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王の器

プライベートで足首を捻って、足首の下が大きく腫れ上がり、フタコブラクダに進化したコマリストです。
#絶賛診察中
#人生初の骨折は無さそう


先日、久々に映画を観ました。
夏頃に予告を見てから、ずーっと楽しみにしていた「ライオンキング」。


世界的に有名な作品でありながら、リメイクはあっても続編やアナザーストーリーが作られるということは無かったのに、今回これを作ったのは何か実験的な意図があるのか?
#なかったよね
#知らないだけかも


それはともかく、皆さんご存知ライオンキングの主人公である”シンバ”。


恐らく、世界一有名なライオンだと思う。
たけど、このシンバの父親である”ムファサ”については、あまり語られることは無かったし、よく知らないという人が大半のはず。
#そりゃそうだよね
#作品として作られてなかったし


もちろん私も、ムファサのことを知らないライオンキングファンの1人です。


幼少期には絵本で読んだし、映画もオリジナル、リメイク共に何度も鑑賞しました。


大人になってからは、ミュージカルでも鑑賞しているので、こうやって振り返ってみると、私の中でもなかなかの推し作品なんだと思う。


前置きが長くなりましたが、まずは作品を観てどうだったのかについて!


もうね、めっちゃ最高だった👍
お世辞抜きに、みんな観てほしいとオススメ出来る作品です!
#コマリストのお世辞とか
#誰も求めてない


これは、アニメーション作品と呼んで良いのか?という圧倒的にリアルな映像の美しさと高揚感や悲壮感など、観ている側の感情を揺さぶる音楽のチョイス。


過去作品のファンをしっかり喜ばせてくれる”アイツら”の起用。


そして何より、洗練されたストーリー!
さすがはディズニーさんです🍀


でね、今回書いておきたいことは、作品の内容ではなく、ストーリーを支えているメッセージに関することです。


といっても、ネタバレはなるべくしたくないので、内容にはあまり触れずにいきたいと思っています。


そのメッセージとは、
時代を超えて語られる、王としてのあり方。
つまり、帝王学と呼ばれるもの。


身内だけの小さな組織のリーダーであれば、ただ外からの情報や人材を遠ざけることでリーダーであり続けられる。


身内を越え、組織の規模が大きくなる時には、リーダーの強い想いだけでなく、リーダー自らが研鑽を積み、圧倒的なカリスマと強さが必要になる。


さらに種族を超え、大きな組織の王になるために必要なのは、自らの至らなさを認め、個々のメンバーの良さを理解し、共に夢を実現するために力を貸してほしいと声をあげられる強さ。
#ワンピースのルフィを思い出した
#頭を下げられる強さ


自分自身の弱い部分を認めてさらけ出し、相手の強い部分を認めて称え、堂々と助けを求めるというのは、簡単に出来ることではありません。
#プライドが邪魔をする


だけど、偉大な経営者やおおきな組織のリーダーの腰が低く見えるのは、そういうことなんだと思う。


正直、ライオンキングという作品を通じて、帝王学を考えることになるとは思っていませんでした。


今の私に圧倒的に足りないものであるからこそ、年末のタイミングで伝えられたメッセージを噛み締めて、来年に向けて始動していきます。


王の器。
まだまだ未熟でしかない私に足りていないものを知る、重要で濃厚な学びの時間でした。


あ、ネイティブ・アメリカンの言葉なんかも使われていて、感動するだけじゃなく本当に学びの多い作品なので、皆さんもぜひ映画館で観てくださいね❤️

じゃ、またねー!

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