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優しい人とは

【ラジオ体操168日目】
【体重59.6㌔ 体脂肪率15.0%】

こんばんは。
今年も残すところ半分となりました。「優しい人になる」という目標を掲げて望んでいるけれど、本当の優しさとは何なのかということに、この段階で少し迷っているコマリストです。


今日は『理解されない優しさ』というテーマで書いていきたいと思います。


人から相談されたり、アドバイスを求められることって、仕事でもプライベートでも少なからずあると思います。


そんな時に、
・相手のレベルに合わせてできそうなことを伝える
・相手の未来を踏まえて、本質的なことを伝える


多くのアドバイスは、このどちらかに分かれますよね。


もちろん、相手の状況を無視して、持論を展開するという対応もあるとは思いますが、今回のテーマが”優しさ”なので、このパターンは一旦置いておきます。


さて、優しさという観点で考えた時に、本当に優しい人の対応ってどっちなんだろう?


ということについて、考えるきっかけがあったので、今の私の考えを書いておこうと思います。

本当の優しさって?

さて、冒頭に書いた2つの対応パターン。どっちが優しい人なんだろうということを考えさせられることになったきっかけは、私自身の経験といつも学ばせて頂いている西野亮廣さんのVoicy。


西野さんのVoicyでは、毎週日曜にサロンメンバーから寄せられた質問に、本気で回答するということを実施されています。


つい先日の質問の回答の中で、”あ、同じ考え方だな”と思いつつ、聴く人によっては冷たいと感じそうだなと思ったものがあります。


細かい内容が気になる人には、聞いて頂くとして、ざっくり書くと、

『今、困っていることがあるから具体的な対処法としてこんなことを考えています。西野さんならどうしますか?』


こんな質問に対して、

『その打ち手はやめておけ!そこに頼ると、問題の先送りになるだけだから、取り組みべきはそこじゃない。』


という回答をしていました。


この回答。一見すると、冷たいように感じるという方もいると思います。今困ってんだから、今を乗り越えるために考えた打ち手を許してあげてもいいじゃん!っていう声がありそうなんですよね。


でもね、少なくとも私は本当に相談相手の未来を考えた、最高の回答だなと思ったんです。


ただ、同時に”今の問題"に対処するアドバイスをしたほうが、優しい人だという認識を持たれそうだなということも考えたりしました。

コマリストのケース

私は特定の友人と月に一度集まって、飲みに行く習慣があります。
#私は下戸
#飲まないけどテンション高い


このメンバーは、全員が10年以上の付き合いになるような、気心の知れた仲間です。
#このメンバーしか友人がいない


本当に色んな話をする間柄ではあるのですが、先月集まった際、メンバーの一人からこんな言葉があったんです。


A君『コマリストは、本当に正しいことを伝えてくれるけど、簡単には実行できないことが多くて、厳しさがあるよね。』


この言葉に対して、「そう?」と返しつつも、
日頃から”どう伝えるかよりも、どう伝わるか”が重要だと考えている私は、伝え方を考えないといけないかなと考えていました。


この話は、もう数か月前の話で、その時は私自身が伝え方の改善をしないといけないという結論を出していましたが、昨日の西野さんの話を聞いていて、腹堕ちする気づきがあったんです。

何が腹に堕ちたのか

私が普段話していることや、伝えていることは、目の前の問題解決方法ではなく、根本的な問題解決方法だということ。


そして、この根本的な解決方法というのが厄介で、”頭ではわかっているけれど、大変だからやりたくない”と本人や組織が避けてきたものであることが多いんです。


つまり、すぐに効果が出るものでもなければ、簡単な方法ではない。
#むしろきついことが多い


それでも、本当に友人の相談内容をよく聞いて、客観的ではありながらも相談者の立場に立つことや、現場を絵としてイメージすることを重視しているため、めちゃめちゃ真剣に考えて、伝えているんです。


それこそ、”今、顕在化している問題”だけではなく、そもそもの仕組みに問題の原因があるのではないかというところまで疑って、そこを潰すことで長期に亘って同じ問題が起こらないようにするアドバイスをする。


私がしているのは、西野さんのアドバイスほど高いレベルではないにしろ、かなり傾向が似ていると思いました。
#西野さんのアドバイスはドブ板営業


そして、これを伝えられた相手は、
『それは、必要なことだって分かるけど、大変だから避けたい


こんな感じになってしまう。
相手がこう受取ってしまうと、こちらは”今”だけでなく、過去を踏まえて、現在起きている問題の本質を掴み、未来に亘って苦労しないようなアドバイスをしているけれど、”優しくない”と捉えられてしまう。


伝え方が悪いという言葉で片付けるのも良いですが、本当の意味での優しさが伝わっていない結果、誤解されているだけであるように感じました。
#決して自分を称賛しているわけではない


それでも、大変だからやりたくない!と考える人は、楽してお金を稼ぎたいと言っている人と同じだと思うので、誤解を解くために時間を使うよりも、関わらないようにするのが得策かなと思っています。


もちろんA君は、私にとって大切な友人なので、今回の話を次の会で話題に出すことで本人に気づいてもらおうと思います。


優しい人になるというのは、甘やかす人になることではありません。少しだけ、”優しい人の輪郭”に近づける気づきだったかなと思います。

じゃ、またね!

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