流行をつかみ取れ!?
【ラジオ体操233日目】
こんにちは。
流行りものには全く興味がなくて、むしろみんながハマっているものを避けるようにして生きてきた目立ちたがり屋のコマリストです。
今日は『流行はどうやってできるのか』というテーマで書いていきたいと思います。
流行は20年で繰り返される。
こんな言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これ、何の根拠もないし、ちょうど20年で同じものが流行るというわけではないというのは分かると思います。
ネットで「20年前の流行」と検索してみると、その当時流行していたものが出てくるんですが、正直それらは20年後の現代で流行していないんですよね。。
なので、20年という部分は無視するとして、流行りというものは実際に繰り返すのか?
今日は「シャツをインするスタイルがトレンド!」という朝の情報番組を横目に見ながら、私が考えていたしょうもない話をダラダラ書いていきます。
何の参考にもならない話なので、どうしても時間をつぶしたいという方だけ読んで下さい(笑)
流行は繰り返すのか
さて、流行は繰り返すのか?問題について考えてみましょう。
個人的には、繰り返すに決まってる!という感じ。
というのも、流行を作っているのはテレビやSNSなどのメディアだから。
これらのメディアを通じて情報発信をするのは、大体「大人」なので、大人がお金を儲けようとして新しいコンテンツを考えたところで、過去の経験の中からしか生まれない。
昔流行った○○をアレンジして・・・
みたいな感じで「新しいスタイル」として発信された過去の流行を目にした私たち情報受信者がマネして、小売店が取り入れて、流行が形成される。
もちろん、0から1を生み出している起業家みたいな人が、大々的にメディアで発信をして流行を抑えにいっているのであれば、”全く新しいもの”も出てくるかもしれません。
けれど、起業家ってそんなことしてる暇がない人が多いし、視聴する側としても”全然知らない起業家”が発信している情報って見ていないことが多いですよね。
だって、怪しいしw
で、結局”失敗したくない人”が発信する二番煎じみたいなものを目にすることが多いから、新しいとされる流行を目にした大人たちは「既視感」みたいなものを感じる。
そして、仮にそれらが全く新しいものであったとしても、”知らないもの”としては解釈されない。
これは、人が持っている
「知らないものを嫌う」とか「流行から取り残されたくない」
こんな感情や性質が相まって、”昔、流行った〇〇みたいなもん”というレッテルを張り付けて、受け入れようとするから。
はい。これで、「繰り返す流行」というものが完成しました。
情報番組をこんな視点で聞いているコマリストのひねくれ度合いが良く伝わったかなと思いますw
流行の先端
さて、ここまでは、流行は繰り返されるべくして繰り返されてるよね~という話について書いてきましたが、もう一つ考えてみたいことがあります。
それは「流行の先端」について。
時代の先端を行く雑誌というキャッチコピーで有名?なWEDGEのお話ではありません。
余談ですが、あの雑誌、新幹線に乗ると、車内販売していたり、グリーン車に備え付けてありますよね~。
話を戻しますw
前半で書いてきたように、流行というのはメディアの戦略によって、意図的に作られている場合がほとんどです。
#もちろんすべてではない
雑誌なんかに「2021年のトレンド」とか、「今年はこれが流行る」みたいなコピーが並んでいて、流行の先端を求める人はこれを手にする。
ここで考えてみてほしいんですが、「流行」というものが意図的に作られているとした場合、あなたが雑誌編集者や番組プロデューサーだったら、次のうち、どちらを取り上げますか?
❶一部の中で流行っていて、本人たちがこれから流行ると思っているもの
❷すでに特定の世代の1割程度が認知していて、本人たちがこれから流行ると思っているもの
❸まだ、認知されていないが、専門家の中でこれから流行るといわれているもの
決まりましたか?
これ、恐らく現状は❷が選択されているんです。
その理由は、”成果”を求められているから。
例えば、
雑誌の編集者は「購買率」
番組プロデューサーは「視聴率」
こういった成果を求められた時、ほとんどの場合が”すでに一定以上の認知を獲得しているもの”が選択される傾向があります。
当たり前ですよね。失敗したくないから。
では、先ほどの3つの選択肢のうち、本当の流行の先端はどれなのか?
単純に”最新”という切り口で考えてみれば、❸の専門家が認知しているものが最も先端に位置しているはずです。
そして、その次に来るのが、❶の一部の中で流行っているもの。ただし、これでも実際には製品化されてから短くても1~3年くらい経過している可能性が高いです。
最後に来るのが、今世の中のメディアで紹介されている❷です。これは、特定世代の1割が認知している状態になっているので、登場してから少なく見積もっても3年~5年が経過している。
はい。
つまり、流行の先端という煽りで紹介されているもののほとんどは、”一昔前”に製品化されたものなんですよね。
#東京と地方ではさらに差がある
本当の意味で流行の先端を理解して、流行の先端にいる人という地位を獲得したいのであれば、周りの人がまだ知らないような情報を得て、それを取り入れないといけない。
しばらくは、「イタイ人」扱いされますけどねw
そこから3~5年経過したところで、言ってやればいいんです。
”やっと、時代が俺に追いついた”
いや、時代が追いついた時には次の流行りの先端にいるから、結局追いついてないけどね(笑)
あ、ちなみにこれはファッションだったり、食だったり、ウィジットだったり、我々一般消費者のお話です。
流行を抑えたビジネス展開を考えるのであれば、本当の流行の先端に関する情報を常に仕入れておく必要があるということは覚えておいて損はないと思います。
朝の情報番組から、本当にしょうもないことを考えてしまいました。
最後までお付き合いありがとうございますw
じゃ、またね!
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