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魚たちは可愛いけれど。<425/1000>

【ラジオ体操727日目】
【ニコチンレス生活448日目】

こんにちは。
自分自身が初めてのことなのに、それを他人に任せるというのがこんなにも怖くて、こんなにも難しいことだというのを痛感しているコマリストです。


今日は『あって良かった言語化能力』というテーマで書いていきたいと思います。


初めてのことに挑戦する時、何が分からないのかが分からないという状態になることってありますよね。


世の中にあるマニュアルというものは、再現性を高めるために試行錯誤の末に作られているものが多いので、イレギュラーには基本的には対応していません。
#伝統産業なら
#網羅されてるのかも


初めて挑戦しようとすることが、前例の少ないものだったりすると、自分自身が先駆者として試行錯誤をしなければいけないわけですが・・。


今日は、いよいよスタートしてしまったハイブリッド型農業の第一段階が分からないことだらけなのに、他人に頼まなきゃいけない状況に泣きそうになってるというお話です。


こうやって言語化すると、思考が整理されてやるべきことが明確になったりするものですよね。

魚の搬入

水槽の稚魚

昨夜、18時~22時にかけて私が新たに挑戦する『アクアポニックス農場』に稚魚の搬入がありました。


わざわざ10年に一度の寒波が来ている日にやらなくてもいいのに・・。


ハウスの中での作業とは言え、数千匹の魚をハウス内の水槽に移動するためには、網ですくって袋に移し、水槽の水に慣れさせるという作業は基本的に半袖で行います。
#準備不足でびしょ濡れ
#自分がすくうとは思ってなかった


ハウスの外は雪が降っていて、気温はマイナス2度。


そんな強烈な環境の中で3時間に亘って、魚の搬入作業を行い、無事に稚魚たちが水槽の中で泳ぎはじめました。
#めちゃめちゃかわいい
#愛着がわいた


今日から毎日、魚たちに餌を与えて、水質の変化を確認しながら野菜にも魚にも最適な水質になるように調整していく日々が始まっています。


農業の世界は、中学校や高校で勉強した「化学」の世界で、社会人になってから初めて聞いたpHやNO2、NO3、P、Fe、Cu、Caなどの元素記号が飛び交っています。
#聞くだけで眠くなる人
#挙手


たまたま、理系として化学を真剣に学習していた過去があるので、過去の自分に救われながら、難解な施設運営を1から学び始めています。
#やっててよかった
#学生時代の勉強


言葉の意味は理解できるものの、魚も野菜も生き物なので、業務の固定化を行うのはなかなかに難しい


1匹ごとに体重もサイズも違うので、専門家に確認しても、えさの量すら曖昧な答えしか返ってこない。
#少量ずつって
#個人差あるよね


ということで、これから、体当たりで試行錯誤を繰り返し、少しでも早く魚たちが過ごしやすい環境を作ってあげる必要があります。


ところが、問題はそんな簡単ではありません。


今回の農業への挑戦は、もともと私の本業である企業サポート業のクライアント企業からの無茶ぶりによって決まったことです。
#やりたいと言ったのは
#もちろん私


つまり、私には別に本業があるということ。


毎日餌を与えると言っても、片道1時間弱離れた場所に、毎日通いながら本業の傍ら実施するのは無理があります。
#3月以降は
#毎日通う


ということで、自動給餌機が設置されるまでの数か月は、クライアント企業側の人材でローテーションを組み、魚の餌やりを交代制で行うことになりました。


もちろん、ありがたいことではあるんですが、それはそれで検討事項が増えるわけで・・。

素人が素人に依頼する地獄

お願い!!

以前から私のnoteを読んで頂いている方は知っていると思いますが、私は農業に関する知識を全く持っていません。


つまり、「ド」が付くレベルの素人です。


そんな素人の私が、研修を受けながら必死に勉強して、何とか運営できる状態にたどり着こうとしているというリアルな挑戦。


ド素人の私が、研修を受けていない私よりも素人の方に作業をお願いする
#関係者は
#全員素人


これがどれほどカオスな状態なのか想像できるでしょうか。。


魚に餌をあげるだけでしょ?


確かに一言で言ってしまえば魚に餌をあげるだけです。


だけど、そのえさの量が多すぎれば、アンモニアの量が増えすぎて魚たちは死んでしまう。


逆に少なすぎれば、餓死する個体も出てくるし、水質がなかなか安定しないので、野菜の栽培開始がどんどん遅れていってしまう。


最適な量を最適なタイミングで与えつつ、毎日水質検査を行って、アンモニアとNO2とNO3の値を管理し続ける


しかも魚の品種が3種いるので、種類ごとに量を調整しなければいけない。


業者から頂いている情報は、「少しずつ与えて、水質を確認しながら量を決めて言って下さい」ということだけ。


これ、私が毎日対応するならそんなに難しいことでは無いんですが、毎日違う人が交代制で行うと考えたら、めちゃめちゃ難しいことだというのが伝わるでしょうか。


それでもやるしかないので、オリジナルの管理シートを作成してみたり、水質検査の様子を動画で撮影して、動画マニュアルを作成してみたりと、試行錯誤をしています。
#正解が分からない
#言語化が必要


この時に重要になるのは、頭で理解していることを作業レベルに落とし込む「言語化能力」。
#note書いててよかった
#言語化は意外と得意なんです


正直、頭の中は可愛い魚たちのことでいっぱいです。


あの子たちを死なせてしまわないように、工夫することで他人に任せたとしても自分が行うのと同じ状態を作り出す
#結局
#素人なんだけど


野菜の栽培が始まっていないのに、初日から課題が山積み状態です。


しばらくは毎日魚たちの安否を心配しながら、試行錯誤の回転量を上げて対応にあたるしかありません。
#素人だから
#回転上げるしかない


心配で禿げないように気を付けよ~っと。

じゃ、またね~!

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