願えば叶うの罠<614/1000>
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こんばんは。
願いを言葉にすると叶うというのは真実だけど、本気で願うことと思っているだけの違いを理解していない人が多すぎることに日本の伸びしろを感じているコマリストです。
お金持ちになりたい!
彼女(彼氏)が欲しい!
昇進したい!
こういった願いを強く持っていて、なかなか叶わないことに絶望している人は少なくない。
以前の記事にも書いた通り、これらの願いの大半は「手段の目的化」が発生しているため言葉にしても叶いません。
#本人は
#気づかない
そもそも何のためにお金が必要なの?
何故、彼氏(彼女)が欲しいの?
どうして昇進したいの?
この辺りが明確になっていなくて、ただ漠然と願っていると言っても、それは「思っているだけ」なので、叶いようが無いんです。
#思っているだけ
#明日からダイエット
しかも、この『なぜ』が明確になっていない状態で、〇〇が欲しいと口にし続けても、それは〇〇を手に入れていない現状を言霊のように繰り返しているだけなので、むしろ現状を固定する力が働いてしまう。
ここまでの話は、有名な話だし、過去のnoteにも伝え方を変えて書いてきたことなので、知ってる人は多いはず。
#初めて知った人
#おめでとうございます
面白いのはここから。
例えば「お金持ちになりたい」という願いがあったとします。
これ、本人からするとお金がたくさん手に入った時に「叶った」と認識すると思います。
だけど、真実はそうではなくて、この言葉を口にすると「お金持ちになりたい」という状態が叶い続けることになります。
つまり、”お金持ちになりたい”という状態を叶えるには、お金が無い状態が必要で、お金を持っている憧れの対象が常に必要だということになります。
これは「お金持ちになりたい」と言い続けることで、「お金持ちになりたい自分の状態」が常に叶い続けるということ。
お金が手に入ってしまったら、「お金持ちになりたい自分の状態」から外れてしまうので、世界はあなたにお金を遠ざけるように働く。
では、どう願ったらいいのか?
正解は、無いものを望み願うのでなく現状をただ受け入れて、今あるものに集中して感謝すること。
多くを望めば、持たざる者としての自分が固定され続けるんです。
さらに、多くを手に入れるほど、手離したくないという感情が働くので、持っているものが多い人ほど不安と恐怖を抱え続けることになる。
#脳内麻薬
#持てるものの運命
なんだか皮肉な話ですよね。
結局、どれだけ「今」にフォーカスして生きることが出来るのかが重要であり、持っていないものを羨むよりも、持っているものに感謝して充実感を得ながら日々を過ごすことがより豊かな状態をもたらすことに繋がる。
となると、「求めよ。さらば与えられん」という新約聖書の言葉の解釈も少し変わるのかもしれません。
それは、また別の話。
じゃ、またね〜!