最強のシンプルとは<204/1000>
【ラジオ体操507日目】
『ニコチンレス生活228日目』
こんばんは。
少しでも多くの情報を伝えたいと、試行錯誤を繰り返した結果、超シンプルにたどり着いたコマリストです。
今日は『資料は要らない』というテーマで書いていきたいと思います。
6年前に初めてパワーポイントを触った時、なんて難しいソフトなのかと困惑しました。
それから、何十回、何百回とプレゼンやセミナーを繰り返す中で、気づいたことがあります。
それは、話し手が伝えたいことを10割とした場合に1割くらいしか伝わらないということ。
そして、パワーポイントの力を借りることで、この1割を増やすことも減らすことも出来る。
それでも、3割程度が限界なわけですが、伝わりやすい魅せ方、伝え方にこだわって、色々と実験を繰り返していた時期があります。
少しだけ得意になった今、依頼されたセミナーで感じたのは・・。
今日は、最終的に辿り着いたのはシンプルだったので、やはりシンプルこそ最強だというお話です。
資料作りに何時間もかかってしまう人には、助けになるかもしれません。
セミナー講師の依頼
来週の土曜に、所属団体からの依頼でセミナー講師を務めることになりました。
最近、企業で講師をしたりする機会はありましたが、一般参加があるセミナーの講師は2年ぶりくらいです。
しかも、私と共に講師として登壇するのは弁護士のY先生。
弁護士先生の後に話をすることになるので、あんまりふざけたことは出来ないなと、少し緊張していたりもします笑
とはいえ、この弁護士先生は、私が3年前にパワーポイントの使い方を教えた方なので、向こうもすごく警戒しているらしいという噂を聞いています。
”コマリストが凄すぎる資料を作ってくるんじゃないか?”
こんな風に警戒をして、なかなか事務局に資料を提出してこないみたいです笑
ただ、私としては必要なことを伝えるのに資料なんて要らないと考えています。
というより、細かく資料を作りこんで、セミナー当日に画面を見ながら説明するくらいなら、事前に資料を配信して質疑応答だけのセミナーで良い。
ということで、事務局側にこのまま伝えたところ、『体裁があるから、資料無しは勘弁して欲しい』との回答が・・。
参加者に伝わることの方が大事なのになぁ。。
という本音はしまっておいて、依頼者の要望に答えるための資料作りをはじめました。
資料を作り始めたのは先日の月曜日。
そこから1日1時間弱の作業で金曜日に完成して、事務局にお渡ししました。
作業時間としては4時間程度。
ページ数は43ページになりました。
私的にはかなり短い時間で済んだなと思っているわけですが、こんな短時間で済んだのは、明確な理由と目的があったからです。
辿り着いたのは
私がパワーポイントに初めて触れて、数十回目までは、文字ビッシリのカラフルな資料ばかりを作っていました。
そこに、動画を差し込んだり、日本語を使わないようにしてみたり、動画と見間違えるアニメーションを入れてみたり、、
まぁとにかく色々試してみたんです。
そうやって色々試してみると、聞いてくれている人の反応の違いに気づくようになります。
そして結局、とにかく文字が少ない方が反応が良いことに気づく。
と、まぁこの辺までは多くの人がたどり着く結論だと思います。
というのも、TEDトークだったり、スティーブ・ジョブズだったり、人の心を動かすようなグレートプレゼンターは写真や動画だけの資料を使うから。
さらにその先、本当に伝えたいことを少しでも多く伝えようと思った場合、資料は要らないというところに辿り着きました。
#手を抜きたいわけじゃない
#嘘じゃないもん
というのも、話し手の意図に100%マッチする写真はほとんど存在しません。
もちろん、全ての写真素材を撮影から実施して、加工・編集をしているという人もいると思うので、ゼロだとは言いません。
#ジョブズ達はこのパターン
#普通の人は無理
ただ、多くの場合が素材提供サイトなんかで取得したフリー素材か、購入した素材です。
となると、画面いっぱいに表示された写真の中には話し手が意図していない情報が沢山含まれていることになる。
人は耳から得る情報よりも目から得る情報量の方が圧倒的に多いです。
となると、余計な情報が含まれる写真が多用された資料は、情報の濃度を下げるだけです。
参加者に少しでも多くの情報を届けたいのであれば、話し方を磨き、余計な情報をできる限り避ける。
その方が、目的を果たすためには適切だということに気づいたんです。
もちろん、緊張して話すことを忘れてしまっては元も子もないので、ポイントとストーリーだけは整理して叩き込んでおく必要がありますけどね。
と、ここまで書いておいてなんですが、今回のセミナーは資料が必須だった。
ということで、どうしたのかと言うと、42ページで文字数は300文字もありません。
イメージが近い写真のドアップの上に、キーワードだけ数文字書きました。
セミナー当日、細かい部分については、参加者の反応を見ながら話す内容を考えようと思っています。
こんな感じなので、資料作成にはほとんど時間がかからず、写真探しに時間が少しかかっただけ。
#楽しかった
もちろんアニメーションなんかも一切使っていないので、警戒している弁護士先生は、資料を見てびっくりするのかもしれません。
#あまりにもシンプル
#資料では内容がわからないやつ
セミナー当日まで1週間。
色んな意味でワクワクしてるので、エンタメのつもりで楽しもうと思います。
やって見た感想は、またnoteにまとめます。
じゃ、またね!
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