恥ずかしがらないで♡
【ラジオ体操172日目】
こんにちは。
読書を趣味にするほど本が大好きなので、時間がある時に書店に入ると丸一日過ごしてしまいそうになる本の虫ことコマリストです。
今日は『読解力の磨き方』というテーマで書いていきたいと思います。
自分には読解力がある!
自信をもって、これが言える人はなかなかいないと思います。
そもそも読解力の高さを客観的に知ることができる指標なんてものがあるわけでもないので、読解力に自信があるというのは根拠がないのかもしれませんね。
その上で、私は読解力に自信があります(笑)
今日は、読解力の重要性と、それを磨くための具体的な方法について、私自身の読解力がどのようにして磨かれたのかということを、ご紹介するというお話です。
それでは、どうぞ!
読解力ってどのくらい大事なの?
さて、「指標はない」と言っておきながら、自信があるというと恥ずかしい人みたいなので、私なりの指標を書いておきます。
指標としているのはセンター試験の『現代文』。
大学入試は基本的には最期の受験なので、このセンター試験の現代文での点数は一つの指標になりうるかなと勝手に言い切っています。
理系の私が、現代文で獲得した点数は98/100点。漢字を一つ間違えましたが、文章読解はフルマーク!
そうです。
過去の栄光を振りかざして、読解力があると言い切っている頭のイタイやつです。
#結局恥ずかしい
それはさておき、「読解力」はどの程度重要なのかということについて、考えてみたいと思います。
これもわかりやすいのは、「勉強」についてです。
国語はもちろんですが、数学も社会科も理科も英語も、すべてに共通するのは「日本語で問題が出されている」こと。
作問者が、問題を考えて、日本語で文章を作成し、学生はこれを解くことになる。
もちろん英語は、言語こそ違うけれど、長文や会話のやり取りから答えを見つけ出すので、言語が違うだけで国語と同じですね。
そうなんです。勉強において、すべての基礎になるのが国語力であり、作問者の意図を正確に読み取る読解力は最重要と言えるんです。
これは、社会人やビジネスでも同じです。物事には必ず何かしらのストーリーがあって、これを正確に読み取ることができれば多くのことを上手くいかせることができる。
人と人が関わる限り、読解力は全ての基礎ともいえる重要な要素なんです。
読解力の磨き方
お待たせしました。読解力がめちゃめちゃ重要だということをご理解いただいた上で、読解力をどうやって高めるのかということをお伝えします。
その方法とは、、
『読み聞かせ』です。
え?たくさん本を読むとかじゃないの?
そう思った方もいると思います。
確かに本を読むことで、知識を高めることは可能です。ただし、読解力を高めるという点においては、声に出して読み聞かせをするのが効果的なんです。
小学生の頃を思い出してみて下さい。
多くの小学校で、『読み聞かせ』が宿題として課されていたと思います。あれにはちゃんと意味があったんですね。
#日本の教育を見直しました
あの宿題に小学生も保護者も本気で取り組んでいたら、読解力は格段に高まっていたに違いないと思います。
「本気で」というのがどのくらいかというと、登場人物になりきって声を変えたり抑揚をつけたりしながら、聞いている人に”伝える”つもりで読む。
これをすることで、登場人物がどんな状況でどういった感情を抱えているのか、なぜその発言をしたのか等を”人物になりきって”理解するんです。
そして、その読み取った感情を言葉に乗せて、聞いてくれている人に届けることで、さらに理解が深まる。
ちなみに、教科書に掲載されている物語は、メッセージが明確で、作者の思いが読み取りやすいものが選定されています。
なので小学生の6年間で関わる物語一つ一つにしっかり向き合って、『本気の読み聞かせ』をすることで、自然と読解力が身につくということ。
でもね、多くの小学生(特に高学年)は、実際は読んでないのに保護者のサインだけもらったりしていて、聞くのが面倒な保護者に至っては、印鑑を小学生に渡しているという場合も。。
これに本気で取り組んだ子供たちは、学年が上がっても社会人になっても高い読解力を持っているので、勉強も仕事も人より少し楽になる。
どっちがいいと思いますか?
大人になってからでも身につくか
さて、このnoteを読んでくださっている方の多くは、小学生ではないと思います。
もしかしたら小学生のお子さんを持つ方もいらっしゃるかもしれないので、その場合には、是非お子さんに真剣に取り組むように伝えてあげてほしいです。
でね、大人の場合はどうか?
実は大人になってからの方が、読解力は重要です。
なんせ、答えのない問題と日々立ち向かいながら、変わり続ける状況に臨機応変に対応していかなくてはいけないんです。
状況を正しく読み取り、判断する力。
これは、まさしく読解力です。
そして何より、大人になると対人関係が複雑化します。
たくさんの人と関わる中で、様々な状況に置かれた、いろんな人の感情を理解することができたら、人間関係が楽になると思いませんか?
この感情を読み取る力も読解力です。
読解力とは『文脈から本質を読み取る力』なので、社会人が持っていれば間違いなく武器になります。
では、大人になってからでも身につくのか?
これについては、時間はかかるけれど『YES』だと思っています。
そして、その方法はいくつかありますが、やはり効率よく身に付けられるのは『読み聞かせ』だと思っています。
その理由は、自分自身が直接経験しなくとも、短時間で様々な主人公の様々な境遇や感情、世界を疑似体験することが可能だから。
それでも時間がかかるのは、『大人は恥ずかしがるから』です。
”声に出して読む”のではなく、子供たちに聞かせるつもりで、主人公になりきって読む。
こんなこと、ここ数年の間にやったことがある人、ほとんどいないですよね。実際やってみると、なかなか恥ずかしいですよw
もしも、最強の武器である読解力を効率よく身に付けたい、高めたいと思うのであれば、恥を捨ててまずは10冊の物語(絵本でもよい)に挑戦してみて下さい。
ちなみに、誰かに聞かせたくない場合は、携帯で録音して自分で聞いてみて下さい。言葉から感情が伝わってくるようになってきた時、間違いなく読解力は向上しています。
じゃ、またね!