カエルの合唱
私の生まれ育った地域では、夏になると夜眠る際にも邪魔だと感じるくらいの大合唱が聞こえてくる。
と言っても、慣れてくるとなかなか心地よいもので、雨の前夜や台風の前日など急に静かになるとかえって寝苦しさすら感じたことを今でも覚えている。
そう。
あのカエル。
カエルの鳴き声が好きだという個人的な話を残しても仕方が無いので、早速本題に入る。
カエルの中には高く跳ぶのが得意なヤツもいれば、遠くに飛ぶのが得意なのもいる。泳ぐのが得意なヤツもいれば、鳴く(歌う)のが得意なのもいる。
1匹1匹、個性はあると思うが、得意不得意は置いておいて、ヤツらは一様に「跳ぶ」。
これだけカエルの話をすると、頭の中に浮かんできた方も多いと思う。(苦手な方、ごめんなさいw)そんなカエルたちですが、ヤツらが跳ぶ時には、必ず『予備動作』がある。
今日の本題はこの『予備動作』について。
と言っても、まだまだカエルの話が続くので、苦手な方は、こっそりと戻るボタンを押して下さいねw
カエルの予備動作とはなにか?
それは、足を曲げること。つまり、しゃがむこと。
大小様々なヤツらがいるけれど、ヤツらは跳ぶ直前に必ず大きくしゃがむ。
2020年も残すところ約2週間。
12月22日から「風の時代」というやつに突入するということもあり、この頃2021年を飛躍の年にするための〇〇のようなコンテンツが目立つようになってきている。
#毎年の事じゃん
別に、この〇〇を批判したい訳では無い。
大体、良いこと言ってるし、その通りにすることで前向きになれるようなコンテンツが多いので、割とこの時期は好きだ。
で、話を予備動作に戻すが、2021年を『飛躍』の年にするということは、「跳ぶ」必要があるということには、皆さん薄々気づいていると思う。
そして、「跳ぶ」前には必ず、やることがありましたよね?
そうです。『しゃがむ』ことです。
別に、これはカエルに限った話ではなく、鳥が飛び立つ前であったり、ネコが飛びかかる前であったり、ほぼ全ての生物に共通する。
で、これは人間も同じだよね。ということ。
もし仮に、2020年までの何年間かの人生を大きく変えるような飛躍を望んでいるのであれば、間違いなく大きく「しゃがむ」必要がある。
では、しゃがむとは具体的に何なのか。
残りの2週間をどう過ごしたら良いのか。
私も2021年を飛躍の年にしたいと企んでいる大勢のうちの一人なので、具体的に何をするのかを並べてみる。
①自分自身の内省に取り組む
②これまでの成果や実績を全て捨てる覚悟を決める
③ワクワクすることを書き出す
④やらない理由(勝手に思い込んでいる常識、固定観念)を全て否定する
⑤バカになる
⑥体調を崩す
あくまでもこれは、私がこうしますよ。という決意表明でもあるので、批判は受け付けておりません。
そして、関係者の皆さん。
私、もうすぐ体調崩します(笑)
ただし、仕事ではご迷惑をおかけしません。スーパーマンだと本気で思い込みたい凡人なので。
#早くスーパーマンになりたい
実際、①についてはこのnoteに頭の中をさらけ出している作業そのものが内省活動の一環なので、1ヵ月前から毎日垂れ流してます。
で、重要なのは②~⑤。
基本的に、私は過去の栄光にしがみつきたい器の小さい人間なので、自分自身がやってきたことに頼りたいしょーもない輩です。
けれど、未来に求める成果はこれまでの人生を大きく変えるほどの飛躍。
ということは、これまでに溜め込んできたものをベースにしていてはたどり着けないんです。
これまでに溜めてきたものをベースに跳ぶというのは、足が伸びきったままで跳ぼうとしている状態と同じ。どう頑張っても1ミリも跳べないんです。
せいぜい、背伸びして10センチくらい先に手が届く程度。そして、私はそんな成果を望んでない。
ということで、一旦全て捨てちゃいましょ。生まれ変わったらえぇやん♪という覚悟を持って、誰からも否定されてしまうようなバカみたいなものを掲げて、1人でワクワクしよーぜ!
という、完全に頭悪いやつですね。
#バカと天才は紙一重
#紙一重でただのバカ
その結果、多くのものを失って、しんどい状態になる。それでもいい。というか、「しゃがむ」ってそうゆうこと。
その過程で、まぁ間違いなく体調崩すだろうから、ごめんなさいと先に謝っておくやつです。
もし、これを読んでいる方の中に2021年を飛躍の年にしたいと『本気で』思っている方がいたら、何かの参考になっていたら嬉しいです。
ということで、本日のまとめ。
・跳ぶためには予備動作が必要不可欠
・しゃがまないと望む未来には至れない
・過去の自分を全否定するくらいの覚悟を持つ
”stay hungry, stay foolish”
(スティーブ・ジョブズ)