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税金について考えてみる<462/1000>
【ラジオ体操764日目】
【ニコチンレス生活485日目】
こんにちは。
今年こそ、支払いすぎた税金が返ってくるんじゃないかと期待していたのに、さらに10万円以上の支払いを求められて日本を出ていきたくなっているコマリストです。
今日は『税金の使い道について』というテーマで書いていきたいと思います。
2008年5月から導入され、今では当たり前のように耳にするようになった”ふるさと納税”。
あなたは利用したことがあるでしょうか。
当時の菅政権の肝入り事業として有名になったこの政策は、「金持ちが得する制度だ!」みたいに言われて、一時はどうなるかというところまでいきました。
#誰でも使えるけどね
もちろん、この制度を国会で承認した当時の総理が菅さんだったというだけで、アイデアは政権内から生まれたものではありません。
素案は一〇塾という政治家や社会起業家を志す人に向けた私塾で生まれたんですが、それはほぼ誰にも知られていません。。
#所属したら
#自慢される
今日は、たくさん税金を支払わなければならない日本という国で、支払った税金の用途も把握していないし、コントロールできないのは歯がゆいよね~というお話です。
高額納税者がいるから私達一般市民は低価格で公的サービスを利用できてるんですけどね。
これに使って!!
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私が、ふるさと納税を利用するようになったのは、3年前のことでした。
どのみち支払わなければいけない税金を、商品やサービスと交換することが出来るというこのサービスは、会社員でも利用している人が多い。
#2000円は持ち出しになるけど
#それ以外は寄付扱い
勝手な感覚ですが、この仕組みを利用して、自分の故郷に納税したいと考えている人は、全体の1割もいないと思います。
#ゼロではないはず
各自治体が、人口減による税収減に頭を悩ませているのが現代なので、地域をあげてふるさと納税の商品づくりとPR活動に力を入れていたりします。
実際にふるさと納税のサイト(ふるなび、さとふるなど)を見てみると、本当に魅力的な商品・サービスが並んでいるので、どの自治体に寄付したいかよりも、自分がどの商品・サービスを手に入れたいかが基準になるんです。
#しょうがないよね
#魅力的なものが多いから
全国ナンバーワンの自治体は、約153億もの税収をふるさと納税から確保しているので、そりゃ力も入れたくなりますよね。
#名物が無い自治体は
#厳しいよね
で、このふるさと納税について、昨年も利用させてもらいましたが、今回利用してこの制度の素晴らしさにあらためて気づくことが出来たんです。
ふるさと納税で減額されることになる税金は、「所得税」と「住民税」の2つです。
もしもふるさと納税を利用しなかった場合、これらの税金は現住所の自治体と国に渡ることになります。
さて、この時、支払った税金の使用用途について、意見や要望を伝えているという人はいるでしょうか?
恐らくいないはずです。
少なくとも私は生きてきて今まで一度たりとも、支払った税金をこれに使って下さいと頼んだことはない。
#頼めるのかな
#そんな仕組みがあってもいい
ところが、ふるさと納税は商品を選択し、購入する際に「寄付金を何に使用してほしいですか?」という質問が投げかけられます。
これに回答することで、寄付先の自治体にこちらの要望を伝えることが出来る。
もちろん、実際に要望通り使われているかというところまでは追いかけることが出来ません。
だけど、税金をこれに使って下さい!と伝えることが出来るってめちゃめちゃ素敵なことじゃないですか?
私は、今回のふるさと納税で、全てにおいて「地域の子供たちの未来のために使用してほしい」という要望を選択しました。
#子供たちへのギフト
#税金の用途
もし、私が支払ったものが本当に子供たちのために使われているとしたら、めちゃめちゃ嬉しいですよね。
税金を納めるなら
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ここまで、ふるさと納税って本当に素晴らしい制度だよね~という話をしてきましたが、私たちが支払っている税金は先ほど出てきた2つだけではありません。
個人事業主であれば、「事業税」と「消費税」の支払いを求められるし、法人であれば法人の住民税も求められます。
そして、税金を支払う先は、『所在地』が鍵となっています。
つまり、今どこに住んでいるのか、法人の本店がどこに登記されているのかということが税金の支払い先を決めているということ。
昨日の記事でも書きましたが、私は5年前に法人を初めて作りましたが、その時はビジネスパートナーのありがたい申し出に肖って、東京に登記していました。
その後、名古屋に支店登記をしていますが、結局本店が東京都なので、税金は東京都に支払われているという状態。
#東京は税収が多いのに
本当にそれでいいのか?
そう聞いてくれたのが、S社長でした。
当時は、あまり深く考えることなく、東京都に登記しているということがビジネスを拡大する上でメリットがあるくらいにしか思っていませんでした。
つまり、税金の支払い先や用途について考えていなかったということ。
S社長からありがたい言葉を頂いたことで、考えを改め、単身故郷へ戻り、そこであらためて個人事業からスタートしたのが2020年3月。
#ゼロからの船出
#やることなくて焦った
あれから3年が経過して、それなりの金額の税金を地元に収められるようになった。
#払いたくない気持ちはあるけど
#4割税金だもん
そして、今回新たに作った法人は、もちろん自分の生まれ育った町にしました。
#登記住所
#悩んだけど
今はまだ、ボランティア活動や寄付活動が出来るほどの甲斐性はありませんが、社業を伸ばすことで、地元に支払う税金が増えて、地元が潤うなら、それも立派な地域貢献(恩返し)だと思う。
#出来ることから
#夢と金
あなたは、本当に貢献したい自治体に税金を納められていますか?
あなたは、支払った税金をどう使ってほしいか要望を出せていますか?
どうせ支払いを逃れることはできないんだから、今一度、考えてみるのも良いと思いますよ♪
じゃ、またね~!