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生存本能?育児の悩み不要論

【ラジオ体操279日目】

こんばんは。
親族の子供たちを見ていると、子育てという言葉を疑いたくなってしまうコマリストです。


今日は、『勝手に成長する子供たち。大人としての役割とは?』というテーマで書いていきたいと思います。


褒めて育てる。
叱って育てる。
どちらもしない。


皆さん的には、どれが正しいという意見はあるでしょうか?


子供たちの育てかたについて、色んな意見が飛び交っていますが、答えなんてないような気がしています。


”子供たちに対してこんなふうに接すると良い”


そんなものが全く関係ないと思えるくらいに、勝手に成長している子供たちを見ていると、悩んでいるのは大人だけだということを思い知らされます。


今日は、子供たちの成長を見ながら感じた人間の強さと大人たちのエゴについてのお話です。


子育てに悩んでいる方が、何かを考えるきっかけになったら嬉しいです。

バースデーパーティ

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さて、今回私が考えさせられるきっかけになったのは、親族に招かれた誕生日パーティでした。


定期的に集まってBBQをしたり、タコパをしたり、テイクアウトパーティをしたりする間柄なので、ものすごく久々というわけでもありません。


前回集まってから2ヶ月ぶりの集合でした。


親族の中には小さな子供が何人かいて、その成長を見る度に子供って本当にすごいなと思わされるわけですが、今回は本当に面白かった。


主役は、1歳の男の子。
4歳になるお兄さんがいるので、2人兄弟の次男です。


この子、ホントに逞しいんです。


次男あるあるなのかもしれませんが、お兄ちゃんと比較して、放置されることが圧倒的に多く、1人で過ごす時間が長い


で、今回面白いなと思ったのは、食事での光景。


4歳になるお兄ちゃんですら、1人でご飯を食べられないのに、1歳の弟がおもむろにフォークを手にして1人でご飯を食べているではありませんか。


それを見た大人たちは、1人でご飯を食べる逞しい1歳児に賞賛の声を送るw


その賞賛に煽られて、お兄さんが負けじと1人でご飯を食べようとする。


たくさんこぼして、汚していましたが、誰よりも”生きることに純粋”な1歳児の姿は、教育や躾など、不要だと思わせてくれました。

生への執着

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さて、この1歳児の姿は、私に何を教えてくれたのか。


それは、
躾や教育に悩むのは保護者のエゴなのかもしれないということ。


・1人で食事ができるようになるのは〇歳くらいから。
・〇歳になっても1人でご飯を食べられないのは発達が遅れている。


こんなことを言う人もいると思います。
#ホント黙ってて欲しいやつ


では、この兄弟のコースの場合はどうでしょう?


4歳のお兄ちゃんは1人目の子供です。ということは、保護者は間違いなく色々と調べて手を尽くしてきたはず。


そして、2人は兄弟なので同じ両親に育てられています。


それなのに、4歳になっても1人で食べようとしないお兄ちゃんと、1歳にして1人で食べようとする弟。


この違いはなんなのか?


子どもの発達の違い?
そんなはずありません。


単純に、弟くんは放置される時間が多かったから、自分で何とかするしかないと思いながら生きてきた。
#1歳児ながら


この状態を、冷たいと思う人もいるかもしれません。


けどね、お兄ちゃんが4歳で弟が1歳という年齢だと、弟にばかり構ってあげられないんです。


弟に構う時間が長くなると、多くの場合、お兄ちゃんの機嫌が悪くなる。


機嫌が悪い時に手が付けられないのは上の子だったりする。


つまり、男兄弟の家庭ではよくある話ともいえる弟くん放置w


で、躾や教育を丁寧に受けていない弟くんの方が先に色々と出来るようになる。


これは、どう育てるかなんてことに悩んでること自体無駄な気がしませんか?


生きることに対する執着心がある方が、親の望むような強い子に育つ。


放置しましょう!
という結論なわけでは無いですが、大人が思っている以上に、子供は逞しいので、思い悩んで過保護になるくらいなら、思い切って子供に任せてみればいいと思います。


1歳児から教えられるなんて、なかなか面白いですね(笑)

じゃ、またね!

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