナスの情報」を集めてしまいがち。結果的に、本当に良いものが詐欺とか怪しいとか言われて世の中から淘汰されてしまうことすらある。
本当にもったいない。
これを、恋愛で考えてみると、せっかく『運命の人』に出会ったのに、その人がどんな人か色々と調査(友達や周りの人に聞くとか、SNSの投稿みるとか)していくと、好きになる前にマイナスの情報がたくさん出てくる。
結果、運命の人なのに恋愛に発展しない。
そして、こういう人に限って「運命の人」を信じていたりするからタチが悪いw
「何となく好き」がなぜ最強なのかについては、何となく分かって頂けたと思う。
で、本題はここから。(←前置きなげーよ)
何かを購入したり、誰かを好きになったり、なにか新しいことを始めたりなどなど、何でもいいので人が「行動」をする際には、感情の動きを伴う。(詳しい説明は、前に書いたので省略します)
この時、
「理解」と「共感」という2つの似て非なるものが関わってくる。
なにかに出会った時に、受け手が「頭」から受け取るか「心」から受け取るかという違い。
男女差別をするつもりは無いですが、私を含め男性の多くは「頭」で受け取る傾向が強いように思う。
もったいない。
だから、行動できねーんだよ。
#お前もな
行動や変化に繋がるのは「共感」した時だけ。これは、『感』という文字からも分かると思うが、感情が動くから。
で、前置きで説明した通り、心で受け取ると「好き」から入ることが多くなるので、すんなり行動に移せるというわけ。
もちろん「嫌い」から入ることもあって、この場合はどう頑張っても行動には繋がらない。
言いたいことが分からなくなってきたので、話をまとめちゃいます!
「理解はできるけど共感できない」ことは無視してしまいましょう。大切にすべきは「理解は出来ないけど共感できる」という感覚。
Don't think.Feel!
「考えるな。感じるんだ!」
(マトリクスより)