超人気店の戦略<441/1000>
【ラジオ体操743日目】
【ニコチンレス生活464日目】
こんにちは。
毎年のことですが、今年こそはカッコいい身体を作って海でドヤ顔する決めているのに、新しいラーメン屋が出来ると100%誘惑に負けてしまうコマリストです。
今日は『ファンに支えられる強気なお店』というテーマで書いていきたいと思います。
ら~めん好きに悪い人はいない!
こんなことを心の底から思ってしまうほど、ら~めんを愛してやまない私ですが、ら~めんが嫌いって人はいるんでしょうか。
日本全国にご当地ら~めんが存在していて、日本人に一番愛されているら~めんですが、『中華そば』という名前があるので、中国生まれだと思っている人も多いようです。
ら~めんが、実は日本生まれだって知ってましたか?
元々は、明治時代に日本人経営者が浅草で中国人の料理人を雇用して生み出したのがルーツらしいです。
食事を選択する時に、洋食・和食・中華・イタリアンみたいにジャンルで選択することもありますが、ら~めんは中華ではなく和食の所に入るのかもですね!
#答えはあるのかな
今日は、たまたま見つけた超行列ラーメン店が、少人数で店を回していくために取っている戦略がすごかったというお話です。
行列店には、それなりの秘密が隠されているから面白いですよね。
超人気ラーメン店
私がこのラーメン屋さんを見つけたのは1か月ほど前。
そのエリアの基幹道路沿いの雑居ビルの一角に、尋常じゃない行列が出来ているのを見つけたのが、そのお店との出会いでした。
そんなところにラーメン屋があるとは知らなかったので、初めて見たときは近くで何かのイベントがあるのかな~程度にしか思っていなかったんですが、いつ通っても行列があるので、気になって調べてみることに。
車を停めて店の正面に行けばラーメン屋だと分かるんですが、基幹道路沿いなので、用事がない限りそこに車を停めるということもなく、道側に看板も出ていないので、お店だと分からなかったんです。
場所検索で調べてみた結果、1つのラーメン屋が出てきたわけですが、基幹道路沿いとはいえ、人口が多いわけではない地方の雑居ビルにあるのに、グーグルの口コミが400件越え。
#地域一番店レベル
しかも、トータル評価は星4.3で、かなりの高評価を獲得していました。
いつも並んでいる人を見ていると、圧倒的に若者が多いので、量が多いか味が濃い特徴のあるお店かな~と想像しつつ、ずっと気になっていたんです。
そして、昨日の夜に、とうとう行ってきました。
#ダイエット中なのに
#誘惑に勝てない
利用した時間は18時30分を少し過ぎたあたりでしたが、店内はすでに満席で、10人以上の待ちが出来ていました。
#これはまだ
#少ない方
しょうがないから名前を書いて並ぼうと思ったところから、とんでもないお店だということに気づき始めます・・。
超効率化運営
まず店内の様子ですが、テーブルはなく、12席のカウンターだけのこじんまりとした店舗。
入り口を入ってすぐに券売機が設置してある、わりと最近のラーメン屋という作りでした。
私が、お店について最初に驚いたのは、ウェイティングシートが存在しないということ。
#いつも行列があるのに
#ちょっと困った
カウンターの後ろに6席の待機用椅子が置かれていて、それ以上に続く行列は、店外に順番に並んだ椅子に座って待つというスタイル。
椅子に①・②・③と番号が振られていて、自分の前の人が進んだら、1つずつ詰めて座るという形式でした。
待っている間、従業員さんは一切声を掛けることがありません。
#後から分かるけど
#店員さん来ない理由
先頭の人が店内に入る時に鈴の音が鳴るので、その音を聞いたら一つ前に詰める。
待合室のような簡易の建物の中で、お客さんが自分たちの判断で勝手に並び、勝手に入店していくというあまり見かけない形式でした。
店内に入ると、最初に券売機でラーメンを購入するわけですが、メニューの数は強気の3種のみ!
トッピングはそれなりにバリエーションがあるものの、基本メニューは3つだけなので、作り手にとっては非常に効率がいいと思います。
券を購入してから店内待機用の椅子に座る前に、カウンターの中にいる店主に券を渡して大盛or普通を伝えるだけ。
#辛いラーメンは
#5段階の辛さも選べる
営業時間中ずっと大盛が無料なので、これが若者に支持されているのかもしれません。
#特に男性客は
#全員大盛頼んでた
と、まぁここまでは、珍しい部分はありつつも、よくあるラーメン店の域を超えていません。
店内待機用の椅子に座って、お店の様子を見ていると、ひとつ面白いことに気づきました。
私が入店してから退店するまでの約45分間、カウンターの中から一度も人が出てきていないんです。
#引きこもりか
お客さんは、座る前に壁にかかっている紙エプロンを付けて座る。券は事前に渡してあるので、席に座ってからの待ち時間は少なく、カウンターの上に出されたラーメンを手元に引き寄せてラーメンを食べる。
食べ終わったら、全ての食器をカウンターの上において、自席においてあるアルコール消毒用のウェットティッシュで自分でテーブルをきれいに掃除して足元のゴミ箱にごみを捨てたら席を立って帰る。
#強制はしていない
#自発的にやっていく
席が空いたら店員さんが、『次の人どうぞ~』とだけ声を掛ける。
そうなんです。全てお客さんが自分でやるのがこの店のスタイル。
もしも、座った時に汚れが気になったら、自分が拭き取るだけ。
このスタイルなら、店主はラーメンを作ることだけに専念できます。
#接客も一切なし
実際、私が入店した時も行列が出来ていたわけですが、お店は2人だけで回していました。
#途中から
#一人で回してた
人件費と材料費、賃料が飲食店の3大コストなわけですが、このうち人件費は他店と比較しても圧倒的に低いと思います。
広告宣伝もお客さんが自分で勝手にしてくれるので、SNS等で発信はしていない。
口コミによる新規集客も、店内の清潔維持も全てお客さんがやってくれる最強の効率化が実現しているお店。
座席数の調整や提供時間の調整で常に行列が出来るようにしていること以外で、店主が集客のために努力している様子はありませんでした。
#行列が行列を呼ぶ
#行列コントロール
このお店なら、絶対的に利益率が高いので、コロにゃんみたいな外的変化にも強いはずです。
”お客さんにやってもらう”
これも戦略の一つで、そうなるように仕掛けを施すというのも一つの勝ちパターンなのかもしれません。
#意図的にできたら
#メリットは大きい
行列店は本当に学びの宝庫です。
あ、もちろんラーメンは最高に美味しかったですよ!!
じゃ、またね~!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?