見出し画像

主役はあなた<174/1000>

【ラジオ体操477日目】
『ニコチンレス生活198日目』

こんにちは。
やる気がない人の心に入りこんでモチベーションを高めることに挑戦してみたけれど、こちらの心が負けそうになったので二度とやるものかと誓ったコマリストです。


今日は『ポジティブを凌駕するネガティブ』というテーマで書いていきたいと思います。


何事もポジティブに捉えた方がうまくいく。


こんな言葉を聞いたことがあるという人は多いと思います。


100%同意はできないですが、おバカさんとポジティブを履き違えていなければ、基本的にはポジティブの方が良いと思います。


とはいえ、ポジティブな気持ちと一緒に持ち合わせておかないといけないもう一つの感情というのがある気がしていて・・。


今日は、物事をネガティブに捉える思考を改善するのは、至難の業だから外から干渉するのはやめておいた方が良いというお話です。


コーチやカウンセラーなど、これを生業としている人はプロなので、いいですが、私のような俄かが干渉すると痛い目にあいます。

ネガティブヒーロー

画像2

今回の主役は、昨日の午後にお会いした製造業を営んでいるT社長。


創業者にあたる父から事業を承継し、会社を大きくしていこうと大きな設備投資を行った矢先、コロにゃんが猛威を振るって、仕事が激減したまま復活していないという状態の方でした。


年齢的には30代後半。
事業を引き継いだ時には間違いなくポジティブの塊だったと思います。


こんなT社長に今の取引先さんや、新規営業のスタイル、これから挑戦していきたいことなど、いろんな話を伺ってみたんです。


すると、出てきた言葉は、
■業界全体が不景気だからしょうがない
■どうせ営業しても仕事はない
■他社さんは”繋がり”があるから成果が出せる
■ウチみたいな小さいところは相手にされない


まだまだたくさんありましたが、書いているだけでネガティブな気分になりそうなのでこのあたりにしていきます。


このT社長の話を聞いていてずっと感じていたのは、『自分は被害者で、何も悪くない』という主張の強さ。


もしかするとT社長のようにコロにゃんの影響を受けて、ネガティブヒーローになっている人は日本中にいるのかもしれません。


ところが、私は生まれついてのポジティブマンです。


ネガティブな発言を繰り返すT社長の言葉を一つ一つ丁寧に取り上げて、新たな道を一緒に探りながら、他社がどんな取り組みをしているのかといった情報を提供し、挑戦したいという気持ちに火を付けようと試みていました。


結果、どうなったのかというと、T社長は2時間しゃべりっぱなしで、色んなものを吐き出してスッキリしたのか、今度は私のことを聞きたいと帰らせてもらえなくなりました笑


時間に制約があったので、もっと話そうとするT社長を抑えて、何とか帰ったわけですが、少しだけ前向きな気持ちになってもらえたんだと思います。


とはいえ、2時間ネガティブな言葉を浴び続けた私の感情は明らかに疲れていて、ポジティブよりもネガティブなエネルギーの方が強いということを実感させられました。

もう一つの感情

画像1

今回、T社長との会話を通じて、ネガティブをポジティブに変えることにある程度成功したわけですが、この切り替えにおいては一つの感情がカギになるんじゃないかと感じました。


その感情とは『当事者意識』
#感情じゃないのかも
#意識っていうくらいだし


どれだけ、具体性があって成果に繋がりそうな提案をしたところで、T社長本人がコロにゃんだけが原因で、自分にはどうすることもできないという考えを持っていたら刺さることはありません。


この考えを持っている以上、コロにゃんが落ち着いたらきっと元に戻るから、何もしなくていいという思考に陥ることが多いと思います。


そんなT社長の心を動かしたのは、同じくコロにゃんの影響を受けて苦しみながらも挑戦者としての姿勢を貫き通した経営者の皆さんの話。
#私の話ではない
#ネタはたくさん持ってるけど


幸い、私はたくさんの経営者とお話させて頂く仕事をしているので、2020年当初から直近に至るまで、経営者の皆さんがどんな苦しみと戦い、どんな挑戦をしてきたのかという話をたくさん聞いていました。


そんなたくさんのエピソードの中でも、T社長の会社でもできるんじゃないかというものをいくつかピックアップしてお伝えしたところ、少しだけ前のめりになって聞いて下さいました。


そこからは、T社長自身が音楽好きで、ここに関わる商品づくりに挑戦したいと考えている事や、自社の強みをどうやって生かすことが出来るのかを教えてほしいだったり、明らかに当事者意識を持った話が多くなったんです。


つまり、ネガティブをやっつけてポジティブに物事を捉えるためには『自分自身』が何をするのか、どう考えるのか、何をしたいのかという当事者意識が必要不可欠だということ。


ついつい、他社や世間やウイルスに責任を押し付けて、現実逃避してしまいがちです。


ですが、人生の主役も会社を変える主体者も「自分自身」です。


自分が動かなければ何一つ変えることはできない。


この意識(感情?)を持つことが、ポジティブへの第一歩であり、根幹を担うもの何だろうなと思います。


まぁ、しんどいから今回みたいなことは二度とやりたくないんですけどねw


当事者意識を持ってポジティブに考える。


皆さんもやってみて下さい。

じゃ、またね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?