自己主張ってしないほうが良いの?
【ラジオ体操187日目】
こんばんは。
オリンピックの開催には否定的だったのに、始まってみると応援したくなっているコマリストです。
今日は『意見を持つ意義』というテーマで書いていきたいと思います。
さて、東京オリンピックが開幕して早1週間が経過し、すでに過去最高のメダル獲得数となっていることが話題になっています。
これと並行して、もともと懸念されていたコロナウイルスの感染拡大も広がっていて、首都圏では過去最高の感染者数を記録していますね。
これら二つの出来事に、因果関係があるかは正直分かりませんが、数字的には二つとも事実だと思います。
さて、皆さんはこの二つの「事実」と、オリンピックとコロナのことしか報道していないメディアを見てどう感じますか?
今日は、事実に対して自分なりの意見を持つことが、時には人を遠ざけることもあるし、求心力にもなるよね~という感じの話です。
それでは、いってみましょう!
それってヒーローなの?
さて、冒頭に私がオリンピックの開催に否定的だったと書きましたが、このことについては、開催している今なお変わっていない考えです。
というのも、感染症の拡大に拍車がかかるとか、せっかく落ち着いてきたこのタイミングでやるべきではないとか、そういう類の考えではないからです。
私が、オリンピックの開催を否定的に捉えているのは、競技者であるアスリートにとって、あまり良い環境じゃないなと思うからです。
これまでは、オリンピックでメダルを獲得した選手が大会を終えて帰国した場合、空港がギャラリーで溢れて、国によっては国王や大統領から称賛されることが多かったと思います。
つまり、メダル獲得者は国のヒーローとして扱われていたということですね。
では、現在の状況でメダルを獲得した選手が帰国したらどんな扱いになるでしょう?
選手だからと言って、特別待遇を受けることは無いでしょう。漏れなく2週間近くの隔離生活を強いられ、その間に4回程度の検査を行う。
やっと、隔離生活から解放されて自宅に戻った時、家族や近隣の人たちは心から祝福してくれる人ばかりでしょうか?
少なからず、出場そのものを見送った選手がいて、声明を発表していたりします。世界ランキング上位の方であれば、メディアでも報道されているでしょう。
この選手たちは、自己判断で”今は出場すべきでない”と決めているわけです。
この選手たちを支持する層が一定数いる中で、メダルを獲得して帰国した選手の扱いを考えると、、その扱いって、ヒーローなの?という対応をされる気がしてならない。
こういった選手のことを考えると、私は否定的な考えを持ち続けているという感じです。
考えを持つことは悪か?
今回のオリンピックの件に限らず、様々な出来事に対して自分なりの考えを持つと損すると考えている人が多いように感じています。
波風立てずに、周りに合わせている方が無難に生きていける。
こんな考え方もあると思いますが、本当にそうでしょうか?
私は、自分の主張が強すぎるので、組織になじめず”社会不適合者”だという認識を少なからず受けてきました。
けれど、これが間違っていたと思ったことは1度もないと思います。
というのも、私が尊敬する人だったり、好きになる人だったり、一緒に仕事をしたいと思う人は、皆さんしっかりと自分の考えをもって、主張することができる人だから。
類は友を呼ぶっていうし、お前だけじゃね?
そう思う方もいるかもしれません。
では、そう思った方に質問です。
あなたの好きなアーティストや有名人は、
人に合わせるタイプですか?自己主張をしっかりするタイプですか?
中にはよく分かんないという人もいるかもしれませんし、対象がモデルさんだったりすると、見た目が好きだというケースもあると思います。
ただし、モデルや歌手、俳優、芸能人は、いわゆる”表現者”なので、あの方達が出している曲やドラマ、作品などは全て”自己主張”の塊です。
周りに合わせるようなタイプの人は、表現者の世界にはほとんどいないでしょうからね。
もうお分かりだと思います。
色々事情はあるかと思いますが、自己主張するからこそ人の心を動かして、本当の意味で信頼関係が生まれると思いませんか。
人間が人間である唯一の理由は”考えることができるから”です。
何かしらの理由で、考えたことを表に出さないように制限し続ければ、考える力もどんどん落ちていきます。
もし、いつまでも本当の意味で、魅力的な人でありたいと思うのであれば、自分の考えを人に伝えるということにチャレンジしてみて下さい。
知り合いが嫌なら、noteをうまく使うのも良いと思いますよ!
じゃ、またね!