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自らのやるべきことを【474/1000】

【ラジオ体操776日目】
【ニコチンレス生活497日目】

こんばんは。
相手を信用しているからこそ、何も言わずとも動いてほしいと考えていた時期があったけれど、それは信用とは呼べないと感じるようになっているコマリストです。


今日は『あなたが思うほど完璧な人はいない』というテーマで書いていきたいと思います。


どうしてこっちから声を掛けないといけないんだ!


誰かに物事を教えるような立場になったことがある人で、こんな感情を抱いたことがあるという人は多いはず。


コチラから善意をもって教えているにも関わらず、相手が自ら行動するという状態にならなくて、しびれを切らしてこちらから探りを入れる。


こんなことを何度も繰り返しているのに、一向に本人のやる気が感じられず、期待しているような動きをしてくれない。


こういうことって本当に多いですよね。


今日は、相手のことを心から信頼することと、自らの理想を相手に押し付けることを混同してはいけないというお話です。


分かっていても、やっぱりやってしまうんだけどね。

信頼と期待

大丈夫

これまでも何度か書いてきましたが、師匠の中村さんが主宰するコミュニティにおいて、今年の頭から、某企業の部長を務めているN氏の指導役の立場を任されています。


私と同じように指導役の立場を担っている人は8名。


その8名の中にいる一人から、課題提出期限の2日前にこんな質問が投げられました。


Sさん
『皆さんは指導者として、どんなスタンスで相手に臨んでいますか?今回の課題について、今朝まで何も連絡がなくてこちらから状況確認をしました。
私的には、主体的に動いてほしいのでできる限り静観するスタンスなのですが、それはよくないのかな〜と思ったりしていまして。。。』


この質問に対する他のメンバーの答えは大多数が「こちらからは連絡をしないのが正しい」というもの。
#多少の差はあったけど


あなたならどう答えますか?


もちろん、相手によって指導方法を変えるという人もいると思うので、唯一の正解というものがあるわけではないです。
#人それぞれ


ちなみに、私は期限を決めてこちらから連絡を入れるという選択をとります。


これにはもちろん理由があります。


・自ら行動して積極的な姿勢を見せるべきだ
・信じているからこそ待つことが重要だ


否定するつもりはありませんが、こういった意見は、結果的に相手が期限内に動いてくれた時に初めて正しいものであったと評価することが出来ます


もしも、このように考えてこちらからアクションを起こさなかった結果、期限内に相手が動いてくれなかったらどうか?
#後悔は無いのか


きっと、こちらからアクションを起こさなかったことを後悔するはずです。
#少なくとも私は
#後悔してしまう


もちろん、相手にわざと失敗させて学びを得てもらうというのもありですが、重要な仕事でその選択肢をとることが果たしてできるでしょうか?
#お客さんに迷惑がかかる
#会社の信用問題


そもそも、指導を受ける立場なら積極的に動くべきだというのは、指導者側に考えであって、相手の考えではありません


相手を信じているのであれば、
期限まで○日になっているけど何か困ってたりしますか?と聞けばいい。
#信用していても聞けることはある


ということで、今回のSさんの声掛けは何も間違っていると思いません。


この声掛けは気遣いであって、相手の成長の機会を奪っていることにはならないから。
#あなたに気を遣って
#質問できていないかもしれない


”あなたのことを信頼しているからこそ○○”


良い言葉のように聞こえそうですが、これは単なる期待の押し付けです。


こんな風に伝えることで、相手にプレッシャーを与えかねないし、期待しすぎている分、その反動で指導者側にストレスが発生しやすい。


期待と信頼をきっちり区別して整理しておいた方が、相手との関係性を健全に保つことが出来るはずです。

やる気を見せないのは

よしっ!

ココからの内容は、完全に個人的な考えなので、賛同できないという人も多いかもしれません。


私が、常に意識していることとして、何か問題が発生した時に犯人探しをするのではなく、「こうなる前に、自分に出来ることはなかったか」を考えるようにしています。
#自責


これは明らかに自分に非が無い場合でも、意識している私のスタンスみたいなものでもあります。
#毎回は出来てないけど


今回のようなケースに当てはめると、
・相手が連絡してこないのは忙しいからかもしれない
・相手が連絡してこないのはやる気がないからかもしれない


こんな風には考えません。


相手が連絡をしてこないというのは事実です。
そこで、この事実が発生するまでに自分は何をしたのかということをまずは考える


もしも、待っていただけなら、それは何もしていないのと同じです。
#できることはあったはずだよね


本当にこちらから出来ることはなかったか?


こう考えてみると、課題が出されたその直後か翌日に、いつごろまでに出せそうかと確認することだってできたはずです。


課題を進める上で困っていることは無いかと質問することだってできたはずです。


自分自身が出来ることをしなかったのに、相手にだけ期待を押し付けるのは人として違うと思う。
#厳しいけど


そもそも、相手にやる気があったら自ら動くはずだと考えている場合、相手にやる気がないのはコチラの接し方に問題があるからかもしれないと考える必要があります。


私のメイン業務としている業界では、どれだけ伝えてもクライアントが動いてくれないから成果が出ないと文句を言う同業者がいます。


そんなものは、クライアントが動こうと思える提案が出来ていない自分の実力不足だし、情報知識を伝えるだけならChatGPTの方が格上です。
#これから厳しくなる
#あり方を磨こう


クライアントが自ら動きたいと思えるような提案をし、モチベートし続けるのがプロとしての仕事なんです。
#私の考える
#プロとは


相手を責めたり、状況を嘆く前に、自分に出来ることは本当にないか(なかったか)と考える


結構大切にしているマインドなので、共感してくれる人が多いと嬉しいです。

じゃ、またね~!

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