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組織化のために<422/1000>
【ラジオ体操724日目】
【ニコチンレス生活445日目】
こんにちは。
自己肯定感を持つことにこだわっていた時期が原因で、自分のことを高く評価しすぎてしまう傾向があるので、自虐することでバランスをとっているコマリストです。
今日は『コピーは要らない』というテーマで書いていきたいと思います。
私がもう一人いたら良いのに。
個人事業主を含む経営者の方と話をしていると、こんなことをおっしゃる方が一定数いらっしゃいます。
あなたが、何かしらのビジネスオーナーだったとして、自分の分身が欲しいと思ったことは無いですか?
私自身、そう考えていた時期もあったけれど、性格がひねくれているので、もう一人いたらきっと手を取り合うことは出来ないだろうと思います笑
今日は、仲間として人を募集する時に、自分の分身を求めると100%失敗するからやめたほうが良いというお話です。
まぁ、そんな人はなかなか見つからないんですけどね。
組織化の目的
![](https://assets.st-note.com/img/1674391272996-nrCuJgjGB6.jpg?width=1200)
一人ビジネスから、組織化を進めていく上で、最初に課題となるのが人員の確保です。
この時、組織化の目的としてどんなものを掲げているのかによって、必要となる人材は変わってくることになります。
で、最初に組織化を検討する経営者によくあるのが、冒頭に書いた通り”自分の分身が欲しい”というやつです。
ところが、最も失敗するパターンがこの”自分の分身が欲しい”というケースだったりします。
自分の分身が欲しいということは、営業からクリエイティブ、セールス、アフターまで一貫して一人で完結できるような人材が欲しということです。
#しかも
#クオリティも求める
そんな優秀な人材を、外部から見つけるのはほぼ100%不可能だし、仮に見つけたとして、その人材は仕事を覚えたら独立して出ていってしまうんです。
#とどまる意味がない
そりゃそうですよね?
自分自身が独立しているんだから、同じことが出来る人材だったら独立するのが普通のことなんです。
ということで、自分の分身となるような人材を見つけたいという考えは早々に捨てたほうが良い。
#そもそも
#そんな人いないけど
次に多いのが、自分の仕事を分割して、その分割した仕事について任せられる人を探すというパターン。
例えば、ざっくり『営業』『現場作業』『アフター』『総務・経理』の4つに分けたとして、自分の代わりに現場を任せられる人を入れたり、総務・経理を任せられる人を入れるという感じです。
これ、組織化の目的がどこに置かれているかというと”経営者の負担軽減”が目的になっています。
#合理化の場合もある
#それなら良い
ここで注意したいのは、単純に負担を軽減するだけなら、組織化はしない方が良いということ。
4つに分けた仕事のうち1つを任せるということは、その分の時間が空くことになります。
負担を軽減したいからと、この時間を休息に充てた場合、組織化は失敗に終わります。
#働け
#経営者に休み無し
人を雇うということはコストを抱えるんです。
空いたリソースを別の仕事に充てて獲得する案件の量を増やすことに使わなければ、単純に人件費の分だけ利益が減るだけです。
じゃあ、どうするのが良いんだ!?
これについては、私自身がどう考えているかということについて整理してみます。
仲間としてどんな人を
![](https://assets.st-note.com/img/1674391582137-BM5Acy5P2y.jpg?width=1200)
まず、組織化することの目的について、私の場合は『ビジネスの規模を拡大すること』としています。
この場合、どんな人を仲間にするのが良いのか。
先程の例のように、仕事をいくつかに分割し、その業務を任せるという選択をする場合。
一時的に自分自身の稼働が増えて大変になるということを覚悟するしかありません。
そりゃそうですよね。
特定業務のプロを仲間にするわけじゃないので、仕事への向き合い方を含めて1から教育していかなければいけません。
しかも、自分でやる場合と比較して半分以下のクオリティで、かかる時間は2倍になることを覚悟しておく。
#これでも
#足りないかも
これが出来ないのであれば、最初から仲間を募るのではなく、外注先を探した方が良い。
ということで、私はこの選択をしません。
#せんのかい
なぜなら、私はクオリティを妥協できないタイプだから。
人に任せても、納得できるクオリティじゃ無かったら手を出してしまうので、何の意味もないんです。
#我慢できない
私の選択は、
『私が出来ないことor苦手なことを得意としている人を仲間にする』というもの。
仕事ではなく、人で選ぶという感じですね。
そもそも私が苦手だったり、出来ないことを得意としている人なので、クオリティや仕事の進め方について、私は手も口も出せません。
その代わり、その人のやり方やクオリティが自社の”それ”だと認識すれば良い。
どんな人でも、私よりも優れた部分を持っているのが当たり前です。
そう考えると、「この仕事を代わりにやって欲しい」では無くて『この人と仕事したい』というのを大切にするのが良い。
#結局
#人なんです
教育関連事業で講師をやって欲しい人はすでに決めているので、あとは本人を口説くだけです。
#首を縦に
#振ってくれないかな
何のために仲間を募り、どんな目的を達成したいのか。
普段の仕事もそうですが、人材についてもこんな考えをしっかり持っておくと余計なストレスを抱えることなく組織化を進めていけそうです。
あなたはどんな人と手を取ってビジネスをしていきますか?
誰かと手を取る時、その目的についても考えるようにしてみて下さい。
じゃ、またね〜!