質問はシンプルに!
【ラジオ体操235日目】
こんにちは。
コミュニケーションの達人になるためには、伝え方ももちろん重要ではあるけれど、”聴き方”が一番大事だと分かっているのに、マシンガントークをやめられない口から生まれたコマリストです。
今日は『マジッククエスチョン』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんは、『質問』するのが得意でしょうか?
私はどちらかと言えば話すことは得意ですが、質問が苦手。
少しでもコミュ障を克服しようと、質問スキルをたくさん学んで、知識だけはたくさん身に付けました。
ただ、知識として知っていたとしても、実際にコミュニケーションをとる場面で出てこなければ何の意味もないですよね。
今日は、質問するのが苦手で色々学んでみたものの、一向に苦手意識を払拭できないあなたのために、”すぐに使える5つの質問”を紹介してしまおうという回です。
noteに自分の言葉で整理することで、私自身が再認識したいという目的があることは内緒にしておいて下さいね。
質問の種類
さて、まずは『質問』の知識的なお話をしていきます。
この部分は、正直あまり役に立つものではないので、サラッと読んで”ふ~ん”くらいに理解してもらえれば十分です。
質問には、もっとも有名かつ大きな分類として2つの種類があります。
それは、
❶オープンクエスチョン
❷クローズドクエスチョン
知ってる知ってる!という方と、何となく聞いたことあるかもという方が多いと思います。
簡単に説明しておきますね。
オープンクエスチョンとは、
答えが絞られていなくて、相手が自由に答えられる質問
クローズドクエスチョンとは、
相手が「はい、いいえ」の二者択一や「AorBorC」の三者択一などで答えられるような、回答範囲を狭く限定した質問
こんなものは、ググればすぐに出てくる内容なので、どうでもいいですw
これらをどうやって使うのかということの方が3倍くらい重要。
#そもそもあまり大事でもない
質問の使い方
例えば、プライベートで初対面の場合、
基本的にはクローズドクエスチョンをメインに会話をスタートして、徐々にオープンクエスチョンに移行していくというのがよくあるパターンです。
質問の例としては、
・今日は、少し暑いですね
・今日はどこから来られたんですか
・○○は好きですか
こんな感じ。
全く相手のことを知らない状態だから、情報を引き出すために答えやすい質問から始めるくらいに理解しておけば大丈夫です。
初対面の人から、いきなり「今の日本経済についてどう思いますか」とか「どんな学生時代を過ごしましたか」みたいな質問をされると、少し構えてしまうと思います。
自分が初対面の人にいきなり聞かれたら回答に困る質問は避ける!
これだけ意識できれば完璧です。
で、次の段階として答えやすい質問をいくつかした後に、相手が答えた内容に関するオープンな質問を投げかけていく。
これも例を挙げると、
・猫かわいいですよね!猫のどんなところが好きなんですか
・○○県めっちゃ良いところですよね!実は行きたいと思ってたんです。おすすめスポットとか教えてもらってもいいですか
こんな感じ。
ポイントは、「共感(褒める)」+「オープンクエスチョン」という使い方をすることです。
先に共感を入れておくことで、”この人、私に興味持ってくれてる”と感じてもらえるので、次の質問にもノリノリで応えてくれる。
え、、と。
なんか詐欺師みたいなこと書いてますね(笑)
ちなみに、これはあくまでもプライベートの場面で、話すことが決まっていない場合のケースです。
ビジネスの場面だったり、プライベートでも”相談を受ける”という場合は、順序が逆になることが多いです。
詳しくは説明しませんが、
「今日は、暑いですね」からスタートすると相手の貴重な時間を奪ってしまう可能性が高いですよね。
最初から、
「今日はどんなお話を聞かせてもらえますか?」のようなオープンな質問を投げかけて、相手が抱えているものを吐き出してもらうことから始めた方がスムーズです。
黒コマリスト的に言うと、
”相手が主導権を握っているように錯覚する”ような質問から始めると、スムーズに会話が進みます( ̄ー ̄)ニヤリ
リクエストがあれば、このあたりも詳しく説明しますが、長なりそうなので今日はこの辺にしておきます。
マジッククエスチョン
お待たせしました。実はここからが今日の本題ですw
いつも前置きが長くてすみません。
質問することに苦手意識を持っている人が、すぐに使える5つの質問を紹介します。
まずは結論から、
1.例えば
2.具体的に
3.それはなぜ
4.どのように
5.他には
え?これだけ?
そう思った人もいるかもしれません。
これだけですw
冒頭にも書いた通り、コミュニケーションの達人になるために重要なのは、伝え方ではなく「聴き方」です。
つまり、いかに相手から情報を引き出せるか。
もっと言うと、いかに相手に気持ちよく話してもらえるか。
相手が話したことに対して、質問者が解釈を加えたりすると、長くなりますよね。それって、相手は楽しくないんです。
しかも、その解釈が間違っていようものなら、”この人は分かってくれない”と感じてしまう。
だからこそ、シンプルな質問が最強なんです。
全ての質問に共通するのは、相手が話したことを深堀りするような質問であるということ。
この質問に、「うなづき」と「あいづち」が加われば、コミュニケーションの達人の完成です。
だまされたと思って、使ってみて下さい。これまでコミュニケーションに悩んでいた人ほど、劇的な効果を感じられると思います。
じゃ、またね!