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飛んでこない球<529/1000>

【ラジオ体操830日目】
【ニコチンレス生活551日目】

こんばんは。
結果を問わず、とにかく数をこなすことが出来る仕事では、四の五の言わずに圧倒的な量をこなすことが重要だと考えている非生産性の塊ことコマリストです。


今日は『数を追いかけているつもりなのに』というテーマで書いていきたいと思います。


量よりも質が大事だ!


こうやっていう人は、どこの職場にでも1人や2人いるものです。


だけど、実際にはそうやって言う人ほど量をこなしている人よりも質が低かったりする。


結局のところ、量よりも質が大事だと言う権利があるのは、誰よりも量をこなしてきた人だけなんだろうなと思う。


量をこなす前から、やらない理由として『量よりも質が大事だ』と叫ぶのは、ただ逃げているだけなんじゃないかな。。


今日は、打席に立つ回数を増やすことは大事だけど、待っていてもボールが飛んでくるとは限らないよね~というお話です。


バッティングセンターでもお金を入れないと球は飛んでこないですからね~。

それは、カウントできてない

飲み仲間

今日の午後、仲の良い社長さん(Kさん)に呼び出されて仕事の依頼を受けつつ雑談をしていました。


その雑談の中で、面白い話があったので紹介します。


Kさんは、一言で表すと『人格者』と呼ぶのがしっくり来るという、本当に素敵な人柄の持ち主です。


ふた周りほど歳が離れている私に敬語を使い、こちらが恐縮してしまうほど丁寧に扱って頂けるので、いつも頭が下がります。


そんなKさんには飲み仲間でもあり、毎日のように電話して互いに情報交換をしているFさんという社長がいます。


このF社長は、新しい物好きのミーハータイプ。


いつお会いしても、『このままでは日本の製造業はダメになる!何か新しいことをやらなければいけない。』と口癖のように言っています。


そんなF社長をK社長が、いつも『それも良いけど、まずは本業に専念した方が良い』と諭しています。


この会話の後に続くのは、F社長のこんな一言。


商談会や交流会に参加したり、専属のコールスタッフと契約して新規開拓を頑張っているのに数字が伸びないのは景気が悪いからだ!


果たして本当にそうでしょうか?


確かに、F社長は対外的には営業活動を精力的に行っているように見えています。


だけど、結果につながっていないという状態。


これは、F社長の勘違いによる”つもり営業”が大きな原因になっていると感じます。


確かにF社長は様々な場面に顔を出していますが、その場所で出会って名刺交換をしてそこで終わってしまいます。


翌日以降、こちらから電話をすることはほとんどなく、相手から仕事の依頼が飛んでくるのを今か今かと待っているだけ。


これでは、数をこなしていると勘違いしているだけで、実際には球の飛んでこない打席に何度も何度も立っているだけなので、それは本当の意味で打席に立ったと言えません。


これに反して、K社長は知り合った方には必ずお礼の連絡をいれて、少しでも世話になった相手にはお中元とお歳暮を送ります。


また、納品の際はできる限り配送業者を使わずに、自ら足を使って会いに行く。


なかなか真似できることではありませんが、やっていることはシンプルで、それでいて効果の高いやり方だと思います。


K社長は、数年前まで1社しか取引がなかったのに、今では100を超える企業と付き合っています。


いくつか手順がある活動については、全ての手順をやりきって初めて1つカウントされるものです。


途中までやって、そこで終わっている間は、カウントが1ミリも増えていない。
#自己満足でしかない


たまにおこぼれみたいなものはあっても、再現性がないので企業としては自社のコントロールで何とかできたことにはならない。


F社長には、やんわりとこの辺りを伝えつつ、本業部分でしっかり稼ぐことが出来る体質を構築して言って欲しいなと切に願います。

じゃまたね〜!

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